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【今、世界に目を向けてますか?-帰国難民編-】

どうも。
しゅーとです。


さて、帰国難民をして3週間がたちましたが、今回はネパールの話ではありません。


コロナウイルスの感染者数を268人(4月18日時点)に、抑えているアジアの国についてです。




その国とはベトナムです。


今回は、ベトナムについて調べたので思うことを共有させていただきたく思います。

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ベトナム。聞いたことがあるとは思いますが行ったことがない人がほとんどではないでしょうか?

実は、ベトナムに行くには、東京からベトナムのハノイまでだと飛行機で約5時間30分でいけちゃうんですね。そして、片道料金は安い時では12000円ほどで行けちゃいます。


そんなボクたちでも距離的・金銭的に行きやすいところにあるベトナムですが、ベトナム政府は4月15日、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため12省で行われているロックダウンを、4月22日まで7日間延長すると発表しました。


世界中で猛威を振るっているコロナウイルスですが、ベトナムは、今日までコロナウイルスの感染者を268人・死者数0に抑えております。

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国の対策としては、ロックダウン以外に、電力小売価格を10%減額を行なう、特定の分野において税金を取らないなどをしているようです。



そして、、、
知らない人も多いかと思うのですが、

実は、ロックダウンの期間であるものの、先日、医療用マスク5万枚及び10万ドル相当の医療物資を日本に寄贈してくれたのですね。

有り難い。。。

ベトナム


更にベトナム政府は、450,000着の医療用スーツと200,000枚のマスクをアメリカに、550,000個の医療用マスクをヨーロッパの5ヶ国に送るなど世界の工場となりつつあるベトナムは、国際社会に対する貢献をしています。



そんなベトナムですが、ベトナムの英字新聞を読んでいると1つの記事に出会いました。


ベトナム政府の通信社であるvietnam newsによると

世界のコーヒーの消費量はパンデミック前と比べて約20%まで落ち込み、ベトナムからイギリスへのコーヒーの輸出量は前年度と比べ約半分の量である

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つまり今、コロナウイルスをコントロールできているものの、世界がまだ危機に瀕しているため、貿易が出来ずベトナムには行き場のないコーヒーが沢山あるんですね。 



実は、ベトナムのコーヒーの生産量は2017年時点で1,542,398tで世界の 16.74%を占めています。ベトナムは、1990年以降から政府の方針もありコーヒーをものすご勢いで作り始め、2004年にはコロンビアを抜き世界で2番にコーヒーの生産量誇るコーヒー大国になりました。


日本もコーヒー豆の全体の輸入量のうち、2019年は20%の87,000トンをベトナムから輸入しています。(全日本コーヒー協会


ベトナムのコーヒー豆?と聞くとあまり耳にしませんが、何故ベトナムから大量に輸入しているかと言いますと。


コーヒー豆にはアラビカ種とロブスタ種があり、ベトナムのコーヒー豆の品種はロブスタ種が盛んです。ロブスタ種は場所を問わず生長が早く、虫や災害に強く収穫量が高いというコスパが最強な品種でして、品質上、日本ではインスタントコーヒーや缶コーヒーによく使われたりしています。

カフェなどで使われるアラビカ種と比べてロブスタ種は半値で取引されることもあります。

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で。


そんなコーヒを扱う誰もが知っている大企業と取引をする現地人に、アジア各国を回っていると稀にお会いする機会があります。

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ネパールのコーヒーを扱う現地人との話ですが、ボクたちが普段、飲んでいるコーヒーは世界中のコーヒーの需要に追いついていくために、想像もできないような規模の熱帯雨林を開墾し、プランティングを行い安価に輸出していると言うような話を聞くんですね。


毎回、言われる決め言葉は『安くて、ハイクオリティ』、1時間後には謎に『ベリーグッドビジネス!!マイファミリー!!』と言われます。笑


そんな現地の起業家の方々が今回、世界中のロックダウンや自粛によって、大ダメージを受けているんですね。

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でね。
ここでボクは、改めて感じたことがあります。



世界中で"モノ"の移動が盛んになった昨今において、ボクたちの生活は物質的に豊かになっていきました。しかし、豊かさを享受する裏側には、他国と密接に結びつくと言うことも付きまとってくるんですね。


ですので、今回のように一国がダメージを受けるとそれに伴って、他の国の人々もダメージを受けるという事態が起こってくるんです。


もう1度言いますが、ベトナムは正常に危機から回復の途中にいるものの、世界に足並みを揃えないと経済の回復は見込めないと言うことなんですね。


ここをボクたちは忘れがちと思っていて、どうしても日本が立ち直ることに目が行きがちで、ボクたちが普段お世話になっている地元の飲食店に食べに行ったりなどしていますよね。

それも、もちろん大切だと思います。


しかし、、、遠く離れた国の人々も普段からボクたちを支えて来てくれたことも忘れてはいけないと思うんですね。

見渡せば、
海外製の製品ばかりです


ボクたちは
世界と間違いなく
つながっています。

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今は、貿易が止まっている為に海外の人々への貢献は出来ませんし、自分の身体を守ることに優先順位が向くべきだと思います。


しかし、今もベトナムや台湾などの国がマスクなどのサポートもしてくれていることもある中で、日頃から遠く離れた人々が支えてくれていると言うことにまずは感謝をする必要があると思うし、


立ち直った時に、また『美味しいコーヒーやチョコレートをよろしくお願いします!!』そう言える自分であれるのがカッコいい大人だとボクは思います。

もちろんコーヒーによる環境破壊などの問題は付きまといますが、今回のような事態だからこそ、自国だけではなく地球視点で物事を考えて行く必要があるのではとボクは思います。

明日も張り切って生きていきます。


では!!!




ネパールの孤児院建設費用に全額費やします。