天才たちから学ぶ、成績が上がる6つのルーティン
毎日の習慣(ルーティン)の重要性は、勉強においても例外ではない。
スティーブ・ジョブズしかり、イチローしかり
「ルーティンを制するものは人生を制する」
といっても過言ではないだろう。
著書「天才たちの日課」より
天才たちのルーティンから
勉強に役立つルーティンを考えてみる。
天才たちの日常は機械的である
毎日同じ生活を繰り返していると、まるで機械と同じでつまらないと思う人もいるだろう。
しかし、多くの天才たちは、それぞれに独自のルーティンがあり、変わらない毎日を過ごす中で、人類史に名を残すような驚くべき発明をしてきた。
著書で上げられたルーティンが勉強に活かせるか考察する。
①早起き
もはや常識として認知されている「早起きは良い」は、天才たちの行動から学んでいるのかもしれない。
「カーテンをあけて朝日を浴びて歯を磨き、コップ一杯の牛乳とパンを一枚食べる」といったように、決まった行動を取ることで、脳に負担をかけない習慣を作ることが重要だそうだ。
朝が弱い人はその時点で受験というレースに出遅れているのかもしれない。
②朝活
天才たちは「午前中の間に仕事を済ませる」ということが共通項らしい。
早起きした朝に、限られた時間の中で勉強をすることが、集中力高く、効率よく行えるのかもしれない。
夜ふかしや徹夜というのは天才たちにとって、非効率的な作業なのであろう。
③粗食
「必要な食事を必要な分だけ」と自らは粗食な生活で、周りの人たちには「たくさん食べなさい」と勧めていたそうだ。
そういえば、天才をイメージすると、なぜか細身な男性を想像してしまう。
もしかすると、粗食であることと学力にも、何か関係があるのかもしれない。
④散歩
天才たちは少なくとも2時間は散歩していたらしい。つまりは時間を持て余しているのである。
その自由な時間に、凡人には想像もつかない、思考の海原を泳いでいたのであろう。
目の前の宿題やタスクに追われているうちは、本当の学習というのは成立しないのかもしれない。
⑤メモをとる
思いついたことをいつでもメモが取れるように、常に紙とペンを持ち歩いていたそう。
天才ですら、とっさに思いついたことはすぐに忘れてしまうことを、認知していたのだろう。
先生が書いた黒板の文字や言ったことをノートに取っているだけでは、学習とは言えないのかもしれない。
⑥友人との交流
彼らは自分の話を聞いてくれる友人を持っていたことで、アウトプットの場になっていたのだろう。
自分が考えたことを話せる相手がいることは大切である。
授業で習ったことを、友人や家族に話すことも、また学習なのかもしれない。
毎日を繰り返すことに、価値がある
この著書には、天才たちは不要な「選択をする時間」を排除していることが書かれていた。
「朝ごはん何を食べようかな」
「今日の服は何を着ようかな」
といった時間をなくして、重要なことだけに脳を注ぎ込んでいた。
さらには、メンタルのコントロールにもなっていたのかもしれない。
「毎日同じものを食べる」
「毎日同じ服を着る」
「毎日同じ行動をする」
これらのルーティンによって、精神的な安定を図っていたのだろう。
天才と同じようにとまではいかなくとも、多少は真似してみることも、良い学習になそうだ。
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