知り合いのハンターと山遊び🦌
出猟は決まって日曜日だ。
今週は、知り合いのハンターと一緒に6人で山で遊ぶことに。
人手が多いとそれだけで獲れそうな気持ちになるものだ。
人数もいるため、巻狩をすることになった。犬を使わないため、人による勢子が獲物を追い出す。
田中と櫻井が勢子を買って出た。
無線でお互いの位置やフィールドサインの状況を実況し、立間に情報を流す。
声を出しながらモノをお越し、立間の方へと追い上げる。
勝負は一瞬のうちに
勢子に入ってしばらくすると、立間の方から数発の発砲。
午前中の山に乾いた銃声がいつまでも響く。無線で立間に状況を訊くと、2頭仕留めたとのことだった。
勢子の2人が立間に合流すると、大きなオスジカが横たわっていた、見事な角だ。
獲るまでも苦労するが、獲れたあとの嬉しい苦労もある。
獲物の引き出しだ。車を停めてある林道まで引き綱で獲物を引き出して行く。人手があり、ブル道や作業道などがあると引き出しはスムーズだ。
林道の際まで全員で引き出し、荷台に載せ解体場所へ。
丁寧に解体し山からいただいた命をみんで感謝して分け合う。
脂肪分が少なく高タンパクな鹿肉は、ジビエの代表的な食材だ。丁寧な下処理によって嫌な臭みや固い筋などを取れば家庭でも十分美味しい料理が作れる。
ハンター同士、調理法についても情報交換するのがまた楽しい。
佐久市には絶品ジビエ料理のお店が
夜は、慰労会を兼ねて食事に。
佐久市にあるジビエ専門店「ゑにし」だ。
このお店で提供される鹿肉は全て佐久地域で獲れた鹿で、保健所の許可を得た専用の解体処理場で解体された安全で新鮮な食材だ。
鹿肉や猪肉を使った定食などがリーズナブルに味わえる。
ジビエ料理のイメージが変わるお店だ。
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