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門松って最近飾らなくなりましたね №78

私たちが子供のころは、一般の家でもお正月には門松が飾られていました。
もしくは、門松の写真を家の入り口のところに貼っていましたが、そんなおうちはかなり減ってきたのではないでしょうか?

門松ってどんな意味があるんでしょうか?

門松(かどまつ)は、正月に日本の家の門前などに立てられる、松や竹を用いた正月飾りである。松飾り、飾り松、立て松とも言う。新年の季語。古くは、木の梢に神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがある。「松は千歳を契り、竹は万歳を契る」と言われ、松と竹で神の依代の永遠を願う。年神はこの松門を目印に降臨してくると言われる。

wikipedia

『年神様』を迎え入れるということなんですね~。
なるほど、で、年神様って何だ?

正月に家々に迎え祭る神。歳神とも書き、歳徳神(としとくじん)、正月様、若年(わかどし)様などともいう。原初形態は明らかでないが、冬至から立春までの間、つまり年の境に、遠くの他界(あの世)から霊威が訪れてきて、人々に幸(さち)を与えてくれるという信仰に基づくもののようである。水田稲作が広がるにつれて、食生活においても生産活動においても稲はもっとも重視され、一年生の稲の成育過程を人間生活の1年に当てはめ、稲魂(いなだま)を育てる神を年神と考えるようになった。また近世の初めには、先祖の霊を万能の神とする日本的な祖霊信仰が形成され、年神をも祖霊の一機能とみなして年中行事や民間の信仰を体系づけようとした。その時点では、年神は天空から降臨するものとされていたから、山上の松とともに年神を迎えて門松とし、屋内には祭壇として年棚を設け、供物としては米や鏡餅(かがみもち)など稲作の産物を中心とする、現在の正月行事の基本ができあがった。ただし祖霊信仰は、原始的な霊魂信仰の民間解説風のものであったから、年神は天空から降臨するとしながらも、正月に仮装仮面で訪れるなまはげ系の行事が各地に残っており、また米や鏡餅を供物の中心に据えながらも、搗栗(かちぐり)、椎(しい)の実、干し柿(がき)など山野での採集生活の名残(なごり)と思われるものが混在する。年神の変遷は民間信仰の歴史の一面を示しているといえる。

日本大百科全書

なるほど。ここにすべて書いてありましたね。

残念がら我が家でも門松を飾ってはいません。
鏡餅も同様に飾るお家は減ってきているようです。
こういう風習がなくなっていくのも時代の流れなのでしょうか?

ご先祖様が一年を見守っていただけるのであれば、ぜひお力を借りたいなと思いました。
来年は飾りたいなと思います!

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BBQクリエイター 森島周太郎
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