薄暗い星で～星新一NHK～
タイトル:薄暗い星で（悪魔のいる天国）
初出 :「婦人画報」1961年11月号
この話に出てくるロボットは
現役を引退した人間か
もう考える必要がない
ただ待っているだけでいいって何を？
地球では何をしていたロボットなのだろうか
ロボットなのか、人なのか
これは壊れゆくのか、死にゆくのか
今回のこのドラマの演出は
ロボットが壊れてしまうことと
人間の死を敢えて被せて表現させているのだろう
いらなくなったロボットが送られるその星は
ロボットが静かに朽ちていく場所
人に置き換えると
人が死ぬ時に訪れる場所ということになるのだろうか
ロボットも人間も
終わりが来るということの寂しさを
日本人的な感覚を視覚化した１５分間に感じた
そして、
二人芝居の演劇を久し振りに見たくなった
派手さはいらない
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