![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/77263105/rectangle_large_type_2_e20f1df30e4841772660c791300efd77.jpeg?width=1200)
女の決闘~横溝正史短編第三集~
金田一耕助の出で立ちはいつでも滑稽だ
冒頭から早速不似合いな帽子を被り
背広姿で登場してきた
舞台は昭和20年代だろうか
大正の香りのするプライベートパーティー
そこに金田一耕助も招待されている
角川映画の「犬神家一族」やら
テレビドラマの「悪魔の手鞠唄」やらに親しんでいた私からすると
とても新鮮な映像の数々
数十年前の記憶をいつまでも引きずっている私なのである
作中に毒殺が多いのも
時代の為す業なのだろう
戦後すぐの頃は
毒を持っている人が多数いたらしい
それもこれも戦争の影響とのこと
今では考えられないことも
この時代ではまだ当たり前だった
それから
金田一耕助の髪がいつでもミュージシャンの様である演出は欠かせない
それに加えて
彼はアメリカを放浪していた時期があったらしい
彼の周囲で起きる事件も奇々怪々であるが
金田一耕助も謎多き人物であることに変わりはない
---
いつも私のnoteを読んで頂き、ありがとうございます
スキやコメント、フォローもして頂くこともあり、嬉しく思っております。
いつもありがとうございます
いいなと思ったら応援しよう!
![Oz](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/57441755/profile_9826926a69e9105c0b40ef69c7808a92.jpg?width=600&crop=1:1,smart)