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ラジオが人と交わる「言い訳」になっている話。
自分は、Podcast(ラジオ)で自分の番組をしています。
人生百貨店という名前で、20代・30代のゲスト(主に自分の友人)を招いて、雑談とインタビューの中間の温度感、バーのカウンター越しや隣同士で話しているかのような雰囲気で、ゲストがやられていること、これまでの歩み、今考えていることを聞いたり、自分が普段気になっていることをぶつけてみたりしてます。
4/26時点で、番組をスタートして1年4ヶ月。振り返れば、これまでに32人の方との時間を過ごしてきました。
正直、いつか飽きるのかなと思っていたんですが、全くそんなことはなくて。むしろ話をしている中で、別の友人の顔が思い浮かんだり、以前番組に出演してくれた方の話がフラッシュバックしたり。いつしか、ラジオが人との再会やつながり直すきっかけを作ってくれていました。
これまで2度、自分のラジオの出演してくれた峻くんと対面で話すことができ、とてもディープな純喫茶でざっくばらんに話していた中で、「それぞれのライフスタイルが変化する中で、気軽に会いにくくなっている」という話題になって。
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ギャルピで返してくれたおちゃめな峻くん。彼との時間は思考が刺激されるのだ。
20代後半。結婚・子どもの誕生・キャリアチェンジ、移住。ライフスタイルが変わっていない人の方が少ないくらい、多くの人が何かしらで変わっている年代。学生の頃や社会人なりたてだったときは、特に理由もなく会いたいときに会うことが出来ていたのに、今は理由がないと誘いにくくなってしまった。パートナーや家族がいる人を誘うときは、余計に気を遣ってしまう。
でも、「ラジオやってるんだけど、久しぶりに話さない?」という言葉は、その様子がオープンになることへの配慮を持ちつつも、久しく話していなかった人と交われる言い訳になる。何かを誘うには、理由があった方がいい気がするのでは自分だけだろうか。
今日もラジオの編集をしながら、ラジオに出演してくれた人との話を噛み締めつつ、脳内で勝手に人物相関図を描くんだろうな。いつか、その人同士が交わる機会を、またラジオで作る未来を想像しながら。
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