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サイドレイズで肩を上げてはいけない理由


こんにちは!
パーソナルトレーナーのshunyaです!

今回は、
サイドレイズでは
なぜ肩を上げてはいけないか
について解説していきます。

ボディーメイクをする上では肩の筋肉が
ついている事はとても重要な要素になります。
例えば、男性だと広い肩幅、
女性だとウェストを細く見せるため等
メリハリのあるボディーラインには
肩の筋肉があることが不可欠になります。

まず「肩」の筋肉の定義についてですが、
肩と言うのは少し曖昧な表現になります。
例えば肩こりなどと言う時は
肩が首を指したりしますし、肩痛等
の症状を指す時は肩そのものを指します。

解剖学的に言うと肩の筋肉と言うのは
三角筋と言う名称がついています。

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また三角筋は3つの部位に分かれ
三角筋前部、三角筋中部、三角筋後部
から構成されます。

今回はサイドレイズをするのに必要な筋肉の
三角筋中部に的を絞って解説していきます。

以下の画像は三角筋中部の機能です

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三角筋中部の機能は
肩の外転」です。
そのためサイドレイズのような腕を
横に上げていくような動作で
鍛えれる筋肉です。

そして、サイドレイズで
肩(首の部分)をあげてはいけない
理由に関して、僧帽筋に負荷が逃げる
と言うことが一般的には
よく説明されますが今回は
違う観点から解説していきます。

それが肩の怪我予防です。

僧帽筋が働き、首が上がってしまうと
上腕骨頭が上に引き上げられます。

そして上腕骨頭と肩峰の間に棘上筋、
上腕二頭筋の筋肉が挟まれてしまい
炎症を起こしてしまう可能性があります。

詳しい画像↓

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上記の画像が肩のインピンジメント
(日本語訳は「挟まる」)
と呼ばれるもので肩の怪我の
代名詞にもなっています。

以上の理由からサイドレイズの
エクササイズをするときに
肩が上がってしまうと
筋肉が挟み込まれてしまう
可能性が高まるので
肩のトレーニングをする時には、
肩を上げないと言うことが重要
になってきます。


そして肩が上がるのを防ぐためには
前鋸筋の筋肉を活性化
させることが重要です。

前鋸筋の位置関係↓

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本来は前鋸筋と僧帽筋がバランスよく
働くのが理想ですが、前鋸筋が弱すぎると
僧帽筋ばかりが働いてしまいます。

具体的な話をすると、
各筋の機能は
僧帽筋:上方回旋、挙上
前鋸筋:上方回旋、外転
となっています。

以上でわかる通り、
前鋸筋と僧帽筋は両者とも
「肩甲骨の上方回旋」
と言う働きを持っています。

肩甲骨の上方回旋↓

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そのため肩甲骨が上方回旋していく時に
僧帽筋ばかり働いてしまうと
肩甲骨の挙上(肩をすくめるような動作)
も起こりやすくなってしまいます。

しかし、前鋸筋がしっかり働いていれば
僧帽筋が過剰に働く事は無いため
前鋸筋の筋肉がしっかり働いていると
サイドレイズなどの動作で肩が上がりにくいです。

前鋸筋は脇の下の肋骨部分についていますので、
そこを上下にさすってからサイドレイズの
トレーニングをやると肩が上がりにくく
なるのでオススメです。

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【手順】
①脇の肋骨の下に4本指を置く
②4本指を上下にさする
③左右20秒×2セット





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