ラットプルダウンの座る位置は?
こんにちは!
パーソナルトレーナーのshunyaです。
今回はラットプルダウンの座る位置
について解説していきます。
ラットプルダウンでは座る位置によって
鍛えられる部位が変わってきますので、
今回はぜひそのあたりを
理解して頂ければと思います。
みなさんはラットプルダウンをするとき
どこまで意識できてるでしょうか?
ジムで見ていると、
上体を倒しながらやっている人、
上体を立ててやっている人など
いろいろなやり方でやっている人を見かけます。
しかし、なぜその動作を行っているか?
を説明できる人はそんなに
多くはないと思います。
今回はそのラットプルダウンの動作を
「座る位置」という観点から
解説していきます。
そもそもラットプルダウンで
鍛えられる筋肉は
どこかというと
「広背筋」です。
まず広背筋の付着は
起始:骨盤
停止:上腕骨
働きとしては肩関節の
「伸展」、「内転」、「内旋」
です。
広背筋の場所と働きが
わかったところで本題に入ります。
ラットプルダウンの際には
2つの選択肢があると思ってください。
まず一つが椅子の前側に座る方法。
椅子の前側に座った状態というのは
下ろしてきたときにほぼ真上から
バーがおりてきますので
主に「肩関節の内転」
という動きが発生します。
肩関節の内転が起きると
筋肉の走行的に広背筋の上部に
効きやすくなります。
そしてもう一つが
椅子の後ろ側に座る方法です。
椅子の後ろ側に座った状態で
バーを下ろしてくると斜め上の方から
バーをおろしてくることになるので
肩関節の内転よりかは
「肩関節の伸展」に近い動きになります。
肩関節の伸展が起きると、筋肉の走行的に
広背筋の下部に効きやすくなります。
そして広背筋の上部は
主に広背筋のアウトライン
いわゆる逆三角形の形を作ります。
対して広背筋の下部というのは
広背筋の厚みを作ります。
つまりどちらを選ぶかは
目的によっても変わってきます。
アウトラインを出したい人はできるだけ
真上から引いた方がいいですし、
少し厚みが欲しいなという人は
斜め上から引いた方が良い
といった具合ですね。
これがわかっていれば
なぜその座り方をしているのか?
という疑問にも答えられますし、
なにより対象部位を
意識しやすくなりますので
今回の記事是非参考にしてみてください。