上腕二頭筋を効率的に鍛えるアームカールとは?
こんにちは!
パーソナルトレーナーのshunyaです。
今回は上腕二頭筋を
効率的に鍛えるアームカール
について解説していきます。
まずアームカールでは
一般的に上腕二頭筋が鍛えられます。
また上腕二頭筋の機能は以下です。
前腕の回外は手のひらが
下を向いている状態から
上に回転させていくような
動きを指します。
ジムでよく見る光景として
掌を横にしたまま
肘を曲げていくハンマーカールや
掌を下に向けた状態で
肘を曲げていくリバースカール
などをしている人を良く見かけます
がちゃんと理解をしてやっている人が
どれくらいいるでしょうか?
中にはハンマーカールや
リバースカールなどをやっていて
「上腕二頭筋に違った刺激が入る」
と言っている人もいるのですが
根拠はありますか?
解剖学的を知っていればそこに
根拠がないことは一目瞭然です。
その理由を画像付きで解説していきます。
まず、見ていただきたいのは
上腕二頭筋の橈骨の付着部分です。
このように上腕二頭筋は橈骨粗面
から烏口突起(肩甲骨)までついていて
手のひらを上にしている状態の時には
筋肉がねじれることなくまっすぐ付着
していることがわかると思います。
しかし掌を下に向けてしまうと
橈骨粗面が下を向いてしまいます。
そのため筋肉がねじれるという現象
が起きる為効率的に伸び縮みが
できなくなります。
これは掌を横に向けた状態でも同じで
筋肉の向きが合わなくなってしまうため、
効率的ではありません。
つまり上腕二頭筋を効率的に鍛えるためには
掌は必ず上を向いていなければいけません。
では、ハンマーカールやリバースカールは
なぜ上腕二頭筋に違った刺激が入るように
感じられるのか?
それは別の筋肉に効いてしまっているからです。
筋肉の走行から考えると
ハンマーカールでは腕橈骨筋に
効いてしまいます。
またリバースカールでは
上腕筋に主に効いてしまいます。
それらの筋肉を鍛えたい場合には
良いですが、上腕二頭筋を鍛える
という目的においては
あまり効率的ではありません。
そのため上腕二頭筋を鍛えるときには
掌を上に向けて行うようにしましょう。
youtubeなどでもいろいろな
トレーニングが紹介されていますが、
それをしている限り正しいトレーニング
には一生たどり着けません。時間の無駄です。
皆さんもそのような
枝葉の知識に惑わされないように
このマガジンで一緒に勉強していきましょう。