見出し画像

【作品出品のご案内@浦和】 瑛九へのオマージュ展 @柳沢画廊

【作品出品のご案内@浦和】

戦後日本を代表する作家、瑛九。
浦和にアトリエがありましたが、2023年に解体され、現在は更地となってしまいました。

瑛九のアトリエ(2023.11/1撮影)


その瑛九のアトリエを巡り、様々な人たちが集い、瑛九の作品はもちろん、様々な活動を再検証していく動きが生まれました。

私も、瑛九のアトリエに入り、瑛九のアトリエを光で満たしていた窓からの陽差のフォトグラムや映像記録を制作しました。

瑛九のアトリエでの制作風景


その成果を「瑛九へのオマージュ展」で展示します。

ぜひご高覧いただければ幸いです。


「瑛九へのオマージュ展」

●参加アーティスト:

瑛九、靉嘔、池田満寿夫、細江英公、青山恭之(アトリエ・リング )、
浅見俊哉、塩﨑由美子、渋谷和良、鈴木のぞみ、高草木裕子、高島芳幸

●展覧会コンセプト:

瑛九は、戦後日本の美術界におけるアバンギャルド的な存在であり、多くの若手芸術家に多大な影響を与えました。また教育関係者とも交流があり、浦和のアトリエは、“瑛九のサロン”と呼ばれ、自然豊かな牧歌的環境の中で文化を育む起点となりました。

平屋のアトリエ兼住居は、我々の保存活動の甲斐もなく、今年1月5日に取り壊されてしまいました。アトリエの記憶は永遠に、我々の深層心理に存在することになりました。

瑛九の幅広い表現手段による作品の数々や、デモクラート美術家協会、創造美育運動などを検証すると現代にも生かせることが多いことに気づきます。本展では“瑛九アトリエを生かす会”の活動を振り返るとともに、調査研究報告書やアトリエ解体時に譲り受けた建具や庭木、その遺品から新たに制作した作品、瑛九へのオマージュ作品などが展示されます。また、生前の都夫人と懇意にしていた方々が保管する、瑛九への想いを繋ぐ貴重な作品もご紹介します。

●展覧会ウェブサイト:

●会期:

2024年11月8日(金)〜2024年11月24日(日)

●会場:

柳沢画廊

〒330-0063 埼玉県さいたま市浦和区高砂2-14-16

●開館時間:

11:00 〜 18:00

●休館日:

水曜日、木曜日

●入場料:

無料

●関連企画:

①【アーティストトーク】

11/9(土) 15:00-16:00

▶︎内容:出展作家が集い、作品や活動について語ります。

▶︎会場:柳沢画廊 ▶︎参加費:無料 ▶︎申込み:不要

②【フォトグラム制作ワークショップ】

11/10(日) 13:00-15:00 講師:浅見俊哉  

▶︎内容:「カメラを使わないフォトグラムを制作します」 

▶︎参加費:2500円 ▶︎定員:20名

▶︎会場:ONVO SALON URAWA

(さいたま市浦和区仲町1-10-7尾張屋第一ビル5F) 

▶︎申込み:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScM3Xf_sKYCxGIL9y6uw6-lRU7Y7DiisfprjtizFhttbDJ7Sg/viewform


③【エッチング制作ワークショップ】

11/16-(土)11/17(日) 13:00-17:00 2日間参加できる方 講師:岸本望 

▶︎内容:「銅版画の技法のひとつ エッチング(腐食による製版法)を2日間で描画・腐食・印刷を体験」(はがき大の下絵、アイデアを持参する。)

▶︎参加費:3000円 ▶︎定員:5名

▶︎申込み:電話048-822-4824まで。 

▶︎会場:コバルト画房内 銅版画工房

(さいたま市浦和区仲町2-16-15)

④【色彩版画制作ワークショップ】

11/23(土):13:00-17:00 講師:渋谷和良 

▶︎内容:「リノカットによって色彩版画の制作を試み、版表現による表現を体験」

▶︎参加費:2500円 ▶︎定員:15名

▶︎会場:ONVO SALON URAWA

(さいたま市浦和区仲町1-10-7 尾張屋第一ビル5F)

▶︎申込み:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScM3Xf_sKYCxGIL9y6uw6-lRU7Y7DiisfprjtizFhttbDJ7Sg/viewform


⑤【ポスター発表】

11/24(日):10:00-18:00 発表者:中村茉貴

▶︎内容:「瑛九のアトリエに学ぶ―創造性と社会的アイデンティティ形成の場」

(明治美術学会40周年国際シンポジウム2日目次世代研究者フォーラム「視覚文化研究をひらく−近代・日本・美術を越えて」)

▶︎会場:早稲田大学小野記念講堂

▶︎参加費:無料 ▶︎定員:200名

▶︎申込み:

●主催:
「瑛九へのオマージュ展」実行委員会

●協力:
さいたま市都市局・瑛九アトリエを生かす会
STAND COFFEE コトコト・ONVO SALON URAWA・コバルト画房

●協賛:
MKファンド

アーツカウンシルさいたま文化芸術都市創造事業

⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター