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【制作依頼募集中!】等身大の影を写す「BODY PRINT ACTION-ボディプリントアクション-」を一緒につくってみませんか?

等身大の影を写す「BODY PRINT ACTION-ボディプリントアクション-」

これまで様々なメディアにも取り上げられ、等身大の影はどこで撮れるの?

どうやって撮るの?といったお問合せをいただいています。

このページでは「BODY PRINT」のつくりかた。
また撮影の依頼について紹介します。

2023年10月放送のぶらり途中下車・俳優の勝村政信さんと制作を行いました。


2025年1月放送の「モヤモヤさまぁ〜ず2」では「さまぁ〜ず」のお二人と制作を行いました。
別所沼公園ヒアシンスハウス前で制作


2023年11月放送のNHK首都圏ナビ:さいたま国際芸術祭の特集で放送されました。


「BODY PRINT」 とは?

「BODY PRINT」はカメラを使わないフォトグラム(写真の技法のひとつ)の方法で、太陽光と全身の身体を感光面(感光紙や感光布)に直接焼き付ける写真です。

私は、等身大の写真として今の時間そのものを写し撮り残ることから、子どもの成長記録、マタニティフォト、自分自身の節目の記録として、人生の様々な記念にこの「BODY PRINT」を撮影する習慣が生まれたら素敵だなと考えています。

作品例1:マタニティフォトとしてお腹の中にいる赤ちゃんとともに撮影


写真の古典技法「サイアノタイプ」での写真は、仕上がりが鮮やかな青い写真になることから「青写真」や「青図」と呼ばれ、もともとは建築図面をコピーするのに用いられていた複写方法を応用して作品を制作しています。


「BODY PRINT」 のつくりかた


制作方法は、とてもシンプル。
全体の制作にかかる所要時間は約60分〜90分。

撮影する感光布のサイズは約115cm×200cmの綿布を使用します。

はじめに、等身大の身体のポーズを考え、周りに大切なものや記憶の品を並べて、太陽光の下で、約10分-15分(季節や天気によって時間が変わります)影が焼き付くのを待ちます。

お腹の中の赤ちゃんと一緒に。太陽光で撮影。
いつも遊んでいるおもちゃやぬいぐるみと一緒に。

太陽光での撮影が終わると、いよいよ全身の自分の影とご対面!
まるで幽体離脱したような感覚で、はっきり自分の影が残ります。
この自分との出会いはこの作品制作の醍醐味です。

そして、作品の現像は水で行います。
じわじわ現れる等身大の影にドキドキしながら現像を行います。

現像作業の様子

そして作品を乾燥させて出来上がり!!
細部まで鮮やかなブルーとホワイトの作品が生まれます。

作品例2:成長記録としても貴重な等身大の影の写真が完成しました。
作品例3:歴史の登場人物をイメージして制作
作品例4:制作に欠かせないノートとのポートレート
作品例5:愛用のヴァイオリンと。音楽が聞こえてくるようなイメージで制作
作品例6:3兄弟の仲良しのイメージで制作。来年には皆成長して収まらないかも!?



「BODY PRINT」 はどこで撮れるの?


2021年から「BODY PRINT ACTION」という様々な場所で出会った方と等身大の影を写すプロジェクトを行なっています。

作品制作を通して、自分自身や他者との関係、また撮影する土地のことなどを考えます。また太陽光の下、ゆっくり撮影時間を待つことで、普段の日常生活とは異なるスピード感を味わいながら作品制作をきっかけに様々な人や場所との出会いや、発見が生まれる時間になります。

制作の最後には、出来上がった作品を前に、作品制作への工夫や感じたこと、考えたことなどを発表し合います。
この時間、多くの参加者は、自分自身の影を眺めながら、今感じていることや過去の出来事などを振り返り、一部を他者と共有します。
作品を前にすると普段は気が付かない様々な事柄がまろやかにアウトプットされます。それを他者と共有することで、自分自身の存在自体を前向きに捉える気持ちが生まれ、生きていることへの祝福を自分自身だけでなく他者と感じ合う機会にも繋がっています。


「BODY PRINT ACTION」の訪問先は随時募集中です。
ご依頼については、

Eメールにて:shunya.asami●icloud.com(●を@に変えて)
1:依頼者氏名
2:実施希望日時
3:実施希望場所
4:制作人数
5:申込理由

「BODY PRINT ACTION」の制作実施には、作品制作費、材料費、交通費がかかります。費用面も含めてお気軽にご相談ください。

これまでの実施については下記に記事を書いていますのでご一読いただければ幸いです。


皆様との制作を楽しみにしております。


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Shunya.Asami NOTE
⚫︎写真作家・造形ワークショップデザイナー ・キュレーター・「時間」と「記憶」をテーマに制作。2012年〜ヒロシマの被爆樹木をフォトグラムで作品制作 ●中之条ビエンナーレ2019参加アーティスト ●さいたま国際芸術祭2020 市民プロジェクトコーディネーター