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ダラしない私が、ちっこいカメラに出会って気づいたこと

「写真を撮る」って、意外と労力がかかります。ダラしない私が毎日写真を撮ることができているのは「ちっこいカメラ」との出会いでした。

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〇「写真を撮る」のがダルい

自分は仕事でも写真を撮りますし、趣味でも写真を撮っています。写真を撮ること、カメラを持ち運ぶことは、私の生活には欠かせないことです。

でも、これを読んでくださっている方の中には、「写真を撮ることが億劫になっている人」もいるのではないのでしょうか?

仕事で写真を撮るのは生活のためなので考え方が別ですが、自分も趣味で写真を撮り始めた時に、億劫になることが多々ありました。

例えば、

・まず出かける前に、、、
「カメラ買ったから撮りに行きたいけど外出たくないなぁ」
「SNSに写真をアップしないとダメだし写真を撮らないとなぁ」

・次に出かけた後、、、
「(歩いていて)わざわざバッグからカメラを取り出すの面倒だなぁ」
「身軽に出かけたいのに重いカメラを持っていくのがしんどいなぁ」

・さらに写真を撮っている最中にも、、、
「通行人にジロジロ見られるの嫌だなぁ」
「何を撮ったらいいのかわかんないなぁ」

などなど、よくストレスを感じながら写真を撮っていました。

「じゃあ、写真やめろよ!」って思いますよね。でも、そこはジレンマ。写真は好きだし、撮りたいんです(笑)。同じ考え方の人、いませんか?

私は、夏休みの宿題は最終日までやらないタイプだし、休日は一分一秒でも長くお布団で過ごしたいタイプです。これは自信をもって断言できるんですが、私は"ダラしない人間"です。


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〇重いカメラを使っていたときの私

別に自分がダラしない人間だと宣言したいがために、この記事を書いたわけではありません。大事なのは、こんなダラしない私でも、もう10カ月もの間、ほぼ毎日写真を撮り、SNSにアップする生活を続けられているということです。

ここまで読んでもらえたらわかると思いますが、私は"毎日コツコツ何かを続ける"ということが大の苦手です。そんな私が、10カ月も毎日SNSに写真をアップし続けることができたのは、、、、、ここで本題、「ちっこいカメラ」をゲットしたからです。

仕事ではフルサイズのミラーレスを使っているので、最初は趣味でも同じカメラを持ち出していました。カメラのボディに加え、ズームレンズ、単焦点レンズ2~3本を持って街に繰り出し、何キロも歩き回って写真を撮っていました。当然ですが、重いのでしんどいです。

だから、「ズームレンズはやめておこう、単焦点だけにしよう」「いや、ズームレンズだけにしよう」「あー、もう単焦点1本だけでいいかな」と、次第に軽量化を図っていったのですが、それでも「しんどい」と思うようになりました。

「いやいや、だから写真やめろよ!」って思いますよね。でもやっぱり、写真は好きなんで撮りたいんですよ(笑)。


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〇脱・重いカメラ

そこで、考えたのが「ちっこいカメラを買おう」ということでした。なんか良さげなものないかなぁと思って調べてみたら、もってこいのヤツがあるじゃないですか。それが「GR3」でした。

画素数は2424万、APS-Cセンサー、優秀な手振れ補正あり……なにより、サイズ・約109.4(幅)×61.9(高)×33.2(厚)mm、重量・約257g(バッテリー、SDメモリーカード込み)! 私が持ち歩いていた24-105mmのズームレンズよりも軽くてちっこいです。

価格こそ10万ぐらいと値が張ってしまうのですが、ダラしない私が快適な写真ライフを送るためにはこのカメラが必要不可欠! と思い、購入を決めました。


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〇ちっこいカメラを買ってよかったこと

ここからは"ちっこいカメラを買ってよかったこと"を書きたいと思います。でも「28mmの焦点距離は~」とか「バッテリーの持ちは~」とか「色のノリは~」とか、専門的なことは書きません(よそで知見のある方がたくさん記事化していますので)。あくまで、ダラしない私ならではのメリットを書き記していきたいと思います。


1.常に持ち歩いてもノンストレス
なんせ小さくて軽いので、常にバッグに入れていてもまったくストレスがありません。なんだったらポケットにも入っちゃうし、ハンドストラップで片手にぶら下げて歩いていてもノー負荷。

あと、「今日は友人や家族と出かける日だから、荷物は少なくしたい」なんて日もありますよね。そんな日にごりごりのフルサイズカメラを持っていくのは忍びないのですが、GR3なら持っていけちゃいます。そうやって常に持ち歩けるからこそ、撮れた写真も多い気がしています。


2.気になるものを一瞬で撮れる
これはダルがりの私だけかもしれませんが、フルサイズのカメラは、まずバッグから出すのも労力がかかるし、ふいに撮りたいシーンを見つけても重いカメラを構えるのさえしんどいなぁと思うときがあります。「気にはなるけど、これを撮ってもいい写真になるかわかんないし、わざわざ撮らなくてもいいかなぁ」というシーンです。

でも、そういうシーンって意外といい写真が撮れたりもします。そんなときもGR3は本領発揮してくれるんです。起動が早いし軽いからすぐ撮れる。そうすると、撮影枚数が増えるので、カメラスキルの向上にも役立ちます。


3.通行人の視線が気にならない
私は何の変哲もない道端でストリートスナップを撮っているのですが、なんせ何の変哲もない道端でカメラを構えているわけですから、通りかかった人に怪訝な顔で見られることが多々あります。フルサイズのカメラだったら"いかにも写真撮っています"感が出てしまうのですが、ちっこいGR3なら目立ちません。イコール、通行人の視線を浴びることも少なくなりました。

そんなの気にしないぜ! という強いハートをお持ちの方はいいと思うのですが、やはりジロジロ見られると集中力をそがれます。スナップを撮りたいシャイな方にもちっこいカメラをぜひおすすめしたいですね。


4.ちっこくてカッコかわいい
これは完全に私の主観なのですが、GR3は超シンプルなデザインで真っ黒。しかも手のひらサイズ。無骨なくせにちっこい。だから、使っているうちにカッコかわいいなぁと愛着もわいてきました。カメラに愛着をもつというのも、いい写真を撮るために一役買ってたりするんじゃないかなぁと思います。


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〇やっぱり「写真を撮る」のは楽しい

撮るという行為なくして写真は生まれません。でも冒頭でも書いたように、その"撮る"ことが億劫になってしまっては、写真は増えないし、上手にもなりません。ちっこいカメラをゲットしたことは、ダラしない私にとって"撮る"という行為の敷居をいい意味でがっつり下げてくれました。だからこそ、ほぼ毎日写真を撮ることができていますし、写真の楽しさをより深く知ることができたと思っています。

「写真を撮るのしんどいな」と思ったことがある人は、ぜひちっこいカメラを買ってみてはいかがでしょうか。


※なんかGRのまわし者みたいな感じになっちゃいましたが、フジのX100VでもソニーのRX100でもシグマのdp2でも、ちっこければ他のカメラでもいいと思います!


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