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人事と求職者の悩みの種!「有効求人倍率」とは

皆さんこんばんは

中橋 俊都(ナカハシ シュント)です。

11/23日は「勤労感謝の日」。休日がカレンダー通りの会社であれば、土日休んで月曜出社して、また休みですね。

とても最高ですが、欲を言えば月曜日も休んで4連休にしたい!と思いながら、ちゃんと仕事してました(笑)

仕事を選ぶ基準が、「土日祝休み」であること!という企業も多いかと思います。実際、そういう企業は人気なんでしょうか?ということで今回は、求人の人気が分かる「有効求人倍率」についてのお話です。

有効求人倍率とは

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有効求人倍率とは、求人の倍率が分かる値を指します。もっとかみ砕いて説明すると、

1人の採用枠に対して何人が応募しているのかが分かります。

数字が高いほど人気が高く、低いほど人気が低いです。

【例】
有効求人倍率1=10人の採用枠に対して、応募10名
有効求人倍率3=10人の採用枠に対して、応募30名
有効求人倍率0.3=10人の採用枠に対して、応募3名

こんな感じです。

有効求人倍率から分かる事

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有効求人倍率は、ハローワークの応募情報を基に、厚生労働省が発表しています。都道府県別や職業別など、様々な視点から見る事が可能です。

有効求人倍率をみる事で、以下のようなことが分かります。

・今人気、注目の仕事
・求職者の推移
・世代別の求職者の割合

令和3年7月時点の有効求人倍率をみると1.15倍となっています。
求職者の数が、仕事の数を上回っている事が分かりますね。

昨今の有効求人倍率の推移

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有効求人倍率が高いという事は、希望の仕事に就けない人が一定数いることになります。

反対に、有効求人倍率が低いと、中々採用活動が上手くいかない事を意味します。

新型コロナウイルス感染拡大まで、日本は人手不足の超売り手市場でした。つまり、求職者が企業を選べる状況だったわけです。

それが、AIの発展やデジタル化、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今は「仕事不足の時代」とも言えます。

たった1~2年でここまで状況が変わってしまうのですから、時代の変化は恐ろしいですね。

まとめ

今回は、有効求人倍率についてお話しました。
数年前までは、人気の仕事と言えば「一般事務職」が多かったです。しかし、昨今では「エンジニア職」が注目を浴びていたり、フリーランスという働き方が普及してきたりと、まだまだ大きく変わる予感がします。

今後も有効求人倍率の変化から目が離せませんね。

最後まで見ていただきありがとうございました。

参考文献:https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000847314.pdf



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