【シリーズ】”オワリはじまり”ーレクリエーションってなんだ?②
Ohayougozaimasu!!!!
あ、朝イチででパソコンを叩くとこうなることが多い
しゅんです(*^^*)
先日からちびちびと野外活動や、その中での出来事を
深堀りして書いているこのシリーズ。
↑(´-`).。oO(最初に読んでもらえたら、嬉しいです♪)
レクリエーション編のその2ですね。
レクリエーションのよさについて語り尽くしたいと想います。
ではいってみましょう!
■0→∞を生み出すこと
レクリエーションといっても「使い所」で役割が違います。
・初対面の人との打ち解けること(アイスブレイキング)
・中盤にテーマに関して体を使って学ぶ(体験を伴う学び)
・一体感を生み出す
などなど。
私は、どの使い方も好きです。
なによりもやってて嬉しい瞬間は、
0から無限大の可能性が生まれるとき!
例えば、
初対面だった子ども同士が、レクリエーション(遊び)の中で
共通点を見つけて、仲良くなっていたり、
「環境について」「自分の価値観」「勉強」などの少し難しく、
抽象的なテーマの時に「考えるのが楽しくなった!」と
実感してくれる時などなど。
ぱっと聴いただけじゃつまらなかったことに、
興味関心が深まるって、めちゃくちゃ偉大な一歩だと想います。
「苦手だから・・・」なんて避けていたことに対して、
「楽しさのスパイス」を加えること。
これがレクリエーションの持っている力だと
実際にやっていて感じています。
人の気持ちが動くのはいつでも「楽しい!」「おもしろそう!」
そんなわくわくの感情です。
ワクワクすれば、可能性が生まれます。
「やってみようかな」の物語が始まります。
大人も子どもも、楽しいことが嫌いな人なんて、
いないんです。(楽しみ方は人それぞれでOK ♪)
■アレンジで、もっと楽しく。
まず、前提にあるのは、徹底的に上手な人のやり方をパクって、
完コピできたらアレンジ段階に入ります。
核(レシピ)を押さえていないと、
どんなにアレンジが効いていても、まずくなっちゃうことがあるので。
王道のレクリエーションネタはたくさんあって、
じゃんけんをして負けたら勝った人の後ろにつながる
「ジャンケン列車」とかやったことありませんか?
ベースのものは色々と存在しているのですが、
コレをアレンジする時間がまた、楽しい。
例えばジャンケン列車は、じゃんけんに負けたら、
あとは、肩を持って繋がっているだけです。
それじゃあ、「つまらない」って無の状態で、
ただ肩を持って繋がっている子もたまに見かけます。
では、「集中していない子が悪い」のか・・・?
そうでも無いと想います。
ここで、アレンジしてどうしたら最後まで楽しめるのかを
アレンジするのが指導者の役割です。
ヒューマンエラーではなく、システムエラーです。
最後まで楽しめるシステムを開発しちゃえばいいのです。
ま、たまに永遠にゲームが終わらない!みたいな凡ミスも
起きちゃったりするのですが笑
その時は、その時で「ごめん!ルール見直すね!」
と混乱しない程度に適宜修正しちゃいます。
このように、「もっと良くなるにはどうしたらいいのか」
の問が、常に尽きないのです。
何歳に対してやるのか、どんな場所なのか、
毎度毎度条件も違うのです。
答えがなくて、よりみんなの笑顔のために問い続けること
改善し続けること。
これって世の中のあらゆることに、共通している気がします。
■ネタを考える時に大事にしていること3つ。
①笑顔のビジョンを描くこと。
②「今」に合わせたネタ作り。
③関係ない人が聞いて伝わるかどうか。
「自分がレクリエーションをした結果、どうなってほしいのか」ここを
より具体的にイメージすると、自ずと何をすればいいかが決まってきます。
仲良くなって、共通の話題で話せるようになってほしいのか
恥ずかしさをとっぱらって、おもいっきり表現してほしいのか
相手の名前を呼び合い、役割を持って参加してほしいのか
大きな声を出してストレス発散してほしいのか・・・
その姿に応じて手札の中から選んでく感覚が好きですね。
最終的には、どうしたら笑顔になるかな?と
創造と想像をくりかえして、
イメージを現実にしていくこと。
あとは、「今」何が流行っているのか、何に関心があるのか?
そんなことを考えながら作るのがスキです。
流行っている曲を取り入れたり、「君の名は。」が流行ったら
名前を入れ替えてみたり。時代を反映していると、
その時しか出来ない新作が生まれたりします。
最後に。
関係ない人にも届くかどうか。意図が伝わるかどうか
を確認します。
出来上がったら、家族や友達、全く関係ない人に
どんな気持ちになったかや、ルールが伝わったかを
確認します。
関係者同士だと、思い込みで取りこぼしが
起きていたり抜け漏れが発覚しにくいので、
できるだけ遠い人にも確認します。
以前、自分の学科でやったレクリエーションをそのまま、
社会福祉学科の方の前で実施したら、
「それって、~な立場の人は、ちょっとどう思うかな?
って気になりました。」
なんて言葉をもらう事がありました。ありがたいです。
「あーたしかに。」と
その時にもう一度内容を改善していったのです。
違う目線からも意見をもらうと常に
アップデートが可能になって、
より「みんなの笑顔のために」を実現できると想います。
■最後に
人を笑顔にすること、楽しませることって、
口では簡単に言えますが、
やるのってすごくシビアで。
即反応が返ってきます。
これまで、
大滑りしたこともあるし、大失敗でぐだぐだな状況も
山程ありました。
直接「面白くない」と言われたこともあります。
でも、やり続けていたら、「あれ!この前やったやつ!またやってよ」
って失敗が失敗じゃなくなり、経験になっていきました。
よく、「感覚でやりますか?」「センスですか?」
なんて言われることもあるのですが、
個人的には、
徹底的な楽しさの基礎を押さえることだと想います。
なんでこれ、楽しいんだろう?って。
そこに想像力を、いかに組み込んだかです。
そして、何にしても、自分が「まずやる」こと。
笑顔になって欲しいなら、自分の笑顔からスタートするし、
必死でやってほしいなら、自分が必死でやること。
楽しさって鏡のように、反射し合いますし、
かけ合わせればものすごい力に変わります。
とにかく、自分は、
物事を楽しくすることが大好きだよ~という話でした。
読んでくださったみなさん、
ありがとうございました。