ちびっこうべ ワークショップ⑦
10月6日(土)、ちびっこうべワークショップ7日目。いよいよ明日に控えたゆめのまちオープンに向け、全参加者が一堂に会する最終日!
この記事はぼくが参加する子どものためのワークショッププログラム
「ちびっこうべ」の連載記事です。
http://kiito.jp/chibikkobe/
自分が子どもの頃にあったらどんなによかったか!という、この素晴らしいプログラムのことをもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、そのワークショップのスタートからゴールまでを書いています。
今日はシェフ、建築家、デザイナーチームが一緒に作り上げたユメミセ全13店の発表をそれぞれ行います。これまでの集大成でもあるこの日は、大人であるぼくはあまり口出しせずに見守るようにしました。
建築チームが考えたお客さんが楽しめるお店の空間づくりや、シェフチームが料理を通して伝えたいことなど、あらためて全員で共有しながらまとめています。
デザイナーチームのまとめの様子。これまで学んできたことをしっかり覚えてくれていてぼくは嬉しい…!
店の前に立ち、200人以上の人たちに自分たちのお店を紹介します。しっかりと自分たちの言葉で伝える姿、その背中を見てぼくは少しうるっと来ていたのは内緒です。ありがとうみんな。
完成したお店の全景やまちの様子は後日まとめて記事にしますね。(まだオープン前なので一応、ひみつのままで。)
各店の発表がおわると、明日の営業について店長さんを中心に話し合いを行います。だんだん、実感が高まってきたかな?
出勤シフトを組んだり、その日の責任者を決めたり。これはもう大人の社会と一緒ですね、これを子どもたちだけでやることに意味があります。しっかり稼いで、いっぱい遊んでね!
明日への意気込みをチーム全体で共有したところで、本日のお楽しみイベント、餅まきが行われました。真ん中にいるのは餅まきのために開発されたというマシンです。遊びが本気すぎてすごい。
熱気と興奮の中、たくさんのお餅を手に入れて皆嬉しそうでした。こういう節目節目にやるおまつりはたいせつですね、やはりまちづくりには欠かせないことなのでしょう。
さあ、夏から続けてきたユメミセづくりワークショップもこれで終了。明日からはユメミセの店員として、ゆめのまちの市民として、思いっきり「ちびっこうべ」を楽しみます。そう、ここからが本番なのです。
あれ?デザイナーチームも建築チームも、結局最後は店員になるの?と思われるかも知れませんが、これは自分たちが作ったものを実際に使う立場に立って見つめ直すためでもあります。実際の社会ではなかなかそういうわけにはいきませんが、これもちびっこうべだからこそ経験できることなのかも知れません。
ワークショップ後のこどもたちから集めたアンケート。さぞかしこれまでの日々で学んだことへの喜びや、明日からの本番への意気込みが書かれているのではと思いきや…
!!!!!!
緊張と興奮で、そりゃお腹もすくわ…!デザイン? クリエイティブ? そんなことは何よりまずはお腹を満たしてから。間違いない!
さて次回はいよいよオープンしたゆめのまちの中の様子、ユメミセや他のいろいろな職業、まちでの出来事などを中心にレポートしたいと思います。
ちびっこうべ2018
日時:10月7日(日)・8日(月・祝)・13日(土)・14日(日)
時間:12:30~17:00 (途中入出場可)
対象:中学生以下 ※保護者の方は「夢のまち」エリアには入場できません
申込:不要
http://kiito.jp/schedule/event/articles/29669/
ご覧いただきありがとうございます。
ちびっこうべについての記事は下記リンク先にまとめています。