【レポート】あそとな月いちリトリート@葉山(第1回)
私がいま参画をしている「あそと」というコミュニティで、ご縁があってモデレーターという位置付けでリトリートの企画・運営をしています。
今回はその第1回を実施いたしました!
会場は三浦半島の葉山にある古民家カフェ、風早茶房さん
リトリートと銘打っているように、都会の喧騒から離れて、海や緑など自然豊かな開放感に満ちた場所です。落ち着いた古民家の空間にて、ゆったりと流れる時間に包まれながら対話を行い、自分自身の価値観、ありのままの自分の状態、そして自分の無意識レベルの直感にまで目を向けていくような時間となりました。
テーマは「ひびきから語る・うずきから語る」
”ひびき”や”うずき”を感じた人が口を開く形で、語っていきます。
思考で話すのではなく、身体感覚と繋がり、自分と繋がることを体験していきます。
ファシリテーターには、『リーダーシップに出会う瞬間』の著者である有冬典子さんをお迎え。
自分の中から自然と湧き上がるもの、ひびく感覚、うずく感覚を丁寧に拾い上げていきます。
日頃何となく感じていること、考えていることからうずいたことを話したい人から話したいように話し、その話に少し重ねるように別の人が自分が感じたこと、ひびいたこと、なんだかうずいたことを場に置いていく、そんな時間を過ごしました。
日々のビジネスの場面で求められるコミュニケーションや会議の進め方とは違い、またいいことを言わなきゃというような予定調和とも違います。身体感覚・直感に意識を向けたときに出てくるひびきやうずきから語るというのは、普段全く感じることがない不思議な感覚に包まれる体験でした。
何とも不思議で濃密な感覚で、あっという間に90分が過ぎてしまいました。
対話の中でどのような感覚を得たのか、「場」に何が起こっていたのかをまた皆でゆったりと振り返り、味わっていきます。
おしまいには、一人づつチェックアウトとして一言感想をシェアしていきますが、その時に、話し手の人に対して感じたイメージの言葉をフィードバックするということを行いました。
あぁやっぱりそういうイメージが滲み出ているんだなぁと再認識するものもあれば、なるほど他者から見るとそういう言葉のイメージもあるのか、という気づきを得られるものもありました。
今回のリトリートの空間は、今回の参加者、場の空気、さらには天候(今回は内省日和の雨☔️でした)などの組み合わせで生まれた唯一の空間だったのだろうと思います。「ひびきから語る・うずきから語る」という同じテーマでも、参加者の組み合わせやその時の諸条件や場の流れが変われば、それに応じてまた違った場が創られるのではないかと期待しています。
次回以降も「ひびきから語る・うずきから語る」というテーマは同じく、少しやり方や進め方をアレンジしながら、濃密で味わい深い時間を作っていきます。
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☆『あそと月いちリトリート』は、全6回で開催します
第1回:10月9日(月)(実施済み)
第2回:11月3日(金)
第3回:12月3日(日)※前日から1泊2日での実施も企画中!
第4回:1月14日(日)
第5回:2月11日(日)
第6回:3月17日(日)
※いずれも時間は10:00〜12:30を予定です(状況に応じて時間などは前後する可能性はあり)
※単発での参加も可能です
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【ファシリテーター紹介】
自律分散型組織開発コンサルタント・リーダーシップ開発コンサルタント
「わたしを生きる あなたと生きる」が経営理念。
過剰な社会適応を手放し、自己を存分に発揮するからこそ社会で伸びやかに活動・牽引する働き方・生き方・リーダーシップを20年間に及び研究。
NVC、NLP、プロセス思考心理学、サイコシンセシス、U理論、そして成人発達理論など、あらゆる心理学的知見を学び、経営者・組織のリーダー他に対するコンサルテーションおよび自分自身を通した実践を重ねる。
VCIを実践することは、成人発達理論における垂直的成長プロセスを健全なサポートとなり、VCIの概念を共有したつながりの拡大は、そのプロセスをホールドする場となることに共感し、監修者としてあそと株式会社に参画。
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【あそと株式会社について】
「誰もが"あそと"できる社会をつくる」をビジョンに人材領域で研修やコミュニティづくりなどを展開する企業です。
▼あそと株式会社
▼「Will Can Must」だけでは理想のキャリアが描けない、今の仕事に夢中になれない個人や組織に「Value Character Inspiration」という選択肢を
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