MUP)week23
『資産運用スキル』
今編は、資産運用スキル編です。ここでとても重要なのが「いくらお金を稼ぐか」よりも、まずは「いくらお金を残すか」です。これは、お金がない時から意識する必要があります。数十万円を管理できない人に数百万円、数千万円を管理出来るはずがありません。
そして残したお金を銀行の預金に貯めておくのではなく、資産を運用していく必要があります。では、どのように資産を運用していくのかについてこれから述べていきます。
✔︎貯金をすると貧乏になる
毎月給料が入ると、そのまま銀行預金にいくらか残して貯金をしていくと思います。それはお父さんお母さんがそうしていたから、そう教えられてきたからだと思いますが、今の日本ではそうしてるとお金に貧しい生活を送ることになります。
はっきりと言うならば、貯金をすると貧乏になります。それはなぜかと言うと以下の図の通りです。
私達が預けた預金を銀行は投資に回しています。つまり、銀行にお金を預けることは間接的に投資をしている事になります。なので、預けている人全員が、投資家になります。その恩恵に私達は、配当として利息を受け取っています。
昔の人が、「お金は銀行に預けるものだ」と言うのはこの利息がとても大きかったからです。郵貯だと利息12%の時もありました。1年100万円預けておくだけで12万円も増えている時代だったら、それなら何も考えずに貯金してしまいます。
しかし、今は100万円預けていても定期預金ならば100円です。利息0.01%なんてATMでお金を引き下ろした瞬間になくなる金額です。
人は経験値からモノを言う生き物です。なので、利息が高かった人の信じる信じないより、これから話す資産運用を実践していく方がお金の心配はなくなります。
とは言え、人口に貯金するのにもメリットがあるからしているのだと思います。
⦅銀行に預けるメリット⦆
・金利が必ず貰える(⇄投資は必ず貰えない)
・元本が保証されている(⇄投資だと保証されていない)
・いつでも引き出せる(⇄投資だといつでも引き出せない)
・安全に保管が出来る
上げられるメリットはこんなところかと思います。
しかし、全て嘘です。メリットではありません。
全て図の通りです。貯金は情報弱者にとってはメリットかもしれませんが、メリットがないのが真実です。
なので、投資思考を養っていく必要があります。
なので、貯金をすると貧乏になるんです。
✔︎マネーマネジメントスキルをつける
いきなり投資が必要と言われても、どのようにやっていけばいいのか分からないと思います。
投資に必要なことは、マネーマネジメントスキルを身につけることです。これは『どのようにお金を管理するか』のスキルになります。
ここで大切なのが、ポートフォリオを組むことです。例えば月30万円の給料があるのであれば、何にいくら使うのかを設定することです。
このように全体の20%が、投資にお金を回せます。この20%の投資のお金を作るために、娯楽の費用を削っている人がほとんどです。しかし、これはかなりストレスのかかる生活の送り方です。
それがもし、必要費用も娯楽費用も削らずに投資費用を20%から2倍の40%にできる方法があるとしたら誰でも実践したいと思います。
そんな夢の様な方法が『ブーメラン税』です。
これは投資費用だけを増やし、100%のものを120%にするというものです。「どういうこと??」となっている人が多いと思いますが、サラリーマン+個人事業主という形を取るのです。もちろん、これは合法的にです。
図の様に、サラリーマン+個人事業主となることで、会食や交通費等が経費として計上されます。すると、売上から税金を引き、その他諸々を引いた後に手取りが残るサラリーマンより、売上からその他諸々を引いた後に、税金を引いて手取りが残るサラリーマン+個人事業主の方が取られる税が合法的に抑えられ、手取りも多く残せる様になります。
これは、時の知識があるかないかによって別れるところです。この様に、税法を上手く理解して活用する必要があります。そうしなければ、投資もしながら娯楽にもお金を回せると言った、ストレスのない生活を送ることが出来ません。
また、上手く手元に残った資金を運用していくにも、しっかりとした順序を踏んで投資を行っていく必要があります。
では、次回に投資をしていく順番について説明していきます。
今回も読んで頂きありがとうございました。