MUP)week31-1
『資産運用スキル・株式投資』
week31〜33までは株についての話です。多くの人が株式会社で働いているかと思いますが、株式会社の仕組み本当にご存知ですか?
実はしっかりと理解されていなかったり、何となく株式投資は怖いと言った不安や専門用語が分からないと言った悩みを今回からの記事でスッキリさせて、明日からでも株に興味を持って投資を始められるようにアウトプットしていきます。
✔︎株式投資が必要な理由
2018年から2019年にかけてリストラが3倍に増えているのはご存知でしょうか?2020年はコロナ禍の影響で更にリストラの人数は増えています。
これまでの資産運用編のおさらいですが、投資は誰のためにやるのかと言うと、もちろん自分の為ですが、それは今の自分の為でしょうか?それとも未来の自分の為でしょうか?
どちらにも捉えられますが、私は、今の自分のためにやるものだと思っています。
今の自分の為にやる事=未来の自分や自分の資産形成になるからです。なので、まだぼんやりとしか未来が見えていないから自己投資なんてと言う考え方は捨てて、今の自分の為にとことん自己投資をして行きましょう。そうすれば、未来も明るくなっていくと思います。
今編では、『株式の理解』『指標の理解』『チャートの理解』が身につきますが、私の記事を読んだだけでは終わってほしくないです。是非、学んだことを生かしていく為に、実際に株式投資をやって貰いたいです。証券口座はネットであればタダで開設できます。
✔︎株式会社のはじまり
株式会社の始まりは、胡椒の運搬出ると言われています。オランダの植民地であったインドに、東インド会社が設立されていました。オランダは胡椒を求めてその会社から、船を使って胡椒を運搬していたのですが、途中で見舞われる悪天候や、海賊の襲撃で、多大な費用がかかっていました。
この胡椒の運搬費用を東インド会社だけが背負うのはとても厳しいと言うことになり、みんなからお金を集めて運搬を行うようになったことから発展し、株式を発行するようになり、今の株式会社が生まれたと言われています。
株式は資本金を元に作られるので、ある企業の資本金が100万円で発行株数が100株であったとすると、1株1万円の価値になります。中小企業の場合は、この株価を自由に設定できます。
ちなみに、日本での株式会社の始まりは坂本龍馬の海援隊がはじめに立ち上げたそうです。
✔︎上場
未上場企業の経営がガラス張りになっていない為、内部が分からず、投資を使用にもリスクが高く感じられます。
その為に、企業価値の査定や法律に関わる資産について調査を監査法人が行うDue Diligenceと言う方法があります。これを行えば、会社の信頼度を得ることができますが、毎回行うとなると費用がかさみます。
投資家は「安全に投資を行いたい」ですし、企業は「多くの投資家から資金を集めたい」と考えます。
この利害関係を一致させる為、一定基準をクリアした企業だけが登録できる感陰性クラブのようなものが、『東証一部』や『東証二部』『マザーズ』『ジャスダック』になります。
上場すれば、企業状態を株主に公開(IR)する義務があるので、投資家は企業を分析して投資取引を行うことができます。
では、投資のメリットとデメリットとは何でしょうか?
✔︎上場のメリットとデメリット
【メリット】
・社会での信用度が高まる
・資金調達が容易
・健全な経営体制の実現
・社員のやる気向上
・創業者利益の享受
などが挙げられます。中でも創業者利益の享受は大きく、企業をバイアウト目的で上場させる事も多いです。
【デメリット】
・上場継続の為の費用
・株主総会の手間
・経営についての長期的な視野
・幅広い株主の実現
・買収されるリスク
が挙げられます。
また株主総会が定期的に行われ、企業の利益分配や役員選出など重要なイベントが行われます。
その中で、株主は企業が利益を産めば配当を分配するように求め、損失を出せば代表や役員の解任求める発言を行います。株主は、上の立場から企業に意見を言えるのです。
では、企業が倒産した場合はどうなるのでしょうか?
株主は投資した元本は戻って来ませんが、企業の借入や倒産後の後処理は何一つ背負うことはありません。
これらを考えると、株式投資は誰でも投資がしやすく、万が一投資先の企業が倒産しても大きなリスクを背負うことはないと言えます。そして、不労所得にもなり得ると言えます。
続きはMUP)week31-2で、株式投資で利益の種類から話をしていきます。
今回も読んでいただきありがとうございました。
Buon Viaggio!