第36回東京国際映画祭 作品紹介【アジアの未来編】
こんばんは。
今回はアジアの未来部門の作品紹介をしていきます。
コンペティション部門編はこちら↓
作品紹介
『離れていても』(サーシャ・チョク / 香港)WP
白みがかった映像が美しいですね。ただ、あの予告編ではどんな作品なのか全く分からない…
言語に日本語も含まれているということで、壮大な歴史譚になっているのでしょうか。
『ラ・ルナ』(M・ライハン・ハリム / シンガポール)WP
こちらはポップでコメディチックな予告編でした。
男からみたフェミニズムを風刺的に描いているのでしょうか。
『マディーナ』(アイジャン・カッセィムベック / カザフスタン)WP
打って変わってこちらはセリフもほとんどない静謐な作品のようです。映像がとにかく美しいです。これは期待できるかもしれません。
『マリア』(メヘディ・アスガリ・アズガディ / イラン)WP
イランからは次々と期待できる監督が出てきますね。予告編だけでもう面白そう。かなり見応えのあるサスペンスになっていそうです。
『家探し』(アナト・マルツ / イスラエル)WP
家探しを通じてイスラエル社会を描くという、その視点がまず面白い。軽快な音楽に対し、内容はかなり重そう。どのようなタッチで描かれるのか楽しみな作品です。
『レッドライフ』(エカラック・ガンナソーン / タイ)WP
予告を観る限り、かなり暴力描写も激しめな青春映画という感じでしょうか。タイ映画は今アツいと個人的に思っているので楽しみです。
『ロシナンテ』(バラン・ギュンドゥズアルプ / トルコ)WP
映像にかなりこだわりがあるタイプの作品でしょうか。どういうこと?という映像表現がたくさんあり、好きなタイプの作品な気がします。
『相撲ディーディー』(ジャヤント・ローハトギー / インド)WP
こちらは今のところ予告編はありません。「インド女子相撲ムービー」というパワーワードが気になります笑
王道スポ根ものでしょうか。それともアート的な?想像が膨らみます。
『違う惑星の変な恋人』(木村聡志 / 日本)WP
こちらは予告編がありますが、観てもよく分からない…
というかアジアの未来部門に日本映画って今までありましたっけ?少なくとも去年はなかったような。
『辰巳』(小路紘史 / 日本)WP
こちらも日本映画。ダークな雰囲気の映像が特徴的です。実績のある監督なので楽しみですね。
所感
個人的に気になるのは『マディーナ』『マリア』ですかね。
新人監督が多いとあって受賞歴は省きました。いつもコンペよりこっちの方が好みの作品が多いことがあるので楽しみにしています。
また、特徴としては全てがワールド・プレミアということ。前回のコンペティション部門編でも申し上げたとおり、アジアの登竜門的な映画祭にしようという意図が感じられます。
次はワールド・フォーカス部門に注目して書いていきたいと思います。
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