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SEって頭がよくないとなれない?

僕はSEという仕事をしています。

SEじゃない人からよく言われるのが、
「頭いいですね」です。

これは結構な数の人から言われました。

この業界で長くやってきた僕からすると、全然そんなことないと思ってます。
実際のところどうなのか、その辺を書いてみたいと思います。

SEとは

そもそもSEとは何なのか。

SEというのはシステムエンジニアの略で、コンピュータやサーバなどのITシステムを作ったりメンテナンスしたりする人たちです。

SEじゃない人たちからすると、SEっていったい何をやってる仕事なのか、よくわからなかったりします。

それは、やっていることが普段目に見えにくかったり、仕事の範囲が広すぎたり、やってる内容が難しいと思われたりしているところが原因かなと思います。

SEって何なのか、もう少し知りたい方はこちらも読んでいただくと、さらにイメージがつくかもしれません↓↓

頭がいいとの関係性

さて、本題の「SEって頭がよくなきゃなれないのか」。

頭がいい、というのもいろんな種類があると思いますが、
SEって頭がいい=難しくてよくわからない仕事ができる人たち、
っていうイメージがそうさせてるんじゃないかと思ってます。

1日中パソコンの画面に張り付いて、プログラミングとかいうものを繰り出したり、複雑な数式のような暗号みたいな文字の羅列をいとも簡単に使いこなして、ものすごいシステムを作り上げちゃう、みたいな。

よくドラマとか映画に出てくる天才ハッカーみたいな人たち。

マニアックでPCオタクで、どちらかというと一匹狼で、一人黙々と作業をこなすシゴデキスーパーマン。

そんなステレオタイプのイメージが先行しちゃってる気もします。

SEをやる前の僕も実際そうでした。

でも長くこの仕事をやってきて思うのは、僕でもできてるんだから、誰でもできる!笑

それはなぜか説明します。

結論:頭がよくなくてもSEになれる

結論、頭がよくなくてもSEはできる!

なぜなら、僕も元々文系人間で、パソコンの知識はゼロだったから。

4年制の大学で経済学部に所属して、それを卒業後、たまたま受かったのがSEの会社なのでそこに入りました。

特にやりたいこともなく、こだわりもなかったので、未知の世界でしたが、やってみることにしたのです。

まず、新入社員に対しては研修があります。

会社によると思いますが、僕の場合は数か月間、基礎の基礎から教えてもらいました。

それこそ、パソコンとは、ハードディスクとは、という本当に初歩的なところからです。

当時の僕は、プログラミングなんてもちろんできず、やったこともなく、大学でレポートを書いたりエクセルを使ったりするくらいでした。

むしろ、パソコンを使うことはどちらかというと毛嫌いする方でした。

そんなPCスキルゼロの僕が、今は長くこの仕事をできているのは、会社の最初の研修と仕事をする中で覚えてきたからです。

もちろん、努力と訓練は必要です。

これは何事もそうだと思いますが、スポーツにしても、勉強にしても、体に覚えさせるために何度も何度も繰り返し練習して、すりこませて、だんだんとできなかったことができるようになると思います。

SEの仕事も同じです。

一見とっつきにくいですが、少しずつ覚えてくるとできるようになってきます。

僕もすぐにできるようになったわけではなく、時間をかけて段々とできるようになってきました。

IQ200必要とか、難関大学合格レベルの頭がないとできないわけではないのです。
生まれ持った能力や頭のできは関係ありません。

普通の人が普通に練習すれば、普通にできるようになります。

実際、未経験だった人がSEとして活躍している人も多いのがこの業界の特徴です。

いまプログラミングを勉強するスクールなども増えていて、ゼロから誰でもスキルを身につけられて、それを生かせるチャンスがどんどん広がっている仕事でもあります。

今後ますますSEの需要は高まると思いますし、収入も自分次第で上げやすい業界だと思います。


ここまで、SEと頭の良さについて書いてみましたが、難しそう、自分なんて無理、と最初から毛嫌いせずに、ちょっとでもSEの正しい理解が深まればうれしい限りです。

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