改良!chatGPTでの営業メール
前回の記事でご紹介した通り、私はChatGPTを使って営業メールを作っています。その結果、通常の倍以上のアポイント成功率を達成することができました。
ただ、追記として。といより本当は前回のエントリーで言うべきだったことを忘れていたので、ここでまとめておきます。
まず、ChatGPTはまだまだ不完全です。前回のメールでは同じプロンプトの中で直接アポイント先のURLやPDFを読み込ませましたが、現状ではあまりおすすめできません。
正直なところ、ChatGPTの精度はまだ完全には信頼できるレベルには達していません。特に、URLやPDFから直接情報を抽出する場合、その結果は必ずしも期待通りにはならないことがあります。
解決先としては、まずChatGPTにURLやPDFの内容をまとめさせるという方法です。そして、そのまとめた情報を元にメールを作成してもらうというものです。
これにより、ChatGPTが提供する情報の精度を一定のレベルに保つことができ、より質の高いメールを作成することが可能になりました。
例えば、前回ご紹介したトヨタへのアポイントメールも、実際にはこの方法を用いて作成しました。そのプロンプトは以下のようなものでした。
これをそのまま出力すると、
なんか弱いでしょ?
そこでまずはURLをまとめさせました。
でこれをメールにさせると以下のようになるわけです。
なので、まず、順番としてはURLやPDFを読み込ませてまとめさせてください。その後、メールを作成すればOKです。
有料&必要なプラグイン
ChatGPTを活用する上での注意点として、まず重要なのは「無料版ではなく有料版を使用すること」です。無料版のChatGPTはバージョン3.5であり、一方、有料版は最新のバージョン4.0となっています。
月額20ドルの投資が必要ですが、その価値は十分にあると感じています。
なぜなら、バージョン4.0からはWebを読む機能が追加されているからです。これにより、相手のURLを貼ってその内容を読み込むことが可能になりました。これは無料版ではできない機能で、営業メール作成において非常に有用です。
また、ChatGPTを最大限に活用するためには、以下の2つのプラグインが必要です。
WebPilot: このプラグインは、指定したURLのWebページを訪問し、その内容を取得する機能を提供します。これにより、ChatGPTはWebページの内容を理解し、それを元にメールを作成することが可能になります。
ChatWithPDF: このプラグインは、PDFドキュメントから情報を抽出する機能を提供します。これにより、ChatGPTはPDFの内容を理解し、それを元にメールを作成することが可能になります。
これらのプラグインを活用することで、ChatGPTの可能性をさらに引き出すことができます。食べログのプラグインとかもありますが、ぶっちゃけいらないです。この2つがあれば最低限はOK。
これらのツールを使ってChatGPTと共に作業を効率化、いやむしろ全部やってもらいたい…頑張ります。