「ちょっと仕事やめてくる」~365日後に仕事やめるやつ~⑥」(番外編)
あけましておめでとうございます。
2022年1月4日火曜日です。
1年後に仕事をやめる宣言をしてから、52日目となりました。
いよいよ僕にとっては飛躍の年になる(予定の)2022年を迎えました。
何度も重ねて、重ねて、お伝えしていますが、
時間の流れがエグすぎる!!
というわけで、みなさんは今年の目標など決められましたでしょうか?
前回の記事でも書かせていただいたんですが、僕は目標を立てました。
目標は具体的に立てれば立てるほど、より実現しやすいということなので、期限、達成したい数字、何をやるべきかなど小さい項目に分けてやるのがおススメです。
で、今回は番外編ということで、この年末年始に読んだ本をちょっとアウトプットがてら紹介したいと思います。
僕がこのnoteを書くのは、カイロプラクターを職業にして夢をかなえるという過程を発信するのが目的なんですが、ここ最近は特に大きな動きがありませんでした。
でもせっかくのお休みなので、何か発信したいなぁと思ったのでこういう形で発信してみようと思います。
それではいきましょう!
「人を動かす」(著:D・カーネギー)を読んで
年末年始、特に講習などできることがなかったので、本ばかり読んでました。
「とにかく、今できることはなんだろう?」
という自問自答の日々。将来的に何のスキルが必要なのか?何を学べばショートカットできるのか?予習できるのか?
とにかく年末年始はそればっかり考えて本を買ったり、読んだりしてます。年末、先生に聞いてみました。今できることは何があるのか?と。
そうすると
「技術的なことや知識はセミナーの後からじゃないと間違ったことを変に入れてしまう可能性がある。だから、将来的なことを考えると『接客』だったり『経営』『集客』のことを勉強してみたらどうかな?」
という回答がありました。
なのでここは王道を行こう!ということで、買いました。
それが「人を動かす」D・カーネギーの本です!!
「行動心理学」で検索するとやはり一番人気でヒットしました。恥ずかしながら、ベストセラーのこの本をようやく読んだんですが、やっぱりすごい!
当たり前のことだけど、本質的に理解していないことが腑に落ちるように言語化されていてすごくわかりやすかったです。
PART2.「人に好かれる六原則」
僕は特に「人を動かす」の中でも、PART2.「人に好かれる六原則」というパートが感動したので、ここを中心に話してみたいと思います。
まず、このパートを簡単に要約すると
「自分がしてもらってうれしいことは、相手も嬉しいよね~」
っていうことです。
簡単に要約しすぎのような気がしますが、結局こういうことだと思ったんです。
この本の構成は、タイトルのことについて、ある人物の経験をもとにストーリー仕立てで進んでいく構成になっています。
それがとても理解しやすい。
たとえば、ルーズベルト大統領の話を出して(結構ルーズベルト大統領の話が多め)いうと、
ルーズベルト大統領はとても人から好かれていた。
その理由は、どんな人間にも平等に、公平に態度を変えることなく接していたから。
ちょっとした疑問を投げかけたときにわからなくても、のちにわざわざ「あの時の疑問がわかったんだ!」といって電話までかけてきてくれる。
または、召使いにしてもお客にしてもかならず挨拶はかかさない。
その部屋にいるのかどうかわからなくても、かならず部屋の前を通るときは「やぁ、〇〇!!」といって名前を読んで通りすぎたそうだ。
とまぁこんな感じで、経験談を例に出して間接的に本質を教えてくれるような構成になっていました。
人によっては、「わかったような…わからないような…?」という感覚になる人もいそうだけど、僕にはこの構成がしっくりきましたね。
中でも僕が深く感銘を受けたことは3つです。
「名前を覚えること」
「相手が何に困っているかをよく観察すること」
「誠意をこめて話を聞く」
まず「名前を覚えること」。
「人を動かす」の中で書かれているのは、たいていの人は名前をあまり良く覚えていない中で、名前を憶えている人ってめちゃくちゃ好感持てるでしょ?って話です。
正直僕は名前を覚えるのがめちゃくちゃ苦手です。
その根底にあるのはなんでだろう?って考えてみたんですが、どうも間違ったら失礼にあたるんじゃないか?という「失敗を恐れる体質」からきてるのかなぁと自己分析しました。
なので社会人になる前くらいからそのあと10年くらいは、初対面の人に名前を読んだりすることはなかったと思います(笑)
最近なってようやく「名前で呼んでもらえるのって、そういえば嬉しいよなぁ」って実感してきました。僕の本名が特に間違えられやすい苗字なので、よけいに思いました。
だからこそ、最近は会話の中に意識して名前を出すようにしています。
そうすれば記憶に残りやすいし、呼ばれた方も「あ、覚えてくれてるなぁ」って思ってくれるんじゃないかと思います。
「人は自分のことが一番関心のある動物」
この考えが根幹にあると特に納得できますね。
次に「相手が何に困っているかをよく観察すること」
これはちょっとした雑談だったり、普段の会話の中にその人が困っていることを解決するヒントが隠されている、ということです。
なぜ困っていることを解決する必要があるのか、というと
解決してあげることが、一番の「信頼」につながるからです。
「信頼」を得られれば、その人物がビジネスを連れてきてくれる人になりうるかもしれない。そうじゃなくても、感謝されて違う副作用がはたらくかもしれない。
見返りばかり考えてるのはよくないけど、そういうところにもつながるんだということがよくわかります。
たとえば、僕がカイロプラクターだとして、旧友にばったり会ったとする。その友達は「最近体の調子が悪いんだ」と会話の中に出てきたとして、無償で少し施術してあげたりすると、ものすごく感謝されます。
すると、その評判がまわりまわって友達が紹介してくれるかもしれない。
もしくは、広告関係の友人に噂が回って、施術を受けたあとに広告を出してくれるかもしれない。
そんなにうまくいくかは疑問だけど、結局そういうところに全部つながっているんだと思います。
「感謝されること、信頼されること」とても大事なことです。
最後は、「誠意をこめて話を聞く」
これこそ「人を動かす」奥義だと思いました。
よく心理学の本などで、
「人との会話をうまくなるためのコツは、人の話を聞くことだ」
みたいなことが書かれていると思いますが、それはこの本が源流なんじゃないでしょうか。
これは間違いないと思います。話をさえぎられて、自慢話をさんざんされた日にはうんざりします。
でも僕が思ったのは、「人の話を聞く」のは大前提。
それに加えて、話を聞きっぱなしではダメなんじゃないかと思って付け足しました。
大事なのは「誠意をもって」という部分。
話半分で「はいはい、」って聞いていても、全然興味がないことが相手に伝わってしまって、これはこれで不愉快です。
かといって、「そうなんだ!それで!?」と前のめりに話を聞かれてもしんどいなぁって思っちゃうんです。わざとらしいって…(あくまで僕は、ですが)
大事なのは、「ちゃんと話を聞いてるよ。よくわかる。」って相手の人を肯定してあげることなんじゃないかなーって思いました。
否定より肯定してくれる人の方が話したいし、話やすいと思うんです。
そのうちに、否定されることがないから悩みも打ち明けてくれる。なんなら解決できる、とわかったら信頼に足る人になるんじゃないかと思います。
僕ならそんな人と話したいし、仲良くなりたい。そう思いました。
とまぁ、こんな感じで「人を動かす」コツを学ばせてもらいました。
僕は「カイロプラクター」として、質(技量)はもちろんのこと、
来てもらったお客さんに、気持ちよくなってもらうこともめちゃくちゃ大事なことです。
それは「居心地」だったり、「カラダの調子」だったり、「人間関係」にしてもそうです。
「この人に自分のカラダを預けても大丈夫なのかな…?」って思っているなら、まだまだ信頼関係が築けていない証拠だと思ってます。
そのためにも、「人に好かれる原則」、「人を動かす」スキルを身に付けて、人間関係も気持ちよくなってもらえるようになりたいと思います。
他にもいろんな「原則」が載っているので、まだ読まれていない方は実際に読んでみてはいかがでしょうか?
ということで、今回はここまで。それではまたお会いしましょう、しゅんでした!
ー仕事をやめるまで残り「313日」ー