見出し画像

気持ちの整理

今日から、前から予定していた病院の一週間の検査入院が始まる。


今朝、先輩にアドバイスされる。ちょっと萎えた。部活の早朝練でだ。一週間の入院を予定していたのだが、実はこんなことをしている場合ではない。9月末には大会を控えている(もっとも、こんな状況下では参加できない可能性もあるが)。そのために、病院に行くまでの早朝のわずかな時間をも練習にあてていた。アドバイス自体はすごいありがたい。率直にいってくれるのはこっちとしてもすごいありがたい。ただ、その内容が「普段は何気なくできていたこと」だっただけに、自分に落ち込む。

病院についてから、退院時になくてはならない書類を家に忘れたことに気づく。父親に電話して事情を説明すると、「だからあれだけ言っただろ…」とため息をつかれる。忘れた原因は、昨日焦って荷造りしたからだ。思えば昨日の夜から時間に追われまるで精神的に休まっていない。それに畳み掛けるようなこのアクシデント。なんやかんやあって、とりあえず解決はできた。僕のストレス耐性は一日に二個のアクシデントまでになっている。もう今日はこれ以上受け付けられない。

午後、部活のことで方に確認してほしい書類を添付したメールをOBに送る。ダメ出しをくらった。去年のスタイルを踏襲したはずなのに、ダメ出しされるわけがない。状況を見るに、僕に手渡されたUSBに入っていた去年のデータは下書きだったのだろう。「修正したんなら上書きしてデータに残せよ…」と去年の担当者に怒りがこみ上げてきたが、彼は昨年に退部している。

その後まもなく、院内の洗濯機コーナーへ。マグネットを貼って予約するシステムらしい。洗濯と乾燥それぞれにマグネットを貼り自分の番を待つと、洗濯が終わる前に乾燥に順番が来てしまった。仕方なく後ろの人のマグネットを先に譲り、やっと番が来た洗濯を回す。すると、案外洗濯が早々に終わり、すぐにでも乾燥に回したい。一度入れ替えた乾燥のマグネットをこっそりもとに戻すと、後ろから感じた鋭い横目の視線はその当人だったらしい。「順番は守ってください!」と為すすべなく非難される。途中で事情を説明しようとも思ったが、それを伝えたところで情状酌量の余地はないし、子どもの言い訳みたいだとも思えて何も言わなかった。

ここまでボコボコにされる日はそうない。人生の最高記録かもしれない。それも、今回のこの4件は「すべて自分に責任がある」。この怒りの矛先がどこにも向けようがない。情けない自分に、絶壁の悲しさが迫ってくる。


こういうときに、「出来事・自分の思考を文字に起こしてみる」。頭を支配していた感情的な思考が落ち着いて、自分に非があることを冷静に受容でき、これからどうすればいいのかも考えられるようになる。中盤まで書いているうちに「もう気持ちが収まったからいいや」と思えるくらい落ち着けた。

あースッキリ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?