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日間賀島探検隊【3/6】夕食の丸茹でに「このタコどこから来たの?」尋ねると「海からです」

半田の豊場屋本店で焼きあなご昼食後、ミツカンミュージアムを見学しました。

知多半田駅に戻り、名鉄で終点の河和駅に。港まで10分ほど歩いた後、いよいよ高速船に乗って日間賀島(西港)に。

平日ですが、そこそこの人出でした
船は日間賀島到着後、篠島に向かいますが、乗客の9割はこの島で下船
日間賀島で1番大きい?6階建ての「すず屋 海游亭」

『海游亭』の最上階には大浴場があり、海を越え、知多半島のかなたに夕陽が沈む光景が ── 露天風呂からは一層鮮やかに ── 眺められます。

西港の埠頭に(おそらく)最終の便が知多の河和港からやってきました
(風呂にスマホを持ち込めないので、港まで撮りに行きました)

さて、夕食はフグづくしです:
・てっぴ(皮の湯引き)
・てっさ(刺身)
・唐揚げ
・ふぐちり鍋⇒雑炊

てっさ、てっぴ(右側)
唯一のタコは手前左側のタコわさび

日本酒のチョイスは色々あったのですが、探検隊内で
「やはり土地の酒を」
との意見が多く、『国盛 半田郷』を。この酒は、地元の農家が育てた酒米『若水』を使っているのだとか。

お酒は地元の酒「国盛 半田郷」

なお、この酒を醸造しているのは半田の『中埜酒造』。
え、中埜? そうですよね。ミツカンは中埜家でしたね。
『中埜酒造』は以前はミツカングループに属していたとのことです。
この会社にも『國盛酒の文化館』という博物館があり、入館料無料とのことで ── 探検隊は全員酒好きでもあり、
(うーむ。半田ではミツカンよりこちらに行くべきだったか……)

フグの唐揚げ
フグに限りませんが、揚げたては美味い!
ふぐちりも豪勢です。
6人にこれが2鍋

さて、あらかじめ追加料理はリクエストしておかなければなりません。

日間賀島MAPに書かれたキャッチフレーズ
「多幸と福の島 日間賀島」

いかにタコが高騰しているとはいえ、多幸タコフグの島』でタコ料理がタコわさびだけでは……ですよね。
さて、追加注文する🐙タコは、
①タコの丸茹で
②タコの唐揚げ
の間で議論もありましたが、多数決を取るまでもなく、豊場屋本店の大将が話していたのを想い出します:
「日間賀島のタコは、一匹丸ごと茹でるんです。それをハサミで切って食べるんですよ」

ということで、これ!

「どうやって切っていくの?」
尋ねると、中居さんが容赦なく、バチバチハサミをふるいはじめました。

哀れ……タコさん……

「で、このタコ、どこから来たの?」
探検隊の1名がおばちゃんに尋ねました。
何せ今、日本近海のタコが取れなくなっており、しかも、モーリタニアなどアフリカ北西部沖合のタコは欧米のブームで日本まで運ばれなくなっていると聞くので……。

いやあ、茹でたばかりのタコって美味いですね
日本酒によく合う!

中居のおばちゃんはすました顔で答えました:

「海からですよ!」


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