見出し画像

祝:ESSCマガジン30作品超え!(目標:40作品)

有料マガジン『エレクトロニック・ショート・ショート・カタログ』を始めた時、
・ほぼ毎週作品をアップし、最終的に30作を越えます
と書きましたが、半年近くかけて30作品に達しました!
記念すべき30作目が:

次が31作目で、単行本掲載作の2次創作を予定しています。

マガジン、およびマガジン中のショート作品をご購入いただいたnoterさま、高評価いただいたnoterさま、ありがとうございました。
以下、これまでと重複記述もありますが……

『エレクトロニック・ショート・ショート・カタログ』は理系月刊誌に連載した読切ショートショートをまとめて20年以上前に単行本として発売されました。その時点で40作品が掲載されていました。
確か定価は1200円だったかと思います。私は印税代りに数十冊いただき、友人たちにディスカウント販売しました。

さて、note掲載を前提に書く作品を読み返すと、この間の時代変化により、単行本発売時とは環境が大きく異なっているのに気付きます。
技術的な変化で最も大きなのはもちろん、スマホの普及です。公衆電話なんて、もう存在しませんね。AIも身近になりました。
社会的な変化として気付くのは(作者の意識の問題でもありますが……)ジェンダーがらみの辺りでしょうか。上司役は男性、妻役は専業主婦、という設定が多かったりする。

再掲にあたっては、そのあたりを修正し、修正困難な話 ── それこそコンプラ上マズいもの、技術進化により陳腐化したデバイスなど ── は再掲を止めました。
さらに、続編、二次創作、まったくの新作なども加えて、今回のマガジンは、あと10作以上、最終的に40作以上を目指しています

40代の頃、高専や大学で講義を頼まれた時に、理系学生への宿題として、
「こんなもの(装置、道具など)があったらいいな」
という提案をしてもらい、
「それはどんな技術があれば実現できるのか」
まで考えてもらっていました。

月刊誌の編集長(早大教授)から連載を依頼された時、
「学生に出していた宿題を自分でもやってみよう!」
『新製品開発スラップスティック・コメディ』を書き始めたのがこのシリーズの契機になりました。

私のサラリーマン生活のほとんどは材料の研究開発でしたが、むしろ製品開発のような仕事が向いていたのかもしれないな、なんて創作をしながら思ったものです ── まあ、コストを始め厳しい制約もあり、そんな甘いものではないでしょうが。

まだまだ新作も書いていきますので、これまで同様、どうかよろしくお願い申し上げます!

本年もよろしくお願いいたします

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集