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Wikipediaを読んだら、東方が面白くなった。
Wikipediaはたまに当たり
Wikipediaと聞いてどのような印象を持つだろうか。
レポートを書く身だとすれば、教員がやたら敵視している存在かもしれない。
何やら難しい事柄がつらつら並べられてキツい存在かもしれない。
だが、ここで断言しよう。
Wikipediaはお金を支払わずに楽しめる最高の娯楽といっても過言ではない(いや過言である)。
そこで、最近読んだ記事で面白かった記事を紹介したい。
そして、これは東方projectと信仰について解説した記事でもあるのだよ。
なお、マタラ神は出てこない。
今回紹介する記事はこれだ!!
「八坂」という名前と画像で察した方もいるかもしれない。
何を隠そう八坂神奈子の元ネタ神である。
それにしても、この諏訪大社下社秋宮の写真は良い写真である。
風神録6面ボスステージの苦しさと美しさを思い出させてくれる。
このトップ画像を選んだ人は、もっと賞賛されるべきである。
(イージーシューターがなんか言ってますぜ)
![](https://assets.st-note.com/img/1724158685054-zoHrP2cAy2.jpg?width=1200)
サラッと書きすぎ!
で、すごいのはここからである。早速見てみよう。
「系譜」という項目にある記事である。
結論から申し上げると、
八坂神奈子は、綿月姉妹の一員であるかもしれない。
この綿津見命というのが、綿月依姫と綿月豊姫の父神なのである。
Wikipediaには重要なことが淡々と書かれている。
フリー百科事典であるから当然だが。
ちなみに、これほんとかよ~という方にはこちらもおススメだ。
この記事の出典である。
太田亮『諏訪神社誌 第一巻』である。もちろんタダで読める。
最後で度肝を抜かれる
というか、もっと衝撃的な部分もある。
「神話」という項目の最後である。
『諏方大明神画詞』によれば、神功皇后の三韓征伐の時に諏訪と住吉の神々が現れた。皇后は大変喜び、二神をもてなした。また、戦いに赴くことを海底の龍宮に知らせるために「高知尾の豊姫」[注釈 5]を遣わし、海神から「満干の両珠」を借り受けたという。
(中略)
延宝2年(1674年)の『諏方講之式』では「下宮亦八坂姫之云豊姫神」とあり、豊姫は八坂刀売神と比定されている。『高島藩書上帳』にも、下社の女神に関して「又名高知尾豊姫命」とある[28]。
なんと、綿月豊姫=八坂神奈子である。
どうりで、綿津見命の娘であるという伝承が残るわけだ。
この記事は「神話」という項目の最後に出てくるのだが、この記事が際立ってびっくりする。
だって、そのほかの項目、御神渡りとか湯玉伝説(温泉がわくやつ)とかだよ。諏訪七不思議だよ。
振り返り
Wikipediaをちょっと見ただけでも衝撃ばかりだった。
しかも、気になったことはさらに調べたいという欲求を駆り立ててくる。
ずるい。こんなの時間がいくらあっても足りなくなってしまう。
まあ、健全な娯楽な気がするしいいや とも思える。
Wikipediaを愛でる投稿が増えたらXもNoteも面白くなると思う。
是非、面白ネタを蒐集する人が増えて欲しいものだ。
余談だが、私の記事のトップ画像はしっかり使いまわす予定だ。
信仰は儚き人間の為にあるので仕方ない。
関連おススメ記事
綿津見命の記事、豊玉毘売命=(豊姫)、玉依毘売命(=依姫)もしっかり出てくる。
怪談話というわけでなく、不思議なことという感じだ。