見出し画像

マガジン読者様への私信 vol.2

残り10

マガジン読者の皆様、こんにちは。
今も、マガジンを購入してくださった方は、
先週と変わらず5名ぐらいなので、
まぁ、「LINEグループ」レベルなのですが、
でも、買ってくださった方に、
何か特別なコンテンツを作りたいというのは、
やはり思うわけでして、

「メルマガメール」みたいな形で、
定期的にこういった「私信」を書いていけたらと思ってます。

どれぐらいの人が分かる話なのか不明だけれど、
昔、nakata.netっていう、
オバケサイトがあったんですよ。
オバケサイトというのは、
一日の訪問者が当時1千万とかを超えていたらしく、
そんなサイトって当時独特のものだったらしいのです。

主催者はサッカー選手の中田英寿で、
彼がジェノヴァとかローマとかパルマで活躍しながら、
イタリアのレストランでこれを食ったら美味かった、
とか、機能の試合でのユーベの当たりはすごかった、
とか、代表戦の後のセリエAでの試合のスケジュールは、
時差ボケが結構キツい、みたいな話を、
友達にメールするような文体で、
サイト訪問者に届けていた。

SNSが普及した今では、
そうやって芸能人やスポーツ選手が、
ファンと直接つながる、
っていのは、空気のように当たり前になったけれど、
90年代後半から00年代初頭の、
まだmixiもfacebookも登場しておらず、
Chromeというブラウザもなく、
firefox、safari、internet explorer、netscape
といった時代です。
ブロードバンドもなく、
電話線につないで「ピーヒョロヒョロー」の時代です。

その時代に、
テレビやラジオなどのオールドメディアを見捨てて、
自分独自のファンとのつながり方を構築した中田英寿は、
僕たちの世代からはヒーローに見えました。

そのnakata.netで、
中田英寿がファンに向けて書いていた、
今で言うと「ブログ」だとか、
「SNSの投稿」にあたるのが、
「hide's mail」っていう投稿だったのですよね。

この「マガジン購読者へのメール」って、
そういう意味で、hide's mailみたいな感じがして、
書いていて楽しいのですよね。
今のところ5人しか見てない、
っていうのもなんか面白いし笑。

そんで、こういうクローズドな空間だと、
わりとメルマガにも書けないことが書けたりするわけで。

次号のメルマガ(5月11日配信号)を、
今執筆しています。

今回は久しぶりに質問が来たので、
Q&Aコーナーと、
「読んだ本」の二本立てで行く予定です。

ここから先は

1,202字
この記事のみ 残り10/10 ¥ 100

NGOの活動と私塾「陣内義塾」の二足のわらじで生計を立てています。サポートは創作や情報発信の力になります。少額でも感謝です。よろしければサポートくださいましたら感謝です。