「何かに役立つかもしれないから」病
先日、ウォーキングのために夜道を歩いていたらふと気になるものが目に飛び込んで来た。
大量のプルトップ
なぜ、気になったか…?
俺も持ってる(爆)
まさか「同志」がいるとは思わなんだ…。
てか、せっかく集めたのに、なぜ普通に捨ててしまっているんだろう…と思うかもしれないが、この「プルトップの処分(活用)」って、今の時代はわりと面倒なのよね。
20代以下の若い世代の人は知らないと思うが、そもそも昔はプルタブって「取れた」わけで…。
この指輪っぽい形のものが主流だったのが、この小さな鉄くずのポイ捨てが跡を絶たないためステイオンタブ…つまり、現在のような「缶にくっついたまま」の形になったわけだ。
で、このプルタブ。
地域によっては【回収運動】が行われている。
俺が集めるようになったのも、母親が集めているのを見たからで
「何かの役に立つなら…」
と集め始めたのだ。
昔は家の近くの薬局でプルタブを回収していたから、ある程度溜まるとそこへ『奉納』しに行っていたのだが…だいぶ前に薬局が回収しなくなってしまったので、行き場を失ったプルタブが大量に自宅に残る羽目に。
「車椅子とかに生まれ変わるんでしょ? ってことは自治体が(積極的に)回収しとらんのか?」
と思ってググッてみたが…我が自治体では特段に回収はしていないみたい。
募集している自治体は少なからず存在しているが、郵送などの手段を用いようとしても「20kg以上で」とか…。
ケンコバさんが「正気ですか!?」とつっこんでしまうぐらい、ハイボールを飲まないと集められない量になる。
集めていたら、俺、肝硬変で死ぬと思う。
逆に!!
「切り離されるとリサイクル業者が迷惑だ!」という話も。
この記事によると、リサイクル工場にある「異物選別装置」は、主に磁石や風の力を使ってアルミ缶とそれ以外のものに分けているのだが、プルタブは小さすぎるため「ゴミ」として選別されてしまい、異物を落とす穴に落ちてしまうのだとか。
だったら缶に付けたまま集める方が効率的らしい。
そ、そうだよね…。。
そもそも「プルトップが散らかるから集めよう!」という運動が起こったわけで、現在のようなステイオンタブの形で缶に引っ付いているなら無理矢理剥がさずともいい時代なわけだ。
それなのに、なぜ俺はプルタブをわざわざ引っ剥がしているんだって話。
そろそろプルタブ集めは止めないといけないかなぁ。
ただ、よくわからないのは
なんでコレをメルカリで販売するかね?(笑)
誰が何のためにプルタブを大量に必要としているんだろう?
もしかしたら大量に集めることで価値があるのか?(苦笑)
リサイクル以外の使いみちがあるなら教えて欲しいものだ。
そして…
【闇】はまだまだ続く…。
昔は「取れるプルタブ」を
「指輪」代わりにするようなドラマが
あったとかなかったとか…
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