見出し画像

閉店ショック 【栃木県宇都宮市】

 東京から出身地へ帰省する際、駅のホームに着いてまず目につくのが7・8番線のホームの階段下にある「野州そば」というお店。

 立ち食いそば(うどん)のお店で「とちぎテレビ」で仕事をしていた頃は、来る度に毎回のように立ち寄っていたお店だ。

 ツユは真っ黒で醤油を存分に感じる関東風。
 「絶品」というわけではないが、都内で下手に700〜800円とかするお店のより全然美味しいと思っていた。
 コスパ最強クラスの立ち食いそば店じゃないかな〜と。

 それなのに……

店構え
貼り紙

 なんと!
 前回の帰省から半年以上も【休業】しているようで…。
 てか、これって実質的な【閉店】だよね…!?
 うわ〜地味にショックなんだけど…。

 ここで毎回「かき揚げそば」を食べて都内に戻るのがルーティンだったのに…。


 そんな折、「立食そば屋大量閉店」という記事を見かけた。

 まぁ、飲食店はどこも値上げラッシュだもんな…。
 「早い・安い・美味い」がまかり通っている立ち食いそばが急激な値上げをしたら、反発が起きるか…。

 飲食コンサルでありYouTuberの永田ラッパさん曰く

「欧米では人件費が値上げする分、商品の価格に跳ね返るのは当然と考える。ところが日本は人件費が高騰しても、それらを商品の値上げに転嫁するのに嫌悪感を示す国民性」

 といったような解説をしていたことがあった。

 多分、値上げしてもどうにもならないぐらいの赤字だったんだろうな…。
 所詮は「立ち食い蕎麦(うどん)」なので、ラーメンのように一杯1000円とか取るわけにもいかないだろうし…。


 こちらは、以前に行ったことのある立ち食いそばのお店。

 この前、通りかかったら店頭の商品写真から値段が消えていた。
 おそらくだが、頻繁に値上げするので都度都度値段を書くとマイナスプロモーションになると判断したっぽい。

 ちなみに、最後にこのお店で「かき揚げそば」を食べた時は600円だった。
 コロナ禍前の480円から600円か…。
 最後に食してから結構な時間が経っているので、もしかしたらもっと値上げされているかもしれない。


 「ラーメン」は高級にしても文句が出にくいが、「立ち食いそば」は「サラリーマンの財布の味方!」なんて印象が定着しちゃっている分、値上げされる度に客離れが止まらないだろうね…。
 俺も上記のお店で「かき揚げそば」が650円とかしたら…多分行かなくなると思うし。
 どうせ650円を払うなら『かつや』で「カツ丼」とか食べたい(苦笑)。


 ちなみに…Googleマップを見て気付いたのだが、宇都宮駅の改札の外にある「もう1つの立ち食いそば店」も臨時休業マークがついていた。

 正月の帰省でソコには立ち寄らなかったが…ここも閉店か?

 フードコートにコスパの悪そうなカレー屋とか焼きそば屋を入店させるぐらいなら、庶民の味方なお店を残して欲しいな〜と切に願う今日このごろ。




いいなと思ったら応援しよう!