コーヒー片手に、紙製の本について思う。

画像1 だいぶ長いこと置きっぱなしにしていた古本を、10冊ほどBookoffに持ち込んだ。
画像2 10年以上前のビジネス本が主だったので覚悟はしていたけど、1冊5円はなかなかに衝撃的。
画像3 『わざわざ持ってきてくれてありがとう~』的な値付けかな。とか思う。スピリチュアル系本は30円だったから、値付けは在庫の多寡によるのかもね。
画像4 同じ買取カウンターの隣の窓口の人は、1万円近いリターンを受けていたから、どんな本を持ち込んだのか気になったけど、背表紙が向こう向きだったので見えなかった。
画像5 それにしても、決済早かったな。バーコードをピっと読み込んですぐだったし。今日の対価の140円を握りしめながら、コーヒーでも飲んで帰ろうかとぼんやり思う。
画像6 どう考えても、労働と対価が釣り合わないけど、本が大好きだからごみとして処分するには抵抗を感じてしまう。そっちの方がずっと楽なんだけどね。
画像7 5円で買い取られた本たちは、状態のいいものを除いて処分されてしまうのかもしれない。Bookoffの倉庫だって無限じゃないし。多数ダブっている本は、それなりに間引きも必要だろう。
画像8 行きつく先が結局処分なら、自分ではやりたくないと他の人に回すのは、ただの偽善、ただのコストの増大なのかもしれないな。
画像9 そんなことをツラツラ考えながら、紙製の本の未来を想像してみる。
画像10 レコードやCD、フィルムカメラほどのスピードではないけど、いずれは電子書籍に駆逐されてしまうのだろう。減少の一途をたどる新聞のように。
画像11 それとも、コミックのようにネットで読んで面白かったら紙製本を買う、コミックをコレクションする、という住みわけがされるのかもしれない。
画像12 ネットで本を読むのもいい。軽いし、どこでもいつでもなんでも読める。でも、やっぱり違うんだよなぁ、紙製品は。できるだけ長生きしてほしい。コーヒーを片手に空を見上げてそう思う。
画像13 (これらの写真は、普段撮らないものを撮ってみようと、出かけた先でパシャッたもの。お粗末。)

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