INFJさんの就活迷子に対する回答。
こんにちは。
ライフコンサルタントの伊藤峻です。
Noteで記事を読んでいて、とても参考になったり、良い分析をしてくれている方が多くいるので、とても学びになっています。
いつもありがとうございます。流石、INFJさん達です。
加えて、Noteのプラットフォームを作っている方々と、忙しいながらも投稿してくれている方々に感謝です。
自分以外のINFJさんが投稿する記事は、結構、楽しみにしています。
INFJさんの記事を拝見させて頂くと、
『この様に感じたり、悩んだり、考えているのか。』
という発見もあり、勇気を貰います。
今回は何やらINFJさんで、就活迷子の方の記事を見かけましたので、
老婆心ながら、『答えが決まっているテストの回答』ではなく、
『真っ暗闇の中、答えを自分で見つける旅。』を、
心もとないランタンを片手に探してきた『迷い人』としての立場から伝えていこうと思います。
この記事を読んだ後に、あなたの旅の指針になる答えが見つかると良いですね。
どの情報を取り入れ、どの情報を取り入れないかはあなた次第ですので、ぜひあなたの人生に取って必要な情報が見つかればと思います。
1.質問に対しての答え。
質問① 現在、どんなお仕事をしていますか?そのお仕事とどのように出会いましたか?
現在は、ストレス社会で1人1人が心軽やかに生きれる為の、現実的なアドバイスやサポートを行う仕事をしています。
心の平安を崩す事になる、浮気や不倫、人間関係の軋轢や、パワハラ、モラハラなど、その様な事に遭遇した際にクライアントさん個人の状況に合わせて、彼らが心軽やかに生きる為の現実的なアドバイスをしています。
この仕事は家業4割、私が1人になってもやりたい事6割くらいで構成されているので、この仕事との出会い方だけを答えると、
『家業として出会い、私が人生で本当にやりたい事をプラスしました。』
という答えが近いと思います。
質問② 現在のお仕事は、自分に合っていると思いますか?また他にやってみたお仕事がある場合、どんなものは自分に合っていて、どんなものは合っていないと感じましたか?
私自身、この質問に答えても、あなたにとっての答えが見つかるかは分からないと思います。しかし、もし答えるとすると、現在の仕事は自分に合っている、という回答になります。
理由としては、
①物理的な拘束がないこと。
②納期に追われないこと。
③脳を最大限使い、誰かにとって心から必要なサービスを生み出せること。
④疲れたらすぐに休める空間があること。
⑤誰かが困っている事や悩んでいる事に対して、全神経と知識を使って現実的にサポート出来る為に時間と労力を使えること。
これらを全て満たすことが出来るからです。
基本的にテコでも動かないタイプですので、納得できない事は絶対にやりたくないのが、INFJ−Aである私だったりします。
他にやってみた仕事としては、会社の海外事業部で全世界にある販売拠点との橋渡しの仕事だったり、データアナリスト的な仕事だったり、コンサルティング業界でPMもどきをやったりしましたが、あまり相性はよくありませんでした。
合っていない根本的な理由としては、
①プレッシャーが非常に高い環境で働く。
②その業界に居る方々と性格的に合わない(とても体育会系:筋肉 is Power!みたいな。)
③深夜2時〜4時に朝の会議で使う資料やメールが送られてくる。(この人達、同じニンゲン…?と疑う。)
④深夜タクシー=移動型ホテル(仮眠用)というのが割と当たり前だったので、1日が終わらない日々を繰り返した。
『上司:今何時間目?』
『自分:…。38時間目。』
『上司:じゃあまだいけるな。』
『自分:…ぇー?(あなた…家族を大切にしなさいよ…。)…なんだか今日、いけそうじゃない気がするー。』
みたいな感じが多くありました。
という、
基本的にはプレッシャーが高く、同僚と息が合わず、自身の価値観と生活を守ることが出来ない環境で働き続ける事が、INFJさんにとっては現実的ではないと思います。
ですので、あなた自身がどこまで許容できるか、何を継続できるかを考えてみる事から初めて見ると良いと思います。
質問③ 就活生の時に、苦労などはありましたか?具体的に何が辛かったなどあれば、知りたいです。
就活の時の苦労は特にありませんでした。就活は基本的に仕組みが分かれば簡単です。それよりも、就職してからの苦労の方が非常にあった記憶があります。
就活は基本的に面接官(一般的にはマネージャーレベル)との相性で決まりますので、相手の知識量から問われる質問に、80%くらい論理的に話せれば特に問題なく通過出来るものだと思います。
実際、面接官さん達と結構簡単に話が通じるので、むしろ普通に生きているよりも、面接をする方が楽しかった印象を覚えます。
就活に関しては、面接官さん達と話をすると、相手が持っている知識量と自分が持っている知識量を測る会話が楽しかった(演劇みたいな感覚だった)ので、特に苦労した経験はなかったと感じます。
しかし、自分の人生を軽やかに生きるという事を考えると、そうは問屋が卸さないのが、現実です。
仕事をするという事は、これから先何年と同じ職場で、同じ同僚と時間を共にし続けるという事です。
ですので、面接という試験に合格したから『安泰』という考えではなく、『合格してしまった、これからどう人間関係を保ちつつ成果を出し続けるか』これを考えていかなければいけません。
そして、これが一番難しい問題であり、現代で多くの若者が躓き、精神的に参っている問題でもあります。
2.暗闇を彷徨い続けた先に見えた答え。
暗闇を彷徨い続けた先に見えた答えは、たった1つです。
●やりたい事や、世間体で正しい事をやり尽くして、全て失った経験があったとしても、最後1人になってもやりたかったことをやる。
それが仕事であり、生き方であり、本来の自分がやりたかった事です。
人生なんてものは、周りがどうとかではなく、たった1人になってもやり続けたかった事を見つける旅だと思ってみると、良いかも知れません。
それは人によっては、
●人の笑顔を守るコンテンツを作り続けることをしたい(クリエイター)
●音楽を作り続ける事で辛い1日が華やかになる様にしたい(クリエイター)
●病気や怪我を緩和したり再生させることをしたい(医療業界)
●優しさと気遣いを使い人の心と生活を守ることをしたい(カウンセラー)
●無理なくできる事で人の生活を支え続けることをしたい(NPO系)
●家族と友人達の笑顔を守る為に必要なことをしたい(専業主婦/主夫)
といったものかも知れません。
しかし、結局の所、仕事と言うものは、
①あなたが毎日継続してやり続けられる事
②やっていたとしても全く苦にならない事
これら2つを両立できなければ、必ずといっていいほど、いつか何処かの地点でガタが来ます。
それはどの様な経験で現れるかは分かりませんが、我慢し続けていたら、いつか盛大なしっぺ返しが来たりします。
ですので、就活関係で悩んでいるのであれば、
①毎日あなたが継続出来る仕事形態
②あなたの心が納得出来る仕事内容
この2つを軸に改めて考えて見ると良いと思います。
多くの方とは切り口が違うアプローチにはなりますが、結局、長い人生を生きていく中で、仕事を続けていかなければいけないのであれば、
●最後、たった1人になってもやり続けたいこと。
これが、最終的な答えになると思います。
人生は長いので、盛大に悩み、盛大に間違え、盛大に後悔していきていけると良いと思います。
人生と仕事の正解は、人の数ほどあるのですから、あなたが日々諦めずに、継続することが出来る事を選ぶと良いと思います。
『80億分の1の正解』を探すなんて、砂漠の砂の中から砂金を探すほど、無茶無謀だったりするので、あなたにとっての『正解』を探す方がベストです。
他人の価値観や人生観に囚われず、あなたの人生にとって必要な事だったり、仕事を選んでいければと思います。
…とは言っても、人生は後悔しないと始まらないものなので、人の意見を取り入れつつも失敗し、後悔し、それでも生きる選択をしてからが、人生における、第2ラウンドになります。
俗世で正しいと言われている事を追い求めるよりも、あなたの心が満たされる仕事を継続することが、INFJさん取って本当に必要な事だと思います。
光が届かない暗闇をランタン片手に歩んでいる方も居たりするので、どうぞ困ったらその方に話を聞いてみるのも1つの手段かも知れません。
ライフコンサルタント
伊藤峻