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【プロジェクト推進力】3ヶ月でDX計画をつくる方法 その3 Vision~課題展開✨

 DXとは、デジタル・トランスフォーメーション (Digital Transformation )の略で、企業がデジタル技術を活用してビジネスモデルや業務プロセスを根本から革新する取り組みです。

 例えば、Amazonの自動倉庫システム では、ロボット技術とAIを導入した自動倉庫システムを利用しています。

 これにより、倉庫内のピッキングや梱包の作業が大幅に効率化され、注文から出荷までの時間が短縮されました。これがデジタル技術を活用して業務プロセスを大幅に改善するDXの代表例です。。

 あなたが、企業にお勤めで「わが社のDX計画を作ってくれ」と依頼されたらどうします?

 私は、IBMという会社でコンサルタントとして、お客様の業務改革プロジェクトを70回ご支援し、IBMを定年退職してからは、独立して業務改革のコンサルティングや、プロジェクト推進のセミナーを行っています。

 今回は、「3ヶ月でDX(業務改革構想)をつくる」方法をご紹介し、その中の「改革ポイント」の部分を詳しくお届けします✨




⏩ 業務改革構想とは?

 企業が「今のままでは競合に負ける」「お客様の受注が縮小ぎみだ」「主力の製品が売れなくなってきた」と言った問題が出てきたと仮定します。

 このような問題を解決し、会社の体質・プロセス・組織などを見直して、必要な体質を変え、プロセスを変え、組織を見直す計画をつくることを、業務改革構想と言います。

 もし、あなたがプロジェクトチームに選ばれ、「3ヶ月で業務改革構想を作ってくれ」と言われたら、どうします?

  私が70以上のプロジェクトを成功させてきた経験から「業務改革構想立案」とは、このような活動を3ヶ月ほどかけることを提案します。

⏩ 3ヶ月で業務改革構想立案する例

 下図が業務改革構想立案する例です。 最初に「分析フェーズ」を2ヶ月、設計フェーズを1~2ヶ月かけて、問題を抱えている企業の業務改革構想を作ります。

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