弱者に冷たい【婚活】アプリのシステムがネガティブな気持ちを引き出してしまう
婚活アプリ、流行ってますよね。
でも婚活アプリはどうしても好きなれない。弱者に冷たいシステムだからです。
例えば40代で年収300万円の高卒男性。アプリに登録して相手を探そうとしても、非常に難しい。メッセージのやり取りにすら、たどり着けない人もいるでしょう。男性の場合は年齢・学歴・年収が弱者を生み出す要因となります。
では次に女性はどうでしょう?女性はまず年齢が35歳以上になると一気に厳しくなります。そして何と言っても見た目で大きな格差が生まれます。性格に問題があったとしても、美人で巨乳に人気が集中します。
そして女性は性行為目的でアプリに参加している危ない男を避けながら相手を探さなければいけません。男性経験が少ない女性にとっては、相手を物色しつつ、危険を避けるという作業は簡単ではないはずです。
これで本当に結婚相手を見つけることができるのでしょうか?
ハイスペックなイケメンと若い美女が同士が出会うには、婚活アプリは最高の環境です。サクサク進むでしょう。しかし、そうではないほとんどの方にとって、婚活アプリでの婚活は決して楽ではないはずです。
考えても見てください。Amazonでお買い物をするときスマホの画面に商品が選ぶように、自分のデータが異性のスマホに表示されているんです。当然ながら、良い条件の人に人気が集中するに決まってきます。
まるで人が商品のようですよね。
結果、婚活アプリで自分の市場性に気がついてしまい、ネガティブになってしまう人、自信を失う人、結婚を諦める人もいるでしょう。
人間は、多少は根拠がない自信を持って元気に生活した方が魅力的に見えますし、本人もストレスがかかりません。そうやって生きればいいのに、自分を商品としてネットに陳列してしまうのは・・・冷静に考えればおかしな話です。
アプリで得をするのは業者です。新しいアプリが次々と出てきているのを見ればわかりますよね。人が気にするところ、人が悩むところ、人の弱いところを突いて儲けているのです。
そう考えると、婚活アプリに本気になるのは危険です。
アプリに執着するよりも、自分のいいところを伸ばす、いいところを見てもらう、相手のいいところを探すこと。そういった人として大切なことをリアルの世界でできるようになる方が、アプリに時間を奪われるよりも重要なのではないでしょうか?