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ドイツ縦断してみた:完結編~見えてきたドイツらしさ~
Guten Tag!
エヤフルトから同じく電車で1時間半程度さらに南西に進んだところにあるエヤラング、ここには嫁の友達が住んでおり、2泊3日で楽しむ予定が、何か悪いものを食べたかなにかで、一家で食中毒気味に。。。
写真も食事も特にとれず、ただただ回復の兆しを待っていたのでした。。。(なんかコロナかかってから体弱いんですけど。。。)
てなわけで、着いちゃったよ目的地「ニュルンベルク」
嫁の親戚と、前職でお世話になった料理長がいるこの町もまた未開の地である。
1.レンガ色の古城の街 ニュルンベルク
ここニュルンベルクはバイエルン州に属しており、面積が約180㎢と前回のエヤフルトよりも小さいですが、人口が50万人を超える今回巡った町のなかでは、一番賑わいのある素敵な町でした。
中央駅を出ると、すぐ目に入るのは赤レンガ色で統一された歴史的な建物が立ち並ぶ通り。これぞニュルンベルクと言わんばかりの壮観な面持ちに高揚感を覚えました。そしてこの街のクラブはドイツブンデスリーガ2部でプレーしており、日本人も活躍しています。
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2.クリストキンドレスマーケット
これは聞きなれない言葉かなとは思いますが、ニュルンベルクで行われているクリスマスマーケットの名前です。
ここのクリスマスマーケットはドイツで最も古い歴史を持つクリスマスマーケットの一つで、第2次世界大戦後の1946年に最初のマーケットが開催されました。このマーケットの特色として、ニュルンベルガーのクリストキンド、つまりキリストの子供という意味を持つ、この町を象徴する子供を2年間隔で選出しています。
マーケットの開幕を宣言し、町を練り歩き、各所を訪問する役割があり、
応募するための条件には身長制限などがあるようです。
残念ながら、今回訪れたタイミングは12月ではなかったため、訪れることはできませんでしたが、クリスマスシーズンに訪れる際はぜひいらしてみてください!
3.皇帝の城 カイザーブルク
そしてこの街のシンボルである皇帝の城という名を持つカイザーブルクはもちろん一番の観光名所でしょう。
この城は複合施設となっており、見どころがたくさんあります。
まずは宮殿と二重礼拝堂、ロマネスク様式の建築は芸術的観点から世界的にも重要な建築物とされています。
そしてシンウェルタワーと呼ばれる天守閣のようなもの、ここからの景色はどのようにこの街が戦後再建してきたかが明確に見えます。
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歴史が残る街、文化を受け継ぐ街、保守的といえば保守的だが、だからこそ美しい街が形成されていく。ベースがなければ新しいものを取り入れても
歴史に刻まれることはない。「街をつくる」のは歴史を受け継ぐ作業の延長線上にあるのかもしれないと感じました。
この縦断旅は最後にふさわしい古都ニュルンベルクで幕を閉じました。
4.見えてきたドイツらしさ
約一週間をかけて回ってきた7つの町にあった共通点は個性です。街の特色は歴史と深い関係があるということ。自分たちに誇りを持ち歴史に尊敬を忘れないというドイツ人らしさの反映が、ドイツの街に表されていると感じました。戦後に崩壊した街を忠実に再現したいという市民の意見は、日本の高度経済成長期を境に始まったスクラップアンドビルドの真逆で、進化とは無縁に思えるかもしれないがこの考え方が「街のつくり」のベースを作り、この先の進化を支える礎になっていると勝手に考察してしまいました。
5.Monkey Ramen
ベルリンで働いていたラーメン屋さんの店長がここニュルンベルクでラーメン屋さんをオープンしました。この街を訪れた際に、日本食が恋しくなったらぜひ、立ち寄ってみてください!
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今日のドイツ語
Reisen:(ライゼン):旅行する
国や町の名前を使用するときは、Nach(ナハ)という前置詞を使います。
Ich reise nach Deutschland(イッヒ ライゼ ナハ ドイチュランド)
私はドイツに旅行に行きます。
それでは今日はこの辺で、
チュース!!