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愛着のある注文住宅を建てるのに大事なこと
こんにちは!
泉です。
今回は家づくりネタです。
わたし、2020年に注文住宅を建てまして、
住み始めてかれこれ4年半ほどになります。
4年半も住めばもう新鮮味もなくなり、自宅の魅力も感じなくなってしまうのかなーと思いきや、そうでもないんです。
なぜ4年半経った今でも、自分の家を好きなままでいられるのか。
改めて考えてみました。
家づくりはお金との戦い
まず、家づくりで大きな壁となるのがお金です。
注文住宅って、あんなことしたい、これを採用したい、とか夢が無限大に膨らみます。
ハウスメーカーの担当営業に要望を伝えて、一緒に間取り図を考えて、キッチンとかの仕様を考えたりして、「早く住みたい!!」という気持ちになったところで出てくるのが見積もり。
そして目を覚まします。
あれ?こんな大金誰が出すの?
そう、理想を全て詰め込んで予算に収まることはほぼ無いんですよね〜。
なので、ここからは現実に目を向けてコストカットに邁進するわけです。
お気に入りの場所を作る
でも、コストカットばかりに意識が向いてしまっては家づくりが退屈なものになってしまいます。
せっかくの注文住宅ですから、自分だけの愛着のある家を建てたいですよね。
では、限りある予算という壁を乗り越えて、かつ愛着のある注文住宅にするにはどうすればよいか?
それは、
こだわりポイントを1つ決めて、
それ以外は妥協するということです。
つまり、家づくりの優先順位をつけるということですね。
予算は限られていますから、新居の全てを100点満点にすることは無理でしょう。
(もちろんお金持ちで予算が青天井、という場合は除きます)
なので、こだわるところは90点以上、それ以外は70点以下くらいのイメージ。
他のところが70点に満たなくても、自分の好きな場所が1つでもあるだけで自宅への愛着は湧きます。
全部が平均点の家はもちろん住みやすくてよいかもしれませんが、
個人的に程なくしてあきてしまわないかなぁという気がわたしはするのです。
それであれば、せっかく建売でなく注文住宅を選ぶんですから、自分の思い入れをちょっとでも入れたいものです。
ちなみに、こだわりポイントを決めるには家族の合意が必要。
自分一人で突っ走ってはダメです。
そんなことをして自分だけにとってのお気に入りの新居を建てられたとしても、一緒に住む家族が不満を持っているようでは気まずいですよね。
我が家のお気に入りポイント
これまでこだわりだの、お気に入りだの
と繰り返していますが、
わたしの家にもちゃんとこだわり&お気に入りポイントがあります。
それが、2階ホール。
2階は全体的にアンティーク調に揃えているのですが、その中でもわたしが特にこだわったのが2階ホールです。
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壁紙をレンガ調のアクセントクロスにしたり、ブラケットライトを置いたり、カウンターを置いたりして自分の好きなアンティークを詰め込みました。
勾配天井にもなっているので広々とした空間になってます。
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この2階ホールがわたしのこだわり空間です。
寝室に行くには階段を上がってきてこのホールを通るのですが、
ホールの開放感とアンティーク感に今でも自然と頬が緩みます。
でも、一番頑張ったのはこのホールだけ。
他の場所は標準仕様もしくはグレードを一つ下げたり、
憧れの間取りなどを諦めました。
ちなみに私個人の憧れは、例えば吹き抜けやスキップフロア、ロフトといったところ。
全て泣く泣く諦めました。
2階ホールも入れて吹き抜けにスキップフロア、更にはロフトも追加して、だと絶対に予算内には収まらなかったでしょう。
ただ、アンティークな2階ホールだけは90点以上で実現できたので、いつまで経ってもそんなお気に入りの場所のある自宅に愛着がわいています。
このホールは妻も喜んでくれていて、
たまにカウンターに座って本を読んだりしてリラックス空間として活用してくれているようです。
家づくりは取捨選択の連続です。
このポイントは採用したい、じゃあ代わりにこれはやめる。
家づくりの打合せが進むとそんな場面が多くなります。
自分のこだわりポイント、優先順位が明確になっていれば
苦しまずにスムーズに決められるでしょうし、建てた新居もお気に入りの家となるでしょう。
これから家づくりに臨む方は、このnoteを頭の片隅に置いていただき、ぜひ家づくりを楽しんで欲しいです。
ではまた!
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