潰瘍性大腸炎の人はシャワーでなくお風呂に入ってください!というお話
本題に入る前に…
潰瘍性大腸炎を薬や治療だけではなく、自分の力でなんとかできる事はないか?という方向けに記事を書いています。
特に潰瘍性大腸炎になったばかりでどうしたら良いかわからない人向けとなっています。
僕がさまざまな文献を見て、実践しやすい方法をいくつかまとめていますのでよろしければご覧ください。
ここからが本題です。
皆さんはゆっくりお風呂に浸かる派ですか?シャワーで手早く済ませる派ですか?
普段あまり気を使っていない日常の中にも、潰瘍性大腸炎の患者さんに不利なことがあります。
結論から言うと、シャワーだけで済ませるのは良くないと思われます。
とある書籍によると、シャワーだけで済ませた人は大腸を攻撃してしまう白血球の一つである顆粒球が増えてしまう恐れがある、という記述があります。
顆粒球の過剰な増加は潰瘍性大腸炎の患者さんにとって非常に良くない現象と思います。
対してお風呂にきちんと浸かった場合、顆粒球の大幅な増加は抑えられるため、病気のコントロールに役立つと考えられます。
お風呂の浸かり方として気をつけたいところは、温度と入浴時間です。
特に自分はストレスを感じているなーと思う方は、リラックスを促してくれる副交感神経を働かせるために、38−40℃のぬるめのお湯に20−30分浸かると良いと思います。
ここからは完全に余談ですが…
僕は朝に弱く、寝起きが悪い方なのですが、その場合もお風呂を活用しています。
朝起きた後の気だるい感じをシャキッとさせたい場合は、興奮を促す交感神経を働かせるために、41℃くらいの熱めのお湯に10分程度浸かると体が目覚めやすいので、朝が弱くてどうにかしたい方は朝風呂がお勧めです。ぜひお試しください。