
現在地 2021年12月~2022年5月
久しぶりに記事を書こうと思う。
こんにちは、のんびりボーイです。
2021年12月から現在までの状況を書きます。
(1) ~2021年12月
「もういいや」
今思えば、自暴自棄になっていた部分もあるが、自分で自分を苦しめた結果、前職を辞めた。
アルコールに逃げ、浸かった。
拠り所がアルコールしかなかった。
なんで働いているのか。生きているのか。
という状況だった。
(2) 2021年12月~2022年1月
退職後、仕事のことを考えることなく、落ち着いた日々を過ごしていた。
金沢へ一人旅をしてみたり、
兄弟で両親のいる北九州へ旅行をしたりと
穏やかな日々を送っていた。
ただ、お酒の量は相変わらずで、
角ウィスキー700㎜程度のビンを3~4時間で飲み、追加で何かを飲み、次の日は、生きた心地がしないような日も多かった。
お酒を飲めば、愚痴が止まらず、態度が大きくなり、誰も幸せな気持ちにならない話をしていた。
会社に行くことがなくなった一人暮らしの私は
毎日、散歩していたが、基本的には家に引きこもっていた。
韓国ドラマを一気見し、「シンセギョン可愛い!」などと完全に虜になっていた。
ただ、そんなダラダラも長くは続かない。
YouTubeやNetflixを開くも、「見たい!」と
思う作品がなくなっていったのだ。
さすがに、このままではいけない。
いつかはまた働く。
なんで仕事を辞めたのか。
なにがしたいのか。
今の自分はどういう状況なのか。
などを考えていたところ、
森岡毅さんの著書「苦しかった時の話をしようか」に出会った。
・どのような軸で生きていきたいのか。
・どういうことが好きなのか。
・どのような行動が長所になりえるのか。
など読みながら自分自身を振り返った。
うまく振り返れたのかはわからないが、
今後生きていくうえで、自分を見つめなおすときの術は手に入れれたと思う。
森岡毅さんが出演されているテレビ番組がYoutubeに上がっていたので、興味のある方はご覧ください。
(3) 2022年2月~2022年3月
自分自身を振り返りながら、なにかやることはないかと考え、家に埋もれていた
「社会保険労務士」試験の通信講座のテキストに
手をつけた。
(私はいろいろなことに興味をもち、自分自身に投資をするが、回収できていない。常に塩漬け状態なのである。なんと情けない。)
なぜ、社労士の通信講座のテキストが家にあったかというと、前職は、人事部に所属していた。
しかし人事の中でも、海外出向者や海外拠点のHR部門と連携する業務をしていました。
世間がイメージする人事部の業務とは異なる「海外人事」の分野で仕事をしていました。
未経験で人事部に所属し、しかも「海外人事」でしたので、「そもそも日本のこと知らない。。。」という危機感から通信講座に申し込んだものの、
忙しさにかまけて、ストレスのせいにしてお酒に逃げ、塩漬けにしていたのです。
時間しかなかった私は、大学受験以来、机に向かって1日6~8時間、多いときで12時間程度
勉強していた。
知らないことがわかると楽しかった。
「こういうルールの中で、人は働いているのか。」
「働くってどういうことなのかなぁ」と思いながら勉強をしていた。
すると不思議なことに、酒の量も減り、
体重も1月末から3月末で、約10kgほど減った。
「あ!頭を使うと体重が減るのか!」と気づいた。
勉強をしすぎて、頭もお腹も空っぽになる。
心からお腹が空いたと感じる感覚が懐かしく、
達成感となっていた。
人と会うこともなく、散歩だけをし、
家にこもり、勉強していた。
今でも不思議だが、ずっと机に座っていた。
(4) 2022年3月末~2022年4月
勉強を続けていたものの、
”仕事をしないと金銭的にまずい”という状況が
近いうちにきてしまう。
と危機感を感じ、登録していた転職エージェントの
求人を眺める時間が増えた。
夜になると、将来や自分自身に対する不安が募り、寝れない日々。
闇雲に応募するものの、書類も通過しない。
面接をしても、当たり障りのないことを言い、
「内定は取れるかもだけど、また辞めるだろうな」とどこかで感じていた。
そんな寝れない日々を送っていたところ、
Youtubeがお勧めしてきた一本の動画を見た。
「、、、、、ショックを受けた。
あ、そういうことだったのかと。」
私は、おそらく「過剰適応」なんだと理解した。
受け入れたくないという自分もいた。
余計寝れなくなった。
しかし、何回も見るうちに自分の過去も振り返りながら受け入れた。
本当の自分とは。。。
人の目を気にするのではなく、自分の人生を生きればいいのか。
「29年」生きて、初めてそう思えるようになった。
なにをするにも周りからの見られ方を気にしていた。
日本一周したときも、語学留学したときも、
心のどこかで「他人からすごいと言ってもらえるかな。評価されるかな。」とか本質の部分より、
他人からどう見られるのか。また自分自身を
客観的に見て分析したりしていた。
「本当の自分。」を強く意識したこともなく、
そういう芯を持っていなかった。
そこで出会ったのが「ストレングスファインダー」だった。
・自分ってなんだ。
・どういう特徴があるのか。
・どうしたら生きやすくなるのか。
・強みの生かし方とは。。
など、気になった私は、5,000円ほどかかるが、
ためらうことなく購入した。
しかし、診断結果を見たときに
「あぁ、そうなんですね。」という落胆が
強かった。
その理由は、以下2点を感じたからだ。
・このタイプの人間をどうコントロールすればいいのか。
自分で自分を操れる自信がなくなるほど、面倒くさいタイプだなと感じた。
・自分の強みと判定された部分を、私は今まで、ものの見事に弱みにしていた。
結果を眺めながら、
「この面倒くさい人間、どうしよっか((笑)」と
ため息をつきながら、「うーーーーん。」と
唸っていた。
悩んでいても仕方ないので、結果を眺めながら、
以下の点を思いつく限り書いてみた。
・幼少期から印象に残っていること
・そのとき感じたこと。
・なぜそのように感じたのか。
なにか得られたのかといえばわからないが、
振り返りながら、プラスして自分のやってみたいこと、やれそうなことも書いていった。
具体的に「これだ!おれはこれをやる!」ということは出てこなかったが、前職に近い業務内容の仕事に応募してみようと思った。
そのうえで「精神的に参り、辞めた。」ということもきちんと話し、できるだけ自分らしく振舞おうと決めた。
あからさまに相手にされないところもあった。
そんなこと聞かないでよ。
と思うこともあったが、気持ちは楽だった。
せっかく生まれたんだから多くの人に
「こんな人間もいますよ~」って教えてやろうって開き直っていた。(笑)
仕事とは。
人生とは。
どういう人間でありたいのか。
どういう姿なら自分は幸せなのか。
自分と向き合い、ひたすらに問いかけ、
対話をした。
明確な答えが出たかと言われればわからない。
が、生まれて初めて自分と対話した気がする。
迷いながらも進んでいたら、
1社から内定をいただいた。
給与は下がる。
愛知から東京に引っ越さないといけない。
でも、魅力を感じた。環境も変えたかった。
給与はこれから上げればいい。
次の職場と違い、前職は大きな企業だった。
なんで給与がもらえているのか。
賞与がもらえているのか。
不思議だった。
座ってりゃ、みんな同じようにもらえた。
贅沢な環境といえば、そうかもしれないが、
なにか気持ち悪かった。
退職理由はいろいろあるが、こういう部分も辞めた理由の一つだ。
これからは、自分と向き合い、できることを増やし、スキルで金を稼がないといけない。
厳しいと思うけど、ワクワクしている部分もある。
「〇〇という企業で働いています。」ではなく、
「〇〇をしてお給料もらっています。
これができます。」といえるように
なりたいと思っていたから。
投資した分は回収しないとね。。。
(5) 2022年5月~
6月から働くため、引っ越した。
東京の港区で働くが、神奈川県川崎市に住むことにした。
理由は、以下2点だ。
・東京のことを全く知らない。家賃が高い。
(東海道新幹線の駅くらいしか知らないため。千葉や埼玉よりの東京のことを知らない。)
・空が狭かったから。
知らない土地で生活をはじめて10日ほど経ったが、
前の部屋の荷物をそのまま新しい家に持ってきたから、特に何も変化はない。
ただ、定期券を買ったため「乗らなきゃ損!」という気持ちが芽生え、やたら外出するようになった。
都会はお店が多く、歩いているだけで気分転換になる。
電車も便利で、刺激が多いから、興味をもって、
いろいろなものに触れようと思う。
仕事のために生きているのではないし、
せっかく違う土地に来たのだから、
そこでの出会いや体験をしないとね。
前向きになりつつある、のんびりボーイである。
生まれて、命が尽きるまでのゲームの最中だと思うことにした。。
そんなに長くはない。
苦しんでいる時間がもったいない。
自分らしく、自分軸で生きてみよう。と思っている。
新たな環境で新たな自分が見れるかも。
こんな29歳もいるんだなぁ。
おわり。