【キャリコン】GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム day2
こんにちは!shumpei(野原俊平)です。
今回の投稿では、GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム day2の感想を投稿します。
今回は、前回ほど疲れを感じず、やりきった感がありました。
項目別に分け、説明していこうと思います。
■ キャリアカウンセラーの役割
・ 学んだこと
まず、キャリアカウンセラーの役割が多岐にわたることを学びました。具体的には下記の通りです。
・ 気づいたこと
受講前の時点では、キャリアカウンセラーは自己理解を深めることが主な役割と理解していました。
しかしそれだけでなかったのです!
まずは信頼関係を築くことが大切だと学びました。これは全ての人間関係における根本的な部分ですね。
またフィードバックを与えることもあります。例えばカウンセラーがクライアントの話を傾聴する中で感じたことを伝えることがあります。ここは私の価値観の「素直」や、才能の「言語化する」ことが活用できそうです。
そして必要な情報を提供する。例えば労働市場の知識や転職の技法などがあります。こちらは興味のある分野の1つなので、楽しんで学習できそうです。
さらに意志決定や行動を援助する。これらは後半のステップなのであまりイメージが湧いてきませんが、「縁の下の力持ちになりたい」と思う私にとってはピッタリなお仕事なのかもしれませんね。
これらのキャリアカウンセラーの役割を確認しました。
そしてこの役割を遂行するために必要な知識や技能を学んでいくことになります。
できるかどうか少し緊張しますが、ワクワクします!
■ カウンセリングとは?
・ カウンセリングの定義
カウンセリングの定義や技法は様々ですが、ハー (Herr, E. L.) とクレイマー (Cramer, S. H.) によって、これら多くの定義に共通する要素が下記の通り示されています。
たくさんある!
ですが、先に述べたキャリアカウンセラーの役割と内容は似ていますね。
・ 対等な関係
カウンセリングにおいて、カウンセラーとクライアントの関係は対等であると学びました。
これまで私は人と関わる時対等に接してきているつもりだし、今後もそう接したいと考えています。
しかし医師患者関係は時として医師が主導的な立場にならないと業務が成り立たない場面があります。
例えば、患者は帰りたいと言っているが、帰すと翌日に死亡・病状悪化する可能性があると判断した場合は、入院が必要と説明しないといけません。
このように患者に対してやむを得ず高飛車な態度で接したこともありますが、本音から出た態度ではありませんでした。
・ 今後の行動目標:対等な関係をつくる
これからは自らの本音に沿って、対等な関係性を築き続けたいと、自らの意志を再確認できました。
・ (参考)カウンセリングとコーチング
自己理解を深める技法として、カウンセリングとコーチングはしばしば対比されます。
どちらも傾聴が大事である点は共通ですが次のような違いがあると、講習会にて学びました。
よって、これらの技法は使い分ける必要がありそうですね。
例えば、問題がよくわかっていない人に対してはカウンセリングの技法を使い、問題は分かっているがどう対処すればよいか分からない人に対しては、コーチングの技法を使う、のような感じでしょうか。
調べてみると、カウンセリングとコーチングの片方だけやっている人と、両方の技法を身に着けている人がいます。
正解不正解はないと思うのですが、私はこれら双方の技法を使いわけて、個人の個性を発揮したいと考えているので、どちらも学習してみようと考えています。
ここで、カウンセリングとコーチングの技法どちらも学ぶなんて、二兎を追うような感じになるのか…?
と心配になりましたが、同時並行に学習することは高い効果が得られるようです。
確かに、私のこれまでの英語の学習経験を振り返ると、リスニングの技能を高めることで、速読が可能となり、リーディングの技能が高まりました。
似た技能を同時に学習することがポイントになりそうですね。
英語のリスニングの技能と、料理をおいしく作る技能を同時に高めようとしても、分野が異なるので効果は期待できなさそうです。
参考に、以下2つのホームページを掲載します。
■ 「言ったこと」と「言いたいこと」の違い
・ 気づいたこと:「言いたいこと」を把握する難しさ
「言ったこと」を伝えることや、「言ったこと」を把握することはそれほど難しくないと感じました。言葉の文面の情報をそのまま受け取ればよいのですから。
一方で、「言いたいこと」を伝えることや、「言いたいこと」を把握することは想像以上に難しいと実感しました。相手が言っていないが、「言ったこと」の背景にある考えをくみ取る必要があります。これが難しい。
・ 今後の行動目標:「言いたいこと」を考える
日ごろから言葉の背景や表情等から「言いたいこと」を考えてみる習慣を持ってみようと思いました。
■ クライアントの気持ちは千差万別
・ 気づいたこと:気持ちは千差万別
カウンセラーの応答に対してどう感じるかが、人によって評価が真逆になりうることが驚きでした。
同じ応答をしても、良いと感じられることもあれば、良くないと感じられることもあるのですね。
応答の模範をまねたりテクニックを学ぶことではなく、クライアントが「そうなんですよ、それでね…」と自然な流れで話を展開できる環境を整えることが重要と学習しました。
・ 今後の行動目標:一人一人に合った応答を考えて試す
クライアントが自然に話を続ける環境をつくるために、このクライアントにはどのような応答がよさそうか、考えて試す、ということを繰り返す必要があると感じました。
よって、日ごろからこの人にとって話しやすくなる応答って何だろう、と会話の際に意識してみようと考えました。
■ 「決めつける」環境と「共感する」環境
・ 気づいたこと:「決めつける」環境と「共感する」環境の双方がある
カウンセラーの応答として2つのパターンを視聴し、気づいたことをまとめてグループで共有すると、上記のことに気づきました。
1つ目のパターン:「決めつける」姿勢で応答をすると、クライアントは話を続けたいと思わなくなる。
2つ目のパターン:「共感する」姿勢で応答をすると、クライアントはもっと話を続けたくなる。話を続けた結果、自分では気づかなかった「自分」について理解が深まる。
自分1人では、1つ目のパターンが「決めつける」姿勢であったことに気づけませんでした。
なぜか考えると、次の仮説に至りました。
一方で、次のような自分にも気づきました。
このことから、環境は人に強く影響を与えることに改めて気づきました。
・ 今後の行動目標:「共感する」環境を選ぶ
私がやりたいと考えているキャリア支援での仕事では、後者の環境が求められると考えます。
よって日常生活でも、前者のような「決めつける」環境を避けて、後者のような「共感する」環境を選び続けます。
■ 今後の行動目標
ここまで書いてきた今後の行動目標を、改めてここでも示します。
・ 対等な関係をつくる。
相手の人格をありのままに尊重して、理解しようとすることで、この関係は作れそうです。
・「言いたいこと」を考える。
相手の「言ったこと」にはどんな意図が隠れているのか、日常生活でも意識してみます!
・1人1人に合った応答を考えて試す。
相手によって、ピッタリな応答は異なります。
相手から得られる情報をフル活用して、どんな応答がよさそうか、試行錯誤の繰り返しになりそうです。
・「共感する」環境を選ぶ。
誰かの人格を否定するような環境ではなく、1人1人の人格が尊重される環境を、これからも選び続けます!
次にやるべきことが明らかになったので、またドミノを倒していきます!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!