自分らしく働きたい若者へ~様々な支援を受けれます。
こんにちは!shumpei(野原俊平)です。
今回は、若者向けの就職支援を提供している行政機関について、ご紹介します。
結論から話すと、この行政機関は、把握できた限りでは下記の3つがあります。
① 公共職業安定所(ハローワーク)
② 若者職業支援センター(わかものハローワーク)
③ 地域若者サポートステーション(サポステ)
これら3つの行政機関はそれぞれ細かな違いはあるものの、全体としては就職に向けた様々なサポートを行っています。
今回はそのうち、わかものハローワークの役割についてご紹介します!
こんな方、いらっしゃらないでしょうか?
こんな方の悩みに、上記の行政機関は役に立つと思います。
決して現在私はわかものハローワークの職員ではありませんが、先日あいち若者職業支援センター(愛知わかものハローワーク)に見学に伺い、その時に感じたことをここに書いております(図1)。
それでは、わかものハローワークの役割について、ご説明していきます。
■ 専門職による若年者就職相談
キャリアコンサルタントとの相談は、担当制とのことでした。
事前に予約して伺い、相談に乗ってもらうことができます。
決まった方なので、人見知りの方でも安心して相談に乗ってもらえそうですね😊
■ 家族就職相談
若者のみならず、若者の家族からの相談も受けているのですね✨
家族の心配にも乗ってくれるのは、手厚いですね!
■ ジョブカード作成の相談
ジョブカードとは、これまでの人生の棚卸や、自分の価値観や才能、興味を分析して自己理解を深めることで、自分の個性に気づくカードです。
参考までに、私のジョブカードを載せてみます(図2)。
私がこのカードを書いた時点では、かなり自己理解が進んでいたので、スラスラと書き上げることができました。
一方で、自分のことが分からない、という方もいらっしゃります。
そのような人は、ぜひキャリアコンサルタントとお話をして、自己理解を深めて、自分オリジナルの個性に気づいてくださいね。
■ セミナーの開催
就職相談のみならず、就職する上で必要となる知識やスキルを身に付けるために、下記のようなセミナーが開催されております。
・ 自己理解・仕事理解セミナー(図3)
・ 就職活動基礎力UP講座(図4)
・ 面接対策セミナー(図5)
これらのうち、自己理解・仕事理解セミナーに参加しました!
自己理解のツールとして、下記のようなツールがあることを知りました。
・ キャリア・インサイト
・ Job Tag(職業情報提供サイト 日本語版O-NET)
これらのツールを試してみて、自己理解は有用となりうるものの注意して取り扱うべきだと感じました。
すなわち、与えられる全ての質問が選択式であるので、比較的短時間で自分自身について知ることができる点は長所だと感じました。
しかしながら、選択肢に存在しない価値観や才能、興味を持っている可能性もあります。
また、ご自身の本来の才能が他者から見たときに素晴らしく感じられるのに、ご自身では無意識にできていて当たり前と感じるゆえに、それを才能と認知できないリスクもあります。
これらのツールは結果を出すまでの過程をすべて1人で行います。
結果を踏まえた対話をコーチやカウンセラーが行ってくれる時もありますが、あくまで結果しか見ることができません。
自己理解プログラムのように、無数の開かれた質問に回答しながら、自分オリジナルの価値観、才能、興味を明らかにしていくアプローチの方が、より正確なのではないかなあと思いました。
また、Job TagやVPI職業適性検査のみでは、これまで存在する職業の中からしか仕事を決定するしかありません。
近年台頭してきたYoutuberやITエンジニア等の職業が、実は「本当にやりたいこと」の実現手段の1つとしてふさわしいのに、その可能性を見逃してしまう危険性があります。
ですから、あくまでも検査結果は参考程度にとどめ、その後のカウンセラーやコーチとの対話が重要なのではないかと、改めて感じたところです。
これらの検査は手軽かもしれないけど、100点満点ではないよ、という意見です。
■ 就職関連情報提供
私が訪問した時も、就職案内の資料が多数取り揃えられておりました。新卒向け、既卒者向けの資料もありましたし、業種別の資料も存在していました。
これらの資料を参照して、価値観が合い、自分の才能を活用でき、興味をもてる企業にエントリーできると、自分らしく楽しく仕事ができそうですね!
■ 職業訓練についての情報提供
一応ホームページにこう書いてあったので掲載しましたが、今回の訪問ではこちらについての情報を得ることはできませんでした。
一応参考程度に載せておきます。
■ まとめ
今回は、わかものハローワークの役割について、たくさん紹介してきました。役割として、以下のものがありました。
このように若者の就職に向けた様々な支援を受けることができるので、これから自分らしく働きたいと思っている若者は是非活用してみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!