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キャリアコンサルタント養成講座を修了しました! ~感想と決意表明~

 こんにちは!野原俊平です。

 今回は、GCDFキャリアカウンセラー養成講座を修了して得られた感想と、私のキャリアにおける今後の決意表明を述べたいと思います!

 私事ですが、先日、東京・新橋にて、3か月間にわたるGCDFキャリアカウンセラー養成講座を修了し、修了証を頂きました!


GCDF修了証

 
 講座は全部で12回。
 いろんなことがありました。

 この講座が始まるまでは、以下のような不安を感じていました。

[GCDF講座の開始前に感じていた不安]

・名古屋から東京まで新幹線通学すると決めたが、朝寝坊しないかどうかが不安だった。
・新幹線通学することを、バカにされないかどうかが不安だった。
・新橋に降り立つとき、これからキャリアカウンセリングを学んでいく期待や楽しみを抱く一方で、メンバー同士でうまく学び合っていけるかどうかが不安だった。


 講座が始まってからも、以下のような思いがありました。

[GCDF講座の開始後に抱いていた思い]

・初めてのキャリアカウンセリングのロールプレイが全く上手くできず、その後にみんなで行ったインドカレー屋でカレーを美味しく食べれなかった。
・既にキャリア関連のお仕事をされている方と比較してしまい、自分は本当にこの道でやっていけるのかと、自分に自信を失っていた。
・本当にキャリアコンサルタントで食べていけるのか???


 その一方で、こんな嬉しいこともありました。

[GCDF講座で嬉しいと感じたこと]

・同じ受講生と会話していたところ、「あなたはキャリアコンサルタントに向いている!」と褒められて、誇らしい気分になった。
・私にとって研修医生活がどれほど暗黒だったかを、肯定的に共感してくれる人がいた。
・新橋の美味しい料理屋さんを受講生同士で巡り、様々な美味しいランチを堪能できた。

 いろんなことがあったわけですが、何とか3か月にわたる講習を終えることができました!

 ここでは、このGCDF講座を受けた感想と、今後の決意表明を行っていきます。




■ 感想


 感想は、主なものとして3つあります!

① 対面でキャリアカウンセリングを学べたことが、一番の財産だった。
② 他人の幸せのために学ぶのが、これほど楽しいとは思わなかった。
③ 自分の才能(強み)をより強く自覚できた。


① 対面でキャリアカウンセリングを学べたことが、一番の財産になった。


 何よりも良かったことは、対面でキャリアカウンセリングを学べたことでした。
 部屋にこもって1人で受講することもできましたが、それだと寂しくてうつになってしまうと思い、対面で受けようと考えました。

 実際に東京に通学してみて良かったことは、キャリア支援の第一人者としてご活躍されている先生や、これからキャリア支援の道に突き進もうと考えている受講生たちが目の前にいて、彼らと行ったり来たりのコミュニケーションをテンポよくできたことです。オンラインだと、先生や受講生が画面の奥の別世界にいるようで、現実味が湧きません。しかし対面だと、目の前にいるので、現実味が湧きますし、自分もあのように第一人者として活躍できそうだ!というイメージが湧いてきます!これが何よりも良かったです😊

 また、チームで学ぶ面白さと素晴らしさを実感できたのも、財産となりました。例えば、キャリアカウンセリングのロールプレイでは、ロールプレイを行った相手からのフィードバックが一番の勉強材料でした。また、グループワークにおいて、みんなで知恵を寄せ集めれば1つの素晴らしい案が生まれることに感動しました。これは1人ではできない、得られない学びでした。担当講師と受講生の存在が、ありがたいと感じました。


② 他人の幸せのために学ぶのが、これほど楽しいとは思わなかった。


 今回の講習を通じて、他人の幸せのために学ぶ楽しみを味わうことができました。

 これまで経験した大学受験や医師国家試験の時の勉強は、どちらかというと「点数を取るため」「ただ試験に合格するため」に行っていたところがありました。

 しかし、今回は、自分のためだけではなく、これから私が助けたいと思う人たちのために勉強できたところが、今までの勉強との大きな違いでした。最初は「キャリアに迷い個性を発揮できない若い人」のために勉強していましたが、学習を進める中で、現在は「自分のことがよく分からずどう働きたいかが見当つかない中高生や大学生」のために勉強し続けようと考えています。誰のために勉強するのか、その対象がより具体的になりました。

 他人の幸せのために学習しようというモチベーションなので、どこまでも学習を継続できます。図書館に行けば、キャリアやカウンセリングに関する本は無数にあります。また、実地やオンラインでキャリアカウンセリングのロールプレイを行う練習会は無数にあります。勉強はどこまでも続きますし、学べば学ぶほど新たな景色が見えてくるような気がします。

 私がいま行っている健診業務でも、良い変化がありました。この講習会を通じて、傾聴の技術を学び、実践したことで、健康診断での問診時間が長くなりました!日常生活において、他人の話の聴くときの態度や姿勢を強く意識しているということでしょうか。これからも、時間の許す限り、健康診断でも受診者のお話をじっくり聴いていきたいと思います。決して私の診療スキルが低下したわけではないので、ご安心ください😅

 

③ 自分の才能(強み)をより強く自覚できた


 GCDFの講義を通じて、私の才能(強み)は大きく2つあると感じ、自己理解が深まりました。私の才能(強み)のうち1つは、1対1で話を聴くことであり、もう1つは、大人数に向けて自分の意見を述べることであると、考えました。

 私はよく、初対面の人から、「あなたには話しやすいです。」と言われることが多いと自覚しています。例えば、健康診断の場面でも、受診者が自然と話を切り出すことが珍しくないと感じています。また、GCDF講習会でも、相談者の悩みを聴くのが苦痛と思ったことは一度もありませんでした。逆に、出来る範囲で傾聴の態度や姿勢を意識しているものの、相談者の話を上手く聴けていないと自覚して困ったことは何度もあります。一朝一夕で傾聴の技術は身につきませんが、初回のロールプレイと比較すると、傾聴のスキルは格段に上がっていると感じました。

 キャリアカウンセリングは「本当にやりたいこと」であるため、不安や怖さも伴いますが、引き続きロールプレイの経験を積んで、傾聴の技術をさらに高めていきます!このGCDF講習仲間の練習会のみならず、オンライン上で種々の個人や団体が企画している練習会にも、参加していきます!

 また、大人数に対して自分の意見を述べることは、比較的得意であると感じました。例えば、このGCDF講習会のグループワークの発表にて、私が発表した内容が素晴らしかったので、録音すればよかったと称賛されたことがあります。この言葉を複数名から聞いた時、私は真に嬉しく感じました。

 キャリアコンサルタントの業務として、日々のキャリアカウンセリングも重要ですが、この他にキャリアカウンセリングの意義を周囲に発信することも重要だと、この講習会で学びました。この講習会で学んだことを活かして、キャリアについて日々学んだことや感じたことを、自分のやりたいことや人生の描き方が分からない中高生や大学生に向けて、これからも表現していきます!こうしたSNSでの発信活動や、その先の講演、書籍の出版といったのが、私の個性を活かした働き方なのだと考えます。

 逆に1対1での対話で、自分の話を続けるのは、あまり得意ではないことにも気づきました。むしろ、もっともっと相手の話を聴きたいと思っています。おもろいことをしゃべるのが求められるお仕事は、1対1での対話で話すのが得意な人に、お任せします!


■ 決意表明


 決意表明として、以下のVISIONとGOALを設けました!

VISION:自分のことがよく分からずどう働きたいかが見当つかない中高生や大学生が、自分で納得して人生を設計し、生まれ持ったありのままの個性を活かすことで、ありのままの価値でお互いを助け合う社会を創る。
 
GOAL:自分のことがよく分からずどう働きたいかが見当つかない中高生や大学生に対して、じっくり話を聴き、肯定的に共感することで、彼らの個性を発揮する。
 
GOAL:キャリア関連の知識や、カウンセリング実技の能力を高めて、2024年11月のキャリアコンサルタント国家試験に一発合格する。


 もともと、「働く20代の個性が発揮され、唯一無二の価値で社会が満たされる状態を創る」ために、キャリアコンサルタントの資格を取ろうと考えました。

 しかし、いろいろと学習していく中で、働く20代よりも、これから働く学生に向けて仕事がしたいという気持ちが強くなってきました。そして、こうした学生に向けて様々なNPO法人が活動を行っていることも知りました。

 また、講習を通じてカウンセリングの技能を学ぶ機会も得ました。もともと困っている人を助けたいという想いはあるので、困っている人を助けたいという気持ちが強いです。この場合、ゼロをプラスに持って行くコーチングよりも、マイナスをゼロ以上に持って行くカウンセリングの方が、向いているのかもしれないです。


■ まとめ


 3か月間、色んなことを経験して、様々な学びがありました。

 このGCDF講習会に参加して、良かったと感じています。

 これから、若い人、特に中高生や大学生が、自分で納得して人生設計し、自分の個性を活かせる世の中を創るべく、さらに勉強や発信を続けていきます!

 ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

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