【趣味に使うお金を1年間で100万円貯めるための方法】
あなたの趣味や好きなこと(もの)は何ですか?
私の趣味は絵本や漫画を作り形にすることです。それから、他には歌詞を書いて歌ってみたり、シェア畑でじゃがいもを育てたり、色々な習い事をやったり……と、多趣味です。
こういった趣味には、何かとお金がかかりますよね?
でも、なかなか賃金が上がらない中で物価がじわじわと上昇する日本において、お金を貯めるのは難しいです。
好きなことに思い切りお金を使えるように、私は趣味貯金することにしました。
1年間で100万貯める!と決め、実行しました。
今回は、私が実際におこなった貯金方法と、あなたでもすぐに実践できる貯金方法を大公開します。
1年で100万円貯めたい!
好きなことに使えるお金を作りたい!
という方は、是非最後まで読んでみてください。
<貯金の方法は減らさないことと増やすこと>
当たり前ですが、お金を貯めるためには
・減らさないこと
・増やすこと
が大切です。
減らさない方法は、ズバリ「節約」です。
食費を削ったり、固定費を見直したり、贅沢を我慢したりして、お金を使わないように工夫します。
増やす方法は、色々あります。
昇進したり転職したりして年収を底上げする、副業で稼ぐ、投資で稼ぐなどさまざまなやり方が上げられます。
本気で貯金したいならば、節約により「減らさないこと」と、自助努力により「増やすこと」の両方を実践することで、確実に手元のお金を増やしていくことができます。
<1年間で100万円貯めた具体的方法>
それでは、いよいよ私自身がどうやって1年間で100万円を貯めたのか、お話していきます。
基本情報として、当時の私のスペックをまとめます。
・年収350万円(営業職)
・独身
・マンションの持ち家あり
年収350万円は決して高くありませんが、それでも100万円貯められた方法は……
給料が入ったら、月10万円をすぐに貯金用の銀行口座に移す!!
これだけです!
単純ですね!!
月10万円ずつ貯めていけば、1年間で120万円貯まります。
年収350万だと手取りは約274万円。これを12ヶ月で割ると、1ヵ月あたり23万円ほどの収入になります。
そこから10万円をさっさと貯金してしまうのです。
すると、残りは13万円ほどになります。この中で1ヵ月のやりくりをおこなう。これが私が実践した方法でした。
1ヵ月の生活費の内訳は以下の通りです。
・住宅費(ローン・修繕・固定資産税など) 80,000円
・光熱費 10,000円
・Wi-Fi 4,500円
・携帯 10,000円
・食費 25,000円
・他雑費
これで129,500円です。
ギリギリです。
金額は概算ですが、この通りギリギリだったので、食費を削ることが多かったです。
住宅費、光熱費、通信費は固定費で絶対にかかってくる費用なので、削れるところというと食費くらいでした。
でも、趣味を思う存分楽しみたい!
というモチベーションで、私は1年間がんばって貯金を続けました。
そして、見事、1年で100万円以上の貯金を成し遂げたのです。
[収入を増やしたい!]
上述の通り、月に10万円貯金に回すと、私の生活はカツカツのギリギリでした。
もう少し生活に余裕がほしい、我慢せずに貯金を増やして趣味も思い切り楽しみたい、そう思った私は収入を増やそうと決意しました。
収入の増やす方法としては、副業や投資、転職なども考えられたのですが、私は「今いる職場で昇進して年収を上げよう!」と決めました。
営業職でしたので、成果が出れば歩合制でお給料も上がります。
成果が認められれば昇進も狙えるということで、私はとにかく仕事で結果を残すことを目指して、がむしゃらに努力するようになりました。
休みの日も仕事のことばかり考え、空き時間があれば本を読んだりYouTubeなどのビジネスチャンネルで知識をインプットしました。そして、自分にも実践できそうだと思ったものは全てアウトプットして仕事に反映させていきました。
アウトプットしたものの全てが仕事で成果を上げることに繋がったかというと、そういうわけではありません。あまり意味が無かったもの、ただ疲れるだけで結果に繋がらなかったもの、逆効果だったもの、たくさんありました。
しかし、試行錯誤しながらアウトプットしていく中で、自然と実績が上がっていきました。
そして評価していただき、役職が上がり、年収も430万ほどまで上がったのです!
実際に私が過去に実践したことを一部ご紹介します。
1.レスポンスはその日のうちに
ビジネスの基本のキですが、仕事関係の返信は可能な限り早く送るよう心掛けました。
早め早めの行動は「うっかり忘れてしまった」ということも防ぎますし、相手の好感度を上げ、自分の信頼度も高められます。
2.営業担当者とは電話ではなくショートメールでやりとりする
営業担当者は外回りをしていることが多いため、メールよりも電話でのやりとりが主流でしたが、これだと記録が残らず記憶にしか残りません。
「言った言わない」問題が発生するリスクもありますし、言われたことを忘れるリスクもあります。ショートメールを使えば文字として残せるため、振り返りもできますし、スケジュール管理もしやすくなります。
3.昼ご飯を11時に食べる
節約のために外食せず弁当を持参していました。社内の休憩室はお昼時には混雑するため、11時の空いている時間帯に昼食をとるようにしていました。これにより17時ころになるとお腹が空いてきて帰りたくなり、仕事を早く片付けようというモチベーションが上がりメリハリができました。
4.できるだけ定時に帰る
11時に昼ご飯を食べることで、17時頃には空腹となり帰りたくなるというサイクルは「定時で帰る」ことを習慣づけました。これにより、帰宅後に時間の余裕ができて、ふとした瞬間に企画案や新商品案がうまれることもありました。
これらを実践したことで、パフォーマンスが上がり成果を出して、役職が上がったと考えています。
努力により自身を成長させて、稼ぎを上げたことで、お金の余裕ができて心にも余裕が生まれました。
貯めたお金は存分に趣味に使えるようになり、計画的に、しかしケチケチせずに趣味を楽しめる喜びを噛みしめました。
<減らさない方法>
ここからは、あなたでもすぐに実践できる貯金の仕方をお教えします。
まずは、お金を減らさない方法、つまり節約法についてです。
節約のイメージは
・外食はせず安い食材(もやしや豆腐など)でしのぐ
・冷暖房はつけずに扇風機やホッカイロで乗り切る
・水の節約のために湯船に浸からずにシャワーのみにする
といった、とにかく「我慢」が先行します。
しかし、我慢することだけが節約ではありません。
[格安スマホで通信費を節約]
近年、各携帯電話会社が格安スマホを出したことで、スマホ代が大幅に安くなりつつあります。
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日本のスマホ代は高いことで有名でしたが、それが安くなってきているのです。
普通のスマホの平均月額は1万円程度ですが、格安スマホを使うことで、3,000円前後にまで費用を抑えることが可能です。(使う頻度や内容により幅があります)
格安スマホを使っていない方は、一度ご自身のプランを見直してみるといいかもしれません。
[水道光熱費の見直し]
節約において大切なのは「固定費の見直し」です。
食費や交際費などは変動費、家賃や水道光熱費、通信費などが固定費と言われます。
ガスや電気の自由化により、会社の比較検討ができるようになりました。
複数の会社で相見積もりをとって、ガス代、電気代が安くなるプランへの乗り換えを検討してみてもいいでしょう。
電気代の節約にはLED電球を使用するという方法もありますが、LED電球は、それ自体が高額なので、10年ほどの長期スパンでお得になるというイメージになります。
初期投資して、ランニングコストを抑えるという方法なので、短期間で節約してお金を貯めたい方にはあまりおすすめできません。
[中古品の活用]
最近は、メルカリなどのフリマアプリで簡単に中古品や型落ち品を購入できる時代となりました。何か買い物をする際には、まずフリマアプリやセカンドハンズのお店で中古品が無いかどうかチェックしましょう。
セカンドストリート
ハードオフ
どうしても新品が良いというもの以外は、中古で十分ですし、中には「ほぼ新品」状態でかなり安く売られているものもあります。
[娯楽は無料で]
例えばテレビは買わずに、パソコンやスマホを用いた動画コンテンツ視聴を楽しむとか、読書は図書館で借りられる本を楽しむとか、無料でできる暇つぶしや娯楽は沢山あります。
少しずつ無料で読める漫画アプリもありますし、無料のゲームアプリも充実しています。電気代と通信費が心配ですが、通信費ならばWi-Fiを月額で契約していれば増えることはありません。
コンテンツに課金することのないよう留意して、娯楽はお金をかけずに満喫するようにしてみてください。
[食費の浮かせ方]
もやし生活、豆腐生活なども悪くありませんが、私が勧めるのは「冷凍庫のフル活用」です。
外食よりも自炊の方が節約できるというのは有名な話ですが、特に一人暮らしの方の場合は、自炊しようと思って食材を買ってきても余らせてしまうという悩みにぶつかります。
それを解決してくれるのが冷凍庫なのです。
特売日などに食材をまとめ買いし、ある程度の下ごしらえ(下ゆでやカットなど)をして冷凍しておきます。
そうすれば、日持ちしますし、小分けに使えるため少しずつ消費できます。時短にもなり、時間の節約にもおすすめです。
また、炊飯器でご飯を炊くと、炊き上がった後自動で「保温」になりますが、ずっとこのままでは電気代がかかります。ご飯が炊けたらすぐに小分けにして冷凍することで、保温の電気代をカットできますし、ご飯の美味しさもキープできます。
仕事が忙しい、そもそも料理が苦手、時間が勿体ない、疲れている、などの理由で自炊が難しい場合は、仕事帰りの半額セールの時間帯を狙ってスーパーマーケットへ繰り出しましょう。スーパーによって半額シールが貼られる時間は異なりますので、よく見極めることが大切です。
<増やす方法>
次に、お金を増やす方法についてご紹介します。
私のように昇進を目指して頑張ってもいいのですが、他にもたくさんの方法があります。
[昇進や昇給を目指す]
今お勤めの会社で、昇進や昇給の目安がハッキリと提示されていれば、この方法がおすすめです。会社によってはTOEICで一定以上の点数を獲得すれば昇給したり手当が出たりボーナスが出たり、というところもあるようです。また、会社が指定する資格を取れば手当が出るという話もよく聞きます。
自分の努力がそのまま結果に反映されるという確証があれば、頑張る価値があります。
明確な基準が無い場合も、頑張っていれば上長が認めてくれるかもしれません。
[転職する]
今の会社での昇進や昇給が期待できない、あるいは不透明な場合は転職するのもひとつの手です。
今よりも給料の良い会社に転職することで、ある意味手っ取り早く収入を増やすことができます。
ただ、転職活動の負担は大きく、時間も労力も、そしてお金も割きます。主なお金は交通費です。この交通費がバカにならず、お金を増やすために転職活動しているのに、なかなか決まらず説明会や面接ばかりが続いて交通費がかさむ……ということにもなりかねません。このあたりのバランスに気を付けて、見切りをつけなければならないタイミングをしっかりと掴むように心がけましょう。
[副業する]
お勤めの会社が副業OKでしたら、ぜひ副業にチャレンジしてみてください。
副業と一口に言っても、その種類はさまざまです。
クラウドワークス、ランサーズ、そしてココナラといったスキルマーケット(クラウドソーシング)では、ライティングやイラスト、デザイン、打ち込みなどの軽作業、データ入力などの仕事を得られます。
クラウドワークス
ランサーズ
ココナラ
他にも「副業」で検索すると、あらゆる仕事が見つかるはずですので、自分にできそうなこと、興味を持てそうなものに積極的にチャレンジしてみてください。
[投資で増やす]
少し上級編で、中長期的な視点が必要ですが、投資でお金を増やすことも可能です。
つみたてNISAやiDeCo、株、FXなど、さまざまな手段で投資して、数年かけて資金を増やしていきます。
ただ、この方法は損をするリスクもあります。
着実に、そして早めにお金を稼ぎたい方には向かない方法です。
[中古品を売る]
自宅に眠っている中古品を売ることで資金を得るという方法です。
フリマアプリを使ってもいいですし、近くのセカンドハンズのお店へ持ち込んでもいいです。
フリマアプリ利用の場合は、自分で値段を決められるというメリットがある一方で、写真を撮ったり値段を決めたり、梱包して発送したり……といった手間が多いのがデメリットです。
セカンドハンズショップへの持ち込みは、値段がとても低くつくという欠点はあるものの、持ち込めば全て引き取ってくれるという利点もあります。値段がつかないものも「こちらで処分しましょうか?」と聞いてくれるので、不要なものを丸投げしたい時にはおすすめです。
<貯金できるかどうかは行動力が決める>
ここまで、節約の方法とお金を増やす方法についてご紹介してきましたが、どちらも「行動すること」がカギになっています。
手順としては、
まず、自分が何のために、いつまでに、いくら貯めるのか書き出します。
次に、どのような方法でお金を貯めるのか決めます。(節約or増やすor両方)
あとは、とにかく行動あるのみです。
「こうすれば貯金できるのになぁ」と頭で考えるだけ考えて実践しなければ、当然ですがお金は溜まっていきません。貯金を実現するには、行動すること、これだけです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
本記事が少しでもあなたの背中を押すようなものとなれば幸いです。
是非、ご自身に合った貯金の方法を実践して、趣味や好きなことに自由に使えるお金を手に入れてください。
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