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最長片道切符【4日目】「長い一日」

割引あり

長い一日の始まり

昨日は熊本県内最大の繁華街、下通商店街の近くで1泊。熊本駅まで市電で向かう。思ったよりも時間がギリギリになってしまった。

06:13 熊本城・市役所前発

26本目 熊本市交通局 普通 田崎橋行


06:29 熊本駅前着

15分ほどで熊本駅に到着。

06:44 熊本駅発

ラッシュアワーというにはいささか早い時間だと思うが、そこそこの通勤通学客が乗車している。

熊本駅から再開。

27本目 普通 八代行

07:22 八代駅着

40分ほどで八代駅に到着。なお、新八代駅から八代駅までは最長片道切符の経路外である。

イラストは晩白柚だろうか。

隣の段駅は鹿児島本線の駅ではなく肥薩線の駅である。鹿児島本線の八代駅から川内駅までは九州新幹線の部分開業時に肥薩おれんじ鉄道に移管された。並行在来線として分離された三セク路線では唯一複数県を跨いでいる。

こちらはJRの駅舎。
肥薩おれんじ鉄道の駅舎は少し離れたところに。

08:02 八代駅発

改札のすぐ横のコンビニで朝食を済ませて、再び新八代駅を目指す。八代駅でバスに乗り換える客が多いようだ。

28本目 区間快速 鳥栖行

08:05 新八代駅着

新八代駅到着。九州新幹線に乗り換える。

こちらのイラストも晩白柚だろうか。

在来線ホームと新幹線ホームは直接つながっておらず、一度改札の外に出る必要がある。

優勝した花火玉らしい。
新鳥栖駅と似た雰囲気
アプローチ線がまだ残る
武雄温泉駅の将来はこのような感じなのだろうか。
ホームは封鎖されている。

08:25 新八代駅発

新八代駅からは九州新幹線に乗車。N700は「さくら」や「みずほ」のイメージが強いが、「つばめ」での運用もあるようだ。

29本目 九州新幹線 つばめ311号 鹿児島中央行

08:38 新水俣着

新水俣駅到着。せっかくなので水俣に行ってみたいと思う。

一区間の乗車。
新八代駅とも新大村駅とも違う雰囲気を感じる。

水俣駅に向かうために肥薩おれんじ鉄道に乗車。

こちらは無人駅のようだ。

08:56 新水俣駅発

肥薩おれんじ鉄道の車両は全て気動車。

30本目 肥薩おれんじ鉄道 普通 川内行

八代駅で買った乗車券。

09:01 水俣駅着

水俣駅到着。

まさか。
間近で見られるとは。

ホームには地元の小学生らしき子がいるのみで、他に写真を撮っている人は見られない。現地では特別ではなく日常の一部なのだろうか。

09:10頃に出発

09:33 水俣駅発

もともと水俣病資料館に立ち寄るつもりで水俣駅までやってきたのだが、時間が足りなさそうなので、今回は諦めることにした。機会があったら立ち寄りたいと思う。

駅舎内はリニューアルされており、綺麗だった。
再び新水俣駅へ。

31本目 肥薩おれんじ鉄道 普通 八代行

09:37 新水俣駅着

なんとも可愛らしいデザインの列車に揺られて新水俣駅に。1時間ほどを売店や待合室で過ごす。仕方ないことだが、少しばかり使い勝手が悪いとは思う。

「マイメロディ・ラッピング車両」というらしい。

10:33 新水俣駅発

再び九州新幹線で南下していく。

32本目 九州新幹線 さくら543号 鹿児島中央行

11:04 鹿児島中央駅着

鹿児島中央駅到着。かなり蒸し暑い。南に来たことを改めて実感した。

新幹線最南端の駅。

本日の昼食。鹿児島名物?を食べようと思う。せっかくならご当地名物っぽいものを、ということで選んだ。

城山ストアー 薩摩黒膳弁当
健康志向のお弁当らしい。

後ろにも人がいたということもあり、急いだ結果上下逆になってしまった。

少し外に出てみた。

在来線ホームに向かうと「指宿のたまて箱」が停車していた。今回の旅行の行程を組むときに指宿枕崎線の乗車も検討したものの、時間の都合などから今回は断念している。

家族連れに人気なようだ。

12:25 鹿児島中央駅発

鹿児島中央駅では特に何もせずに鹿児島駅に向かう。

鹿児島本線の区間は隣の鹿児島駅までだが、実質的に日豊本線として運転されている。

33本目 普通 国分行

鹿児島観光

12:29 鹿児島駅着

鹿児島駅から鹿児島中央駅のほうに少し戻る形になる。

12:45 天文館着

34本目 JR九州バス 北薩線 宮之城行

不確か

鹿児島駅からバスに乗車し、天文館までやってきた。南九州最大の繁華街といわれるだけあり、かなりの人出があった。

天文館のバス停から寄り道をしつつ照國神社までやってきた。目的地までもう少しである。

照國神社に少し立ち寄った後、脇の階段を上る。真夏の日中ということもあるのか全く人気ひとけが無い。背中にリュックを背負っており、駅のロッカーにおいてくればよかったと少し後悔しつつひたすら階段を上る。木々に囲まれているものの涼しさは感じない。たまたま虫除けを持っていてよかった。

城山展望台へ向かう。

まるで中国に来たかと錯覚してしまいそうなほどの中国人観光客だった。むしろ日本人はいたのだろうか。

桜島
少し雲がかかってしまっている。

来た道を折り返して天文館へ戻る。展望台よりも途中にある開けたところの方が木々に邪魔されずに桜島を見ることができる。

あまりの混雑にげんなりして徒歩で下ることにしたが、バスでもよかったかもしれない。とにかくリュックを背負って歩くにはなかなかハードな道のりだった。天文館通を目指してまだまだ歩く。

国道に終点のようだ。

14:11 いづろ通発

とくに地図を気にせずに市街地を歩いたところ、天文館通よりいづろ通のほうが近かったのでこちらから乗車。

間一髪で雨を回避。

35本目 鹿児島市交通局 普通 鹿児島駅前行

再開発でもしているのだろうか。

14:36 鹿児島駅発

てっきり電車が来ると思っていたが違ったようだ。車内は座席がほぼほぼ埋まる程度に混雑している。

36本目 普通 国分行

対向列車待ちで少し遅れるようだ。

15:15 隼人駅着

隼人駅到着。

再開。

水俣、鹿児島を予定より早く発っているいるため、待合室にて1時間ほど次の列車を待つ。本数が少ないためか、学生がそこそこいたのが印象に残っている。あまりに暇を持て余していたため地図を見ていたのだが、鹿児島県の形はバッククロージャーに似ていると思った。

やってきた。
冷やしているのだろうか。

16:19 隼人駅発

37本目 普通 都城行

いつか降りてみたい。

17:17 吉松駅着

吉松駅では7分ほどの停車。旅の出会いは一期一会。迎えに来た親は子供と無事遭遇できたようだ。

松と城を結ぶ吉都きっと線は路線名に「吉」が含まれることや、沿線に縁起の良い観光資源が多いことから「縁起のよい吉都線」としてPRしているそうだ。

えびの駅にて

えびのを漢字表記すると「|葡萄野《えびの》」だ。秋になるとすすき野が一面葡萄えび色に変わる景色から名づけられたらしい。山葡萄(古名:葡萄蔓えびかずら)で染められた赤紫色を葡萄色というそうだ。

下校の時間だからか車内は学生が多くなってきた。

18:55 都城駅着

3時間弱で都城駅到着。19時近いがまだ明るい。

南国に来たことを感じる

19:09 都城駅発

本日最後の列車に乗車し、宮崎駅を目指す。

38本目 普通 宮崎行

20:05 宮崎駅着

宮崎駅到着。長い一日だった。

本日は宮崎で一泊。

次回:最長片道切符【5日目】
「思いがけない出来事」

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