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最長片道切符【6日目】「本州上陸」

割引あり

一夜明けて

地震に対する心配が全くないというわけではないが、直観を信じて旅を進める。場合によっては一時帰宅するかもしれない。本日はタイトル通り、本州についに上陸だ。

06:57 飯塚・あいタウン前

まずは新飯塚駅を目指す。駅まであと1キロほどだが、バスに乗車する。朝から2キロ歩いて疲れたのかもしれない。

49本目 西鉄バス 3 普通 新飯塚 近畿大学行

5分ほどで新飯塚駅に到着。乗り物とは全く速いものだ。

新飯塚駅より再開。
とりあえず問題なし

07:17 新飯塚駅発

曜日感覚が薄れる中、通勤客は平日であることを思い出させてくれる存在だ。通勤客の需要はかなりあるようで、座席はそこそこ埋まっているようだ。

50本目 特急かいおう1号 博多行

唯一存命中の人物の名前が列車名になった例
ワンコインで乗車できる
かなり山深いところを通るようだ。

07:58 吉塚駅着

列車は篠栗ささぐり線を通り、博多駅の一駅手前の吉塚駅に停車。最長片道切符のルートはここで進路を東に変え本州を目指すものの、まずは博多駅に向かう。

福岡近辺は通常の日常のように感じた。ラッシュアワーで混雑していたといいうこともあり写真は控えた。

51本目 普通 博多行

普通列車に乗ること一駅、この旅三回目となる博多駅にやってきた。本日はついに博多南線に乗車する。

今回は500系に乗車。あと数年で引退してしまうようだ。仕方がないとは思いつつも寂しさを感じる。新幹線の中ではトップクラスのデザインではなかろうか。

08:22 博多駅発

愛称のない特急に乗車して博多南駅へ。

52本目 特急 博多行

車内は少し狭い。

08:30 博多南駅着

揺られること8分、博多南駅に到着。走るスピードこそ速くないものの、一瞬で着いたように感じた。

JR本州3社の単独駅では唯一本州外に存在する。

折り返しの列車を見送ってから駅の外に来た。

少し駅の周辺を散策する。

0系は既に解体され姿はない。

博多南駅に戻ってきた。朝とは言えども夏の盛りのため蒸し暑い。

帰りはレールスターで。

09:39 博多南駅発

53本目 特急 博多行

博多駅に到着

博多駅ですこし遅めの朝食を。博多駅にはうどんの他にもラーメンがあるが今回はうどんにしてみた。

ICカード対応
ごぼう天うどん
次はラーメンを食べてみようか。

11:10 博多駅発

博多南線の乗車をもって博多観光をしたとみなし、博多を発つ。市内観光はまた別に機会にでも。

54本目 区間快速 門司港行(5分遅れ)

12:07 折尾駅着

折尾駅着。なぜ降りたかは言うまでもないだろう。

おそらくホームにいると思いホームを端からは端まで往復したものの、見当たらない。しかし声は聞こえてくる。はて、どこにいるのだろうと思いコンコースに降りた。

コンコースに下りると一瞬で見つけることができた。あまりに目立っていたため気後れしてしまい一旦駅の外に出た。

わざわざ折尾駅に寄ったのにかしわめしを入手しないわけにはいかないと思い買いに行った。話してみるとなんとも陽気な方だった。昨日は飯塚に泊まったという話をしたところ、政治家の麻生さんの地元だという話を伺った。思わず「あーそうなんですね」と言ってしまったのだが、図らずとも駄洒落のようになってしまって少し恥ずかしかった。

55本目 普通 門司港行

13:42 門司港駅着

10分ほど遅れて門司港駅到着。よさげなベンチがあったのでここで昼食。

東筑軒 かしわめし
大きいものでもよかったかもしれない。

前々から門司港駅には来てみたいと思っていたので今回立ち寄ってみた。

門司観光

九州の鉄道の起点、門司港駅。左右対称な造りは「門」を表現しているとか。

重要文化財の駅舎

本州はもう目と鼻の先に。

バナナマン

14:31 九州鉄道記念館着

一通り門司港を散策したので博物館にやってきた。

14系客車
中に入ることができる

時間になってしまったので駅へ戻る。

潮風号
手前には噴水があるそう

15:59 門司港駅発

56本目 快速 羽犬塚行

16:37 小倉駅発

ついに本州、下関行に乗車する。小倉駅は何回か通ったがこれが最後だ。

57本目 普通 下関行

そのまま下関駅に向かっても良かったのだが、なんだか名残惜しく思ったので門司駅で下車。

ついに九州が終わってしまうという思いと、まだまだ先は長いという思いがせめぎ合う。

17:09 門司駅発

ようやく関門トンネルを超える。ここからはついに山陽本線。

58本目 普通 下関行

デッドセクション。
ついに本州

17:18 下関駅着

下関駅着。降車客が多く、北九州とのつながりの強さを実感した。九州に入るときは視覚的にも実感しやすかったが、鉄道ではなんともあっけなかった。

17:26 下関駅発

まずは山陰本線で日本海側へ。

59本目 普通 滝部行

梶栗郷台地で1泊。

次回:最長片道切符【番外編1】
「九州を振り返る」

(更新したら貼ります。)

次々回:最長片道切符【7日目】

(更新したら貼ります。)

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