【週末住人】地方インターンってどんなことをするの?一週間の体験談と所感
こんにちは!京都府出身の山中駿です!
今回、ゼミの先生からの紹介で一週間という短い期間ですが週末住人のインターンに参加させていただきました。
インターンと聞くと堅苦しい印象があります。しかし、地方インターンはそうとも限りません。この記事では、一週間のインターンで「どんなことできるのか」、「どんなことを感じたのか」、最後に代表の松浦生さんのインタビューも含めてお伝えしたいと思います。
鳥取県用瀬町ってどんなとこ?
用瀬町は鳥取県東部に位置する人口約3164人が住んでいる町です。
街の中心部には千代川が流れており、旧暦の3月3日(今年は4月11日)
に行われる「流しびな」が全国的にも有名で数千人が集まる一大イベントになっています。
また、愛宕山・三角山・洗足山が連なる山々は用瀬アルプスと呼ばれ多くの登山家に愛されています。
古民家をリノビーションした飲食店、川のライトアップ、美味しい空気、きれいな星空など「おしゃれな町」というのが私の最初の印象です。
週末住人って?
常に住んでいなくても地域を面白くする仲間になれたり。
一つの地域にしばられずに仕事や暮らしを楽しむことができたり。
「週末」に象徴する余暇時間に「住人」すなわち地域の一員になる
そんなライフスタイルを「週末住人」と名づけ、人口最少県・鳥取から
Z世代の豊かな生き方を探求する社会実験をしています
インスタグラムでは日々の活動を発信
ホームページでは週末住人の説明、実際にやっている事業などが掲載されています。
実際、どんな活動をしたの?
今回は私のゼミ活動が「地域活性化×食」ということで、もともと興味があったこともあり鳥取の農業や食についてさまざまな体験をしました。加え、地域の文化、人々と触れ合い地域の温かさを実感しました。
初日は食卓を囲んでみんなでご飯をいただきました。ここでは地域の方々、大学生が集まり交流をしました。よそものを温かく迎えてくれる用瀬の方々は本当に優しく、緊張がほぐれました。ご飯も手作りで、蟹鍋の後の蟹雑炊はとても美味しかったです❗️
囲炉裏を囲んでお昼ご飯♪囲炉裏でご飯を食べるなんて初めての経験でした。
みんなでご飯を持ち寄って鍋をしたり、刺身を食べたり、はまぐりを炭火で焼いて食べたり‥「用瀬の洗礼」と呼ばれるおっちゃんが披露するマジックには腰を抜かしました(笑)
実際に用瀬の畑で農作業をしました。時期ではないことから収穫作業はできませんでしたが、肥料を撒いたり、耕運機を使って耕したり、農業のノウハウを聞いたり貴重な体験をしました。自家栽培にしては畑がとても大きく作業することは大変でした。次は夏に収穫体験をしたいですね❗️
用瀬から車を飛ばしてもらい大山にある國吉農園で農業体験をしました。
國吉農園では四季を通して年間30〜40種の野菜を育て、少量多品目栽培の形をとっており、栽培している野菜と穀物は全て自然栽培しています💪サブスクや通販もやっており、販売経路も自社で開拓し、ファンも多い農園です。
ここでは実際に収穫、調整作業、箱詰めまでの作業をしました。農園の方々とワイワイ作業する農作業はとても楽しく一瞬で時が過ぎていきました。年齢も若い方が多く、いつでもウェルカムで気さくな人達でした。
「農業したいならまた来てね」と言ってくださりまたいきたくなりました。
代表松浦さんの友人、マーシーさんの元へお邪魔しました。大山は芝が有名であり、マーシーさんも芝をつくったり、シェアハウスを運営したりと様々なことをしておられます。なんと言ってもワクワク人間、面白い人です❗️写真を撮るときは「メリークリスマス」で写真を撮ります笑さらに鳥取100キロ横断などを企画したり‥
ここではフォトとオノマトペを組み合わせた「フォトマトぺ」で遊びました。フォトは実際に存在する場所で遊び終わったらそこに観光に行くといったこともできます❗️「大山の洗礼」ですね
池本さんは味噌を作ったりお米を栽培されてい方で餅つき交流会や市民共同発電所を通した拠点づくりなど用瀬町屋住で活動されています。
ここでは味噌蔵の見学。そして実際に作った味噌汁を飲んでみたり湧水で作ったコーヒーを飲みました。湧水は人生で一番美味しいお水でした。
環境大学の地域連携という組織のミーティングに参加しました。主に新歓のミーティングで右も左もわからなかったのですが、新歓のキャッチコピーは私の意見が採用されたので嬉しかったです❗️
最終日は用瀬の一大イベントである「流しびな」で流す流しびなを作りました❗️この流しびなは一つ一つ手作りです。そしてこの作業がとても大変で僕は足が攣りそうに何度もなりました。流しびなの作り手も高齢化が進み、担い手が少ないというのが現状です。
活動時間以外の過ごし方は?
週末住人のインターンは自分でオフを作ることができ、鳥取観光など自分の好きなことに時間を使うことができます。オフの日はレンタカーで鳥取観光を満喫しました❗️また、オフの日以外も温泉に行ったり、釣りに行ったり、鳥取の自然を満喫することができました。
美味しすぎる鳥取グルメ
なんといっても鳥取は食が美味しい❗️一週間で行った飲食店を紹介します。
写真にはないですが回転寿司・「北海道」というところが人生で一番美味しいお寿司でした。
他の食事は基本自炊がメインですが囲炉裏での食事で余った蟹鍋で事足りました。
用瀬には飲食店が他にもあるので次行くときは食べにいきたいですね!
インターンを終えての感想
まず、用瀬は人情・自然で溢れる町だと感じました。ここにはよそものを温かく迎えてくる人達がいて、きれいな水・きれいな空気・壮大な自然が魅力であり、この一週間はとても居心地の良い滞在になりました。
インターンの感想は一言でいうと「楽しかった」です。小学生みたいな感想かも知れませんがただ、観光に来ただけではできないインターンとしてきたからこそできる体験、学びがたくさんありました。私は自然が好きで今回は農業体験など、食に関することの体験を主としていましたが、他のインターン生は全く違うことをしています。地方であり、暖かい空気の用瀬、そこに週末住人があることで大学生がチャレンジしやすい環境が整っています。週末住人で一週間滞在することで「こんな生き方もあるんだ」と感じ、この先何十年もある人生のヒントになりました。そして何より用瀬が好きになりました。人生のサードプレイスができた気がします。曖昧ですがいろんな人と出会っていろんな体験ができるインターンです。早いうちに来てよかったと切実に思いました。ぜひ、地方インターンという選択肢を持っていて欲しいと感じました。またふらっと用瀬に行こうかな
代表松浦生さんへのインタビュー
山中・Q
なぜ大切な時間を使ってインターン生を迎え入れているのですか?
松浦さん・A
ある一定期間いてもらうことで用瀬の魅力を伝えることができて関係人口を増やすことができると思うんです。
地方ってチャレンジしやすい環境が整っていいてZ世代にチャレンジする機会を与えたいなと。地域の関わり方は十人十色で鳥取に年一回でいいから来てもらう機会づくりをしたくて、週末住人はそういう居場所でありたいと思ってます。あとはいろんな人と出会うことで友達を作りたいですね笑
裏話を聞くともっと週末住人が好きになりました。
用瀬の皆さんありがとうございました!
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