それなりに仕事、体調が狂う春(2024年3月の日記)
■3月7日
気づいたら3月がもう一週間も経っていた。いいかげん日記を書くことを癖にしてほしいのに。
大好きなLE SSERAFIM のユンジンが聞いている(ストーリーに今聞いている音楽をアップしてくれる)楽曲を集めてプレイリストにするのにハマっていて、昨日彼女がまたシェアしてくれたのだけど、Laufeyの「Goddess」がとてもいい。これでレイヴェイと読む。
Laufeyはアイスランド出身の歌手で、声が太くハリがあってやさしい。今日はとても体力を使うことをしたのだけど、Laufeyの歌声を聴いたら泣けてきた。つかれている、と感じると春が来た感じがする。「Goddess」は和訳がネットになかったので、自分で和訳してみたりなどした。
最近、自分の存在を許せるようになってきたし、顔色をうかがうのではなく自発的に感謝の気持ちが湧き上がるようになってきた。
◼︎3月8日
本格的に痩せたいと思い、「あすけん」に課金。痩せたいというか、体を薄くして、丸さをなくしたい。
2月はあんなに暖かかったのに、昨日の夜雪が降った。これじゃ桜は咲かないんじゃないか。
それなりに仕事をしている。苦しくない程度。もっと稼ぐ方法はあるのかもしれないけれど、心のどこかでブレーキがかかる。いいことだと思う。昔は、ここでアクセルを踏み込んでしまって疲弊していた。仕事のやりすぎはよくない。
■3月9日
21時くらいまで珍しくパジャマを着ていた土曜日。昼ごろ起きて、ご飯を食べて、パートナーと両家顔合わせの話し合いなどをした。
不本意なのだけど、5月に、いわゆる両家の顔合わせとやらをやることになったのです。コロナ禍に結婚して(その後離婚して再婚したが)、もちろん結婚式なんてあげないけれど、さすがに親同士は会わせたほうがいいんじゃないかということになったので。義理の両親に会うだけで疲弊するのに、そこにうちの毒両親もいるという地獄の時間になることはわかっているのでやらなくてもよかったかもしれないが、開催に至った理由がある。母親同士が一度も会っていないのにLINEのやり取りをしていて、遠くに住む文通友達みたいに仲良くなっているものだから、最初のきっかけづくりはしたほうがいいのではという判断だった。私も大人だからさ。
仕事してラーメン食べに行ってまた仕事。
■3月11日
震災の日。朝からオスカーでアジア人蔑視という嫌なものを見てずっとブルー。ロバウト・ダウニー・Jr.もエマ・ストーンも好きだっただけに残念。
今日は金土日とちょっとずつ進めてきた大きめの校正案件を納品した。17時ごろジムに行ったら、おじさんばかりでなんだか居心地が悪く、すぐ出てきてしまった。平日の14時くらいに行くと誰もいなくて快適なのに。
夜、手作りサルシッチャをつくって食べる。おいしいけど塩分過多。あるけんに怒られる。
■3月12日
雨。比較的おだやかな一日。朝ごはんは、昨日パートナーが買ってきてくれたパオパオの肉まん。メールや電話のストレスがなく、淡々と校正の仕事を家でやる。
宇多田ヒカルのライブは外れる。だって100万人が応募だよ、無理だよ。と思っていたら、パートナー氏が当てていた!!!! すごい! 今日はずっと宇多田ヒカルを聞く。
夜は「落下の解剖学」を観に行ったが、あんまり好きな映画じゃなかった。バイセクシャルの人が出てきたのはよかったなとは思ったけど、それよりも劇中の子どもの置かれる状況が苦しくてたまらなかった。完全に毒じゃんっていう状況だった。今回はレビュー書けそうにない。
毎週聴いているラジオのパーソナリティに子どもが生まれ、「子どもがすばらしい、子どもは宝だ」という話ばかりをされ、嫌気が差してしまう。これについてはきっとまたどこかで整理して書くつもり。
■3月13日
「金貸しの仕事をしている人を見下す発言を同僚がして、聞いていて不快だった。どう考えればいいかわからない」とパートナーから相談される。
■3月17日
結婚指輪というものを買っていなかったが、私がプロポーズのときにもらった指輪をあなたもつければいいじゃんという話になり、伊勢丹に買いに行った。詳細は下記記事を参照のこと。
■3月18日
風が強すぎて外に出たくないと思いつつ、午前中に校正を1件を納品後、買い物に出掛けてみる。吹っ飛ばされそうになるくらい強い風! 地球規模で風ってどうやって発生してるんだろと思って調べたことがあるが、たしか太陽のエネルギーによる気圧が原因だったような。読んでもよくわからない。
カフェラテを2杯も飲んでしまった。ものすごく文章が下手な人の書いた文章を校正しなくちゃいけなくて、イライラする。私が書いたろうかという気持ち。
それにしても最近急に気持ちが不安定である。春の荒れた天気のせいなのか、よくわからないが不安な気持ちになってしまう。
夜、大型の仕事の依頼がくる。うれしいと思うが、こうやってまた忙しくなりそうになることがやや不安。仕事がなければないで悩むのに、もらっても悩む。結局悩むんだからもう仕方ないよな。LE SSERAFIM が日本のテレビに出演してうれしかった。
■3月21日
久しぶりに眠り方がわからなくなった。夜に運動したのが悪かったのか、マンションの隣のひとのエアコンの音がうるさくて眠れなかったのか、読んでいた本がとてもおもしろくて止まらなくなったのか、わからないけど4時ごろにやっと眠れた。
面白かったという本は、『自分で名付ける』という本。著者の青田さんが、妊娠出産したことをきっかけに自分が感じたことや違和感をかざらずにそのまま語った本。
■3月22日
16時くらいまで働く。校正の仕事。
夕方から友達とウクライナ料理を食べに行く。味はおいしかったのだけど、レストランの店員のたちが高圧的だった。お酒を1杯飲み、帰ってもまだ早い時間だったからパートナー氏と合流して居酒屋で梅干しサワー1杯。そのあとバーに行こうということになり、先週観た「ロブスター」という映画で出てきたマティーニという酒を調子に乗って頼んでみたら、恐ろしいアルコール度数で全然飲めなかった。調べたら35パーセントだって。
こんなに酒飲んだのは久しぶりだけど、嫌な酔い方はしていない。今日はきっとカロリー摂りすぎているので、絶対あすけんの女に怒られる。
■3月23日
久しぶりにゆっくり眠れた気がした。体重は昨日の暴飲暴食で2キロ増えていた。あすけんの女に、「今日はアルコールは控えよ」と言われたのに、東京駅でアジア料理を食べた。今日からパートナーが地方出張なので、ついでに東京駅でごはんを食べようという口実で。おいしすぎていつもより食べてしまう。「Noodle House Laundry」というお店、とってもおすすめです。ひとりでも入りやすいから今度はひとりでいこう。
パートナー氏は新幹線にのり、私は帰宅。
暇だったので、過去のnoteの下書きを見返した。タイトルだけ書いてあるものはこういうものを書こうとしてたんだな、とかを感じる。二、三行書いてやめた形跡などをみて、それだけで記憶の糸をするすると手繰り寄せることができる。せっかくだから、下書きのときの気持ちを思い出して文章を完成させたいなと思った。
■3月26日
ここ数日、指の皮が剥けるほど仕事をしていた。ペンの持ち方が少し独特なせいもあって、薬指の皮が剥け、なぜか親指も痛む。
ということで、子どもの頃通った公文の先生がつけていたオレンジ色の指サックを百均で購入し、仕事に導入した。少々ゴム臭いが、ペンだこはガードされる。鬼の納品が続く三月の最終週。