初めて、SRENEXT2024にオフライン参加しました。
8月の3日(土)4日(日)渋谷のアベマタワーズで開催されたSRENEXT2024というカンファレンスに参加してきました。
普段は関西に住んでいるのですが、どうしてもオフラインで参加したくて
初めてオフラインで参加できました。
SRE NEXT 2024とは?
SRE Loungeというコミュニティを中心とした年に1回の大規模なイベントです。
そういうカンファレンスなんですけど、そもそも
SREとは?
近年ますます認知されていっている方法論です。
カンファレンスでは、基調講演だったり、パネルディスカッションだったり、スポンサーLTだったり、公募で決まったプロポーザルの発表だったり、内容は様々で非常にコンテンツが充実していました。
実際に、参加した講演やセッション
1日目
1,Reliable Systems through Platform Engineering
Google Cloud Reliability Advocate, SRE
Steve McGheeさん
SREエンタープライズロードマップの著者の方で
講演自体は英語だったのですが、スライドは日本語だったのがなんだが新鮮でした。
jp-enterprise-roadmap-to-sre.pdf (googleusercontent.com)
感想
信頼性と労力(コスト)の関係は深いものがあります。最初は低コストで結果が得られますが、信頼性を99.9%以上に高めようとすると、労力は格段に増えます。
この部分が印象的でした。
SREエンタープライズロードマップという本も初めて知ったので読んでみて勉強してアウトプットしていこうと思います。
2,Becoming SRE - SREって何から始めればいいの?
四人のSREのエキスパートの方々が登壇され、事前に用意されていたパネルをもとにディスカッションが行われました。実際に立ち見席もでるほどの人気のセッションでした。
感想として、
SREの立ち上げフェーズの話のときに、
課題を可視化することに関して、反発があったり、
SRE自身が事業に関しての理解度がどこまで進んでいるかが重要だったり、
信頼性を下げてしまう課題に対してのアプローチがしにくいですという部分
今後自分自身が信頼性をあげる活動していく上での重要なことだなと感じて、勉強になりました。
あと、SREとしての意思決定・実行スピードの話のとき
過去にSREを増やしすぎて、何か新しい取り組みをする際にがSRE内だけで承認まで完結してしまい、逆に実行スピードが落ちてしまった話は良い気づきになりました。
2日目、
基調講演のJAXAの方の話を生で聞きたかったのですが、疲れて起きれず、ホテルから会場まで間に合わずでしたw
3,オブザーバビリティのマクロからミクロまで〜あるいはなぜ技術書を翻訳するのか
Google シニアデベロッパーリレーションズエンジニア
山口能迪
話の内容は
・マイクロとマクロの議論
・開発プロセスにおけるマイクロとマクロの分類
・ラムズフェルドの4象限
・マクロな開発プロセスでは、未知の要素(Unknown-*)を既知の事実(Known-Knowns)に変換することを目指し、それを実現するためのシグナルを取得する。一方、マイクロな開発プロセスでは、既知の未知(Known-Unknowns)を既知の事実(Known-Knowns)に変え、テスト、ベンチマーク、プロファイリングを通じてマイクロレベルの観察可能性を高める。という内容でした。いやぁすげぇ。。。もっと理解するためにスライド何回も見て勉強します。
他にもいろいろ講演を聞いたのですが、
また公開されているスライドや内容を確認し勉強し記事にかいて行こうと思います。
その他
一日目の夜の懇親会!!
クラブで懇親会!!
ランチスポンサー
株式会社メルカリさん。ごちそうさまでした!
スポンサーブース!!
全社巡れなかったですが、ノベルティグッズ豪華すぎます!!
ありがとうございました!!
2日目の閉会式後に、RIZAPグループさん主催のシカゴピザパーティーに参加しました。感動しちゃいますわ。。。
まとめ
今回SRENEXTに関して、RoadtoSRENEXT京都から参加させていただきました。
気づきもいろいろありました。
・このイベントに参加して、SREの重要性と役割について深く共感できました。開発側やインフラ側との連携や広い視点を持つことが、信頼性を高める上で重要な要素であることを学びました。私たちの人生においても、信頼性を築くことがいかに大切かということが、このイベントを通じて再確認されました。
・またSREに興味を持ってもらうときはEmbeddedというよりもFacilitatorとしての側面が強めのほうが導入するときに最適かなと思ったこと。
・信頼性を高めていく上での
→部門間のコミュニケーション
→技術的なコミュニケーション
→インシデント対応時のコミュニケーション
これを普段の業務の上でもっと磨いていきます。
最後に、
スタッフの方や、スポンサーの方々大変だったろうなぁと思いながら
感謝しかありません。ありがとうございました。
関西でも開催してほしいですね。
東京が羨ましいです。
本当にお疲れ様でした!!!!!!!!!!!
来年めっちゃ楽しみです!
関西戻ります。