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ベルギー編〜半日で巡るブリュッセル中心地〜
フランスでの旅を終え、1日だけベルギー・ブリュッセルを観光。
パリから電車で気軽に行ける距離感がとても素晴らしい。
特急電車タリスでベルギーへ
その日は、午前8時55分発の電車に乗るため、ホステルからパリ北駅へ移動し、
パリ北駅からベルギー・ブリュッセル南駅に運行する特急電車タリスに乗車。
電車に乗るまでは混雑していたものの、乗車後はとても快適に過ごせた。
そもそもベルギー行きを決めたのは、イギリスに滞在している時だった。
偶然、ホステルで出会った日本人からフランスに渡るときのアドバイスをもらい、
その際に「フランスから出国するチケットを用意した方がいい」と言われた。
どうやら入国の税関で次の目的地を聞かれたときに見せる用のチケットらしい。
その人が「友達が何人も止められている」と執拗に言うので、素直に従った。
結論から言うとチケットを見せる間もなく、パスポートだけですんなり通過した。
ブリュッセルに到着
そんなこんなでベルギー行きを決め、今回ブリュッセルを半日で観光することに。
午前10時17分にブリュッセル南駅に到着し、駅周辺の宿泊先に向かった。
チェックインまでは時間があるので、とりあえず荷物を預けて市内観光へ。
事前の調べによると観光地が集まる中心地には徒歩で移動できるらしい。
なんとなく中心地に向かう観光客に紛れて通りを歩き始める。
最初の目的地は、もう決まっていた。
小便小僧、ここにいたのか
はじめにたどり着いたのは、「小便小僧」。
なぜだろう、昔から知っている有名な彫像、名前はジュリアンくん。
爆弾の導火線を小便で消したなど数々の逸話があるという。
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実際に見ると意外に小さい。
カメラで撮影した画像を見ても小便が出ているのか、よく分からない。
滞在時間は、数分程度だったが、それなりに満足した。
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グラン=プラス
ここは、ブリュッセルの中心地にある大広場だ。
市庁舎や王の家、ギルドハウスなど歴史歴建造物に囲まれ、観光客が押し寄せる。
ゴシック・バロック様式の建物群は、コントラスト高めで芸術品のよう。
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広場の中心に立ち、くるりと辺りを見回す。
時代を遡って、別世界に立っているような感覚に陥る。
世界遺産にも登録されているこの風景をいろんな角度からカメラに収めた。
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ギャルリ・サンテュベール
グラン=プラスから歩いて数分で来られるショッピング・アーケード。
聞くところによるとヨーロッパ最古のアーケードらしい。
とりあえず、おすすめに書いていたので来てみた。
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美しい建築を見ることも目的の一つではあったが、一番はチョコレートだ。
食べ物やスイーツ関係に疎い自分でもベルギーチョコくらいは知っている。
オシャレなお店がたくさん並ぶ中、勇気を出してチョコレートを購入した。
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サン・ミッシェル大聖堂
こちらも広場からすぐ来れるような距離感にある。
シンプルな佇まいで、落ち着いた雰囲気が辺りに漂う。
近づきすぎるとなかなか写真に収まり切らない。
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建物の中は、それほど広くないものの、立派な彫像が並ぶ。
白を基調とした空間の中で一際目をひいたのは、奥のステンドグラス。
細かな色彩表現と精緻な細工に魅了された。
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王立美術館・マグリット・世紀末美術館
これは「とりあえず行ってみました」という感じ。
15世紀から近代まで幅広いコレクションを誇る世界屈指の美術館らしい。
展示の中でもこのブロンズ像から目が離せなくなり、2度見、3度見した。
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食べ物まとめ
ベルギーワッフル
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有名だと知らなかったポテト
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あとがき
さて、この辺りでこれからの旅を左右する衝撃の事実が発覚する。
一枚目のクレジットカードが限度額に達した。
正直、これだけなら全然やばくない。
でも、限度額とは別の問題が発生。
それは、海外サイトでの決済ができるクレジットカードがこれだけだったこと。
よく海外に行くときは、「クレジットカードを何枚か用意しなさい」と言われる。
用意する際の注意点として、
海外のサイトで直接決済ができるものにする
海外旅行保険の付帯条件の確認
などが挙げられ、自分もこれを踏まえてカード選んだつもりだった。
しかし、限度額に達したカード以外は決済できない。
具体的に何が困ったかというと、ナショナルギャラリーやルーヴル美術館のように直接公式サイトを通して予約することができなくなる。
こうなると現地の公式サイトから予約した方が簡単だったり、格安だった場合でも決済できるサイトを経由しないといけない。
この問題を解決するための一つの解決策が思い浮かぶ。
それは、「Paypal」を使うことだった。
それからは、ユーレイルパスの高速電車予約の支払いなど、海外サイトでの決済にPaypalを使った。
宿泊先の確保やツアー予約などは、他のカードでもできたので問題なかった。
旅が始まってひと月余りで旅が終わるところだった。
「これで安心して旅が続けられる」と安堵した。
次の目的地は、フランスの南部だ。