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「頼る力」は成長のカギ
こんにちは
東京キャリア支援室 高橋聡子です。
2025年1月より勤務しています。
これからよろしくお願いします。
皆さんの少し先の就職後について、私が直近まで携わっていた仕事での気づきをお話させていただければ思います。
前職では、新入社員の方々の、様々なご相談に応じていました。
大学生から社会人への環境変化は大きく、当初の数か月は誰しも混乱したり、戸惑ったりしている様子でした。
それでも少しずつ仕事を覚え、周りの人間関係や環境に慣れていく中で、落ち着いて取組めるようになっていく方が多かったです。
その中で苦戦している方々には、ある共通点があるように感じました。
それは、「周りに頼る力」が足りないと言うことです。
わからないことは、周りの先輩や上司にすぐに質問して指示を受ければ解決することがほとんどですが、「今は忙しそうだなあ・・・」とか「こんなことを聞いて大丈夫かなあ・・・」など躊躇したり、ひとりよがりの判断をしてしまうことで、問題が大きくなったり、解決が難しくなったりすることが多々あります。
新入社員時代は、何でも質問して良い特別な時期です。
その時期を大いに利用することで、仕事を早く正確に覚えることもできますし、質問することで周りの方々にも歓迎されます。人に頼りにされることは、うれしいことです。
皆さんには周りの空気を読もうとする力がありますが、新入社員時代はこの感度を押さえて、意識的に鈍感になることも必要だと思います。
大学でキャリア支援を受ける場面でも、「頼る力」が大事だと思います。
皆さんにはキャリア支援を受ける機会が用意されていますので、大いに利用し、頼ってほしいと思います。
皆さんとお話できることを楽しみにしています。