ケース面接対策「公共系ケースの解法、例題付き」
本コンテンツでは、公共系ケースのお題の解法解説・実際の解答手順を紹介します。公共系ケースの全てのお題に適応可能な解答フレームワークを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
本記事を読んでいただくメリット
①あらゆる公共系ケースに応用できる思考法が身につく
②構造化スキルが身につく
③例題を使ってブラッシュアップできる
公共系ケースの難しさと誤解
公共系ケースの難しい点は、ビジネス系と違い決まった切り口がないことです。ビジネス系であれば、大抵の場合、売上を客数と客単価に分解することで解決します。一方、公共・社会問題系は売上のような決まりきった要素分解の切り口はないのです。
にもかかわらず、就活生の皆さんはある種思考停止して、どのお題でも決まった切り口を使用してケース面接を解いてしまっているのではないでしょうか。
本記事は、そのような思考停止のケース面接を克服する方法を皆様に提供させていただきます。
公共系ケースを解く上での留意点
大前提、頭にイメージしていただきたいこととして、上図のようなロジックツリーがあります。大論点を基に、中論点A.Bへと要素分解されます。また、中論点はさらに小論点A.Bへと要素分解されています。
ここで、大論点の方から具体化していく思考法のことをトップダウン思考といいます。一方、小論点の方から抽象化していく思考法のことをボトムアップ思考といいます。
公共系ケースの問いでは、ボトムアップ思考→トップダウン思考の順に思考を行います。まさにこの思考順序が、公共系ケースにおける重要なポイントとなっています。
ボトムアップ思考→トップダウン思考を行うことで抽象的で難しいお題に対しても、適切な切り口を見つけ上手く「構造化」することができるようになるのです。
この点は重要なポイントとなるため、最後まで留意して解説をお読みください。
ロジックツリー(構造化)に関して、よくわからないという方はまずは下記の記事を参考にしてください。
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